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日本エディブルフラワー協会 presents 『花を食べる!vol.3 ~植物男子がもてなす七夕ボタニカル ~ 』 ライブレポート(17.07/05開催)

2017年08月07日

【 メンバー紹介 】

 

■ Juliさん

日本エディブルフラワー協会理事。大手フルーツパーラーで勤務後、独立し、新宿歌舞伎町に夜のケーキ屋さんをオープン。エディブルフラワーに魅了され、ケーキやお菓子作りにエディブルフラワーを積極的に取り入れている。「エディブルフラワーのことをもっと知りたい!」と各地のエディブルフラワー生産者を訪ね歩く中で、彼らの ”想い” に強く共感し、エディブルフラワーの普及活動を始めた。

 

Juliさん(夜のケーキ屋さん)
Juliさん

 

■ 脇坂裕一さん

日本エディブルフラワー協会理事。(株)脇坂園芸・代表取締役。新潟県阿賀野市でエディブルフラワーを栽培。バスツアーなど様々な企画でエディブルフラワーのPR活動を盛り上げている。巧みな話術でエディブルフラワーの魅力を語りまくる ”歩くエディブルフラワー辞典” 。

 

脇坂さん(脇坂園芸)
脇坂裕一さん

 

■ 小松美枝子 先生

日本エディブルフラワー協会会長。ミエコズガーデン代表。ハーブ及びエディブルフラワーの世界的研究家で、日本に初めてエディブルフラワーを紹介するなど日本のエディブルフラワー界を常にリードしてきた。2011年にハーブに関する研究や活動に対してオバマ大統領より「ゴールド賞」受賞、2016年5月には国連WHFの駐日大使に任命される等、国際的にも幅広く活躍。著書・監修本も多数。

前回、前々回はエディブルフラワーやハーブに関する貴重なトークをして頂きましたが、今回は脇坂さん同様、交流に重きを置いて、イベント中は客席を回り、お客さんとお話されていました。

 

小松先生(ミエコズガーデン)
小松美枝子先生

 

ちなみに上の写真で小松先生が手にしているのは 「Ylang Ylang(イランイラン)」 の精油。甘いエキゾチックな香りが特徴で 媚薬 として有名です。

小松先生
「今日の彦星は最高のイケメンよ! この媚薬が3滴あれば想う人を振り向かせることができるの。どうしてもという人はお声がけくださいね。」

果たして、小松先生イチオシの媚薬で、イケメン彦星のハートを射止めたお客さんは現れたのでしょうか…!? (気になる…)

それから素晴らしいお知らせが! 小松先生は新しいエディブルフラワーの本を近々出版予定だそうです。「誰もが携えておきたくなるエディブルフラワーの宝石箱みたいな本にしたい(小松先生)」とのことで、こちらも非常に楽しみです。

 

■ テリー植田プロデューサー(ソーメン二郎)

東京カルチャーカルチャープロデューサー本イベントの司会進行を務める。この日はもう一つに顔である ”ソーメン研究家・ソーメン二郎” として植物男子とのコラボレーション。特別メニュー「花かんむり素麺」 を提供した。

 

テリーP(東京カルチャーカルチャー)
ソーメン二郎

 

※ 本日の主役・植物男子の面々は、登場の都度紹介していきます。

 


 

【 植物男子トークショー/その1 】

 

■ ハーブ王子(山下智道さん)

トークショー1番手はハーブ王子こと山下智道さん。幼い頃から登山家の父親に連れられて野山の草花に親しみ、また母親の影響で生花もたしなんできた。

 

イケメン彦星!ハーブ王子こと山下智道さん
ハーブ王子

 

川を花器に見立てて生け花をするハーブ王子
川で生け花をするハーブ王子

 

テリーP
「なぜ ”ハーブ王子” と名乗っているんですか?」

ハーブ王子
「ハーブというと西洋のカモミールやラベンダー、バジル、ローズマリーなどがイメージしやすいと思いますが、日本にもハーブは沢山あります。オオバコ、ハハコグサ、ハコベ、タンポポ…等々。普段、皆さんが雑草と思っているこれらの野草も実はハーブなんです。」

