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水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2017夏 〜最新水塊のレシピ〜(vol.27)』ライブレポート(17.06/18開催)

2017年09月14日

 

■ 草原のペンギン

さて、天空のオアシス第二章、もう一つの目玉が、

『草原のペンギン』

日本の動物園・水族館ではペンギンは岩場や砂場にいるものとして展示されることが非常に多いのですが、丸山館長が南アフリカのケープタウンで行われた世界水族館会議に出張した際に、ボルダーズビーチに生息するペンギンを見に行ったところ、海岸から少し離れた草原に営巣し、そこで子育てをしているシーンを目の当たりにしたそうです。

そういえば、過去の超水族館で中村さんが「ペンギンは岩場よりもむしろ草の生い茂った場所にいることの方が多い」との話をしてくれたことを思い出しました。

そんな経緯もあって「ペンギンの本当の姿、本当の日常を見せよう」 と二人の想いが一致。『草原のペンギン』 の実現へと至ったワケです。

 

草原のペンギン
草原のペンギン

 

ペンギンの糞は非常に強烈で草を枯らしてしまうそうで、掃除や植物の維持など日常の管理を考えたらコンクリートや擬岩の上で飼育する方が遥かに楽。でも「見せたい光景」があるならば妥協を許さずに実現方法を考えるのが中村さんです。この通り見事なオアシスが誕生しました。

 


 

■ 夜は幻想的な癒やし空間に

日没後のマリンガーデンは幻想的なライトアップが施され、心安らぐ癒やしの空間へ。例えば、先程の 『天空のペンギン』の水槽は、夜になると…、、、

 

こんなに美しい水塊に!
夜のライトアップ

 

中村さん曰く、映画「アバター」の惑星パンドラの夜をイメージして演出しているとのこと。

中村さん
「このイメージを実現してくれる照明のプロの人がいなかったので、俺、照明プロデューサーまでやっているのよね。これも色々実験して完成度を高めています。」

 

マリンガーデンのライトアップ
ライトアップ2

 

その他、「カワウソたちの水辺」、「アロワナ・ドラドのジャンプ」、「天空パス(ペリカン)」など、『天空のオアシス・第二章』 には注目の新展示も目白押し。昼も夜も楽しめる都会のオアシスを皆さんも是非体験してみてください。

 


 

■ 今後の展望は…?

『天空のオアシス 第二章』が完成したばかりなのに非常に気が早いですが、サンシャイン水族館がこの先どんな進化を遂げていくのかも気になります。

丸山館長
「前回のリニューアルの時に(サンシャイン国際水族館時代から)変えていない部分も残っているので、今後はそこにも手を入れていきたいですね。」

丸山館長は今回のニューアルについて手応えを感じつつも 「作っていく過程でもっともっと議論を戦わせるべきだった」 と反省も忘れていません。前回のフルリニューアルの際は、中村さんと飼育スタッフが何度も何度も意見を戦わせたそうですが、

丸山館長
「前回、結果として非常に良い展示が出来たこともあって、今回は少ない会議の回数で色々なものがトントン拍子に決まっていきました。でも、そこはもっと中村さんや飼育スタッフの間で意見をぶつけ合うべきだったと思います。」

「勝って兜の緒を締めよ」と言わんばかりにサンシャイン水族館には一切の驕りなし! サンシャイン水族館の第三の矢にも期待が高まります。

 

次は一体何を…!?
最強タッグでさらなる進化を目指す!