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水族館プロデューサー・中村元 presents 『中村元の超水族館ナイト2017秋 〜科学離れと水族館の理科教育〜(vol.28)』 ライブレポート(17.10/15開催)

2018年02月13日

カルカルの屈指の超人気イベント 『中村元の超水族館ナイト』 、2018年春の定例開催=通算29回目(2018/02/18開催予定)が今週末に迫ってきました。

ただいまチケット絶賛発売中 …というか、 ”残席わずか” です!

超水族館ナイトファンの皆様、中村元ファンの皆様、そして、まだ超水族館ナイトに参加したことはないけれど「水族館が好き!」 「テレビで見た中村元という男が気になるっ!」という皆様、まずは ソールドアウト必至のチケットの確保 をお願い致します!

さて、私はこの超水族館ナイトにおいて、第9回目からカルカル公式のライブレポートを書かせて頂いていますが、この秋から冬にかけては多忙を極めていたこともあり、なんと前回(第28回目=2017/10/15開催)のライブレポートを書かずに放置していたという…。気づけは次の超水族館ナイトが目前というテイタラク。さすがにマズイということで急遽書き上げて、このタイミングで公開させて頂きました(汗)。何はともあれ、2018年の1発目の超水族館ナイトに向けて、前回の復習をしつつ、気分をグッとアゲていきましょう!

…というワケで、早速、前回2017年・秋の超水族館ナイトを振り返っていきます。

テーマは、そう、『科学離れと水族館の理科教育』でしたね!

 

第二部のゲストは琵琶湖水族館の ”あの人” です!
超水族館ナイト28

 

相変わらずの人気イベントで
開場と同時に続々とお客さんが入場

開場と同時に続々入場

 

近年、テレビや新聞等で「科学離れ」「理科離れ」という言葉をしばしば耳にするようになりました。子供から学生世代における理科に対する興味・学力の低下であったり、また(大人も含めた)国民全体の科学技術に対する基礎知識の欠如や理解不足…等々、その結果として、国の将来の担う研究者・技術者が育たなくなるのではないかと懸念されています。

「科学離れ」「理科離れ」は、決して日本に限った話ではなく、先進諸国全般に見られる傾向のようです。しかし、資源を持たない小さな島国である日本が、未来永劫発展していくためには、やはり ”ものづくり” や  ”イノベーション” を支える基盤が不可欠で、そのための理科教育・科学教育が求められています。

中村さん
「水族館は動物園や植物園など共に科学系(自然系)博物館と呼ばれています。それに対して、自然科学以外の分野(歴史・考古学、民俗、造形美術)を扱うのが人文系博物館です。そんなの分けてどうするんやというのが僕の本音なんやけれども、国の法律(博物館法)でそう決められているんですね。そして科学離れや理科離れが叫ばれる今こそ 『科学系博物館の出番だ』 と言われているんです。」

そんなこんなで始まった文部科学省による 「科学離れを食い止めよ!」 の大号令を受けて、科学系博物館の一翼を担う水族館でも、理科教育を意識した展示や体験学習が数多く行われるようになりました。が、しかし…。

中村さん
「水族館や博物館が提供してきた理科教育や科学教育って本当に効果があったんやろか? むしろヘタクソな理科教育ばかりやってきたせいで、余計に科学離れを起こさせているのと違うか…!? 」

これまでの超水族館ナイトにおいても、中村さんは度々 「水族館は単なる科学系博物館になってはイケナイ!」 「水族館は生物科学を教えるところではない!」 と語っていましたが、通算28回目の超水族館ナイトは、理科教育の視点から、その真意について、痛快な ”超” 攻めトークで深く掘り下げていくものとなりました。

もっとも、全国各地にある水族館の展示が全てダメというワケではなく、科学系博物館という古い枠組みから脱却し、本来あるべき展示の姿を実現している水族館も現れ始めています。

イベント後半(第二部)では、中村さんが 「とても優れた展示を行っている」 と高く評価している 滋賀県立琵琶湖博物館 から 金尾滋史 学芸員 をゲストに招き、その特徴ある展示の意図やこだわりについて徹底トーク

さらに金尾さん、実は超水族館ナイトにおいて、毎回アンケートを配布し、それを集計している方でもあります。今回、その衝撃的な分析結果も初披露してくれました。さて、どうなった!?

 


 

【出演者紹介】

■ 中村元
(水族館プロデューサー)

鳥羽水族館入社後、アシカトレーナー、企画室長を経て新しい鳥羽水族館をプロデュース。副館長を務める。2002年に日本で唯一人の水族館プロデューサーとして独立し、新江ノ島水族館、サンシャイン水族館、おんねゆ北の大地の水族館(山の水族館)の展示プロデュースを手掛け、いずれも大成功に導いた。

特に昨年(2017年)は ”超” 中村元イヤーとも呼べる活躍ぶり。6月には中村さんがゼロから創り上げた新設水族館 「マリホ水族館」 がオープン! 7月にはサンシャイン