テリーP
「なるほど。我々がすぐに思い浮かべる西洋のハーブだけがハーブじゃないんですね。」

ハーブ王子
「はい。そして、これら和のハーブ・野草は地味かもしれませんが、昔から日本の生活の一部 (お茶、薬、染物、野草風呂…) となってきました。僕はその伝統を守っていきたいし、現代に復活させていきたいんです。」

なるほど。『ハーブ王子』という西洋的な響きの呼称でありながら、実際に扱うのは日本のハーブ、日本の野草という…。

ハーブ王子
「そのインパクトで、身の周りにある野草に皆さんの興味が向いてくれればと思って活動しています。」

現在は野草研究家として全国各地でセミナーやワークショップを開催。植物好きな参加者たちと野草散策を楽しんだり、野草を使った料理体験など、野草を親しんでもらう場を数多く提供しています。

 

ハーブ王子の研究風景。北海道と東京の野草を比較。
「北海道には大型の野草が多い」とのこと

ハーブ王子、研究中

 

ハーブ王子のマル秘研究ノートを公開
ハーブ王子の研究ノート

 

テリーP
「ハーブ王子のイチオシの美味しい野草ってありますか?」

ハーブ王子
「今ぐらいの季節はスベリヒユがいいですね。それとツルナもオススメです。

スベリヒユ は実は身近な畑などに沢山生えている植物。葉は厚ぼったく光沢があり、茎も多肉質で、酸味のあるヌルっとした食感が特徴。特に沖縄ではよく食べられているそうでスーパーでも売られているとか。ネットで 「スベリヒユ」を検索するとレシピも沢山ヒットするので、入手のしやすさ、調理のしやすさからも初心者向きの野草と言えそうです。

ツルナ は海岸線に多く見られる塩生植物。葉の裏がザラザラとした透明のつぶつぶに覆われていますが、これは余計な塩分を放出し、隔離しておくためのもの(塩嚢細胞と呼ぶらしい)。これのおかげで 「そのまま食べても塩気があって美味しい(ハーブ王子)」 とのこと。

ハーブ王子がプロデュースしたハーブソースも紹介。18種類もの世界のハーブが入っていて、揚げ物にかけるだけでなく、様々な料理にも相性抜群。ハーブ王子のオススメは「焼きそば」だそうです。

 

ハーブ王子プロデュース・ハーブソース
(日本サーナより好評発売中)
ハーブ王子のドレッシング&ソース

 

■ ドリンクスタイリスト・齋藤久平さん

続いてのイケメン彦星はドリンクスタイリスト・齋藤久平さん。この日はバーカウンターでウェルカムドリンクやイベント限定ドリンクを作ってくれました。

 

ドリンクスタイリスト・齋藤久平さん
ドリンクスタイリスト・齋藤久平さん

 

テリーP
ドリンクスタイリストという肩書きは初めて聞いたのですが…」

齋藤さん
「はい。私はもともとホテルで10年ほどレストランサービスをしていました。ソムリエの資格を取って、お料理とワインを提供する立場にいたんですね。料理と飲み物のペアリングを仕事として行っていたのですが、それをもっと広げて、様々なシチュエーションやライフスタイルに合わせたドリンクの提案とできないかと考え、独立しました。」

エディブルフラワーやハーブ、旅を通して出会った地方素材など、自然の恵みを活かしたスタイリングを行う…。それが齋藤久平の仕事だそうです。具体的には、企業・団体のパーティにおけるケータリングや、飲食店でのレシピ開発などを行っているそうで、実際の活動をいくつか紹介してくれました。

 

エルダーフラワーのシロップと旬のいちご使った
スペシャルな季節のスムージー(ローランズ原宿店)
齋藤久平さんの仕事紹介1

 

満開の桜をイメージしたカクテル
(桜のリキュールをカルピスで割ったもの)
齋藤久平さんの仕事紹介2

 

今回のイベント限定メニューの中から
「ラズベリーピーチ」の作り方を実演
齋藤久平さんによる実演

 

齋藤さんの開発するレシピは ”できるだけ誰でも真似できるような手軽るさ” がモットー。なるべく入手しやすい材料を使って、それらを合わせるだけで作れるので、気に入ったドリンクは 「是非ご自宅で作って楽しんでほしい(齋藤)」 とのことでした。

 

イベント中、客席を回るハーブ王子
客席を回るハーブ王子