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水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2017夏 〜最新水塊のレシピ〜(vol.27)』ライブレポート(17.06/18開催)

2017年09月14日

【 天空のオアシス 第二章 】

 

中村さんプロデュースの新展示、2017年の目玉はなんといっても 『サンシャイン水族館・天空のオアシス第二章』! サンシャイン水族館の屋外エリア(マリンガーデン)をリニューアルし、このイベントの24日後の7月12日にオープンを迎えています。

「マツコの知らない世界」に出演した中村さんが、この『天空のオアシス第二章』を紹介するやいなや、Twitterが騒然となるほどのインパクト。中村さん自身も「凄すぎる展示が出来た!」と自信満々。実際、サンシャイン水族館の集客は、このリニューアルをキッカケに前年同時期に比べて1.8倍にも伸びているそうです。

さて、イベント後半はそのサンシャイン水族館の 丸山克志 館長がゲストとして登壇。

 

丸山克志 館長(サンシャイン水族館)
丸山克志館長

 

テリーP
「あれ? 丸山館長、さっきと服が違いますよ。いつの間にか着替えました? 」

丸山館長が着ている黄色のTシャツには「いきもーる」の文字。実はサンシャイン水族館はWeb事業を始めたそうで、変ないきものの変なWebショップ『ikimall』 や、「水族館・動物園が好き!」「いきものが大好き!」という人たちに向けた  ”いきもの特化型SNS” 『How to いきものAZ』をスタートさせるなど、新たな取り組みを始めています。そのプロモーション用のTシャツを着ての登場でした。

丸山館長
「生き物が好きな方、興味のある方は是非、サイトを覗いてみて頂ければと思います!」

…、とPRが済んだところで、さっそく中村さんと丸山館長による 『天空のオアシス第二章』のダブル解説へ。

 


 

マリンガーデンのリニューアルエリアに進むと頭上にモモイロペリカンが往来する空中通路「天空パス」が現れます。

 

頭上にペリカン!「天空パス」
天空のパス

 

■ 天空のペンギン

天空パスの先にあるのが、「マツコの知らない世界」でも 「これは見てみたい!」と大絶賛された世界初の展示 『天空のペンギン』

オーバーハングした水槽をペンギンが自由に飛び回る光景は涼し気な水中感を味わえると同時に、都会のビル群を借景としているため、ペンギンが本当に都会の空を飛んでいるかのような感覚を楽しめます。

 

天空のペンギン
天空のペンギン

 

中村さんによればサンシャイン水族館で飼育しているケープペンギンは 「割とサボリなペンギン」 だそうで、あまり泳いでくれなかったらどうしようと少し不安だったそうです。…が、いざペンギンを放してみたら 「気持ちよさそうに泳ぎまくってくれた!」 とひと安心。実はちゃんと手も打ってあって、

中村さん
「水中に餌を噴出する装置を設けていて、水中でしか餌を捕まえられないようにしてあります。日本の水族館にいるペンギンって皆さん、おかしいんですよ! だって、陸上で上を向いたら餌を貰える。そんなペンギンどこにもおらへん!」

丸山館長
「サンシャイン水族館も今まではそれを良しとしてペンギンの管理してきました。どの子がアジを何本食べたかというの数えて記録する。全然食べてくれない子には無理矢理に口に突っ込んだりしてました。」

中村さん
「食いたい奴が食えばええやん! 今日は胃が痛いから食べたくないとか、そう奴もおると思うよ?」

サンシャイン水族館ではこの機会に、体重測定と動きの観察による体調管理法へとシフトさせていくそうです。あるべき姿=自然の本来の姿に近づけていくということですね。

 

ペンギンが都会の空を飛んでいる
ビルを借景にした

 

■ 屋根がつけられない…!?

 

丸山館長
「とにかく屋上は色々と制限が厳しくて大変でした。建築基準法で屋根を設置することもできないんです。昔の建築基準法で設置できた既存展示の屋根(テント)も一度解体してしまったら再度設置することはできないんです。」

中村さん
「でも、だったら水槽を置けばええやん!と。これは屋根じゃありません!水槽です!ってね。 雨も凌げる水槽ではあるんですけれどもね…。」

テリーP
「実質屋根ということですね!」

中村さん&丸山館長
「違います! 水槽です!!屋根と言ってしまったら負けなんです!」

客席:(笑)

ビルの上層階の屋上という特殊な環境ゆえ、新展示を作るにも厳しい制限を潜り抜けなればらず、しかし、その制限の中でも妥協せずに ”見せたい光景” を最高の形で実現させたのが、この 『天空ペンギン』 です。

テリーP
「中村さん、確かにコレ凄いんですけど、他所の水族館に真似されてしまったりしないんですか?」

中村さん
「うん、よく真似されるなぁ。でも、『天空のペンギ』は狭いビルの屋上だから凄いのであって、これがデカイ水族館の地べたに置いてあっても全然たいしたことないぞ? 向こう側を人が歩いていたり、自動車が走っていたりする。シラけるやん!」

中村さん
「真似してくれるのはむしろ光栄やな。どんどん真似して失敗して欲しい。ウシシ(笑)」

その水族館だからこそ活きる ”弱点を強みに変える展示”、ここに在り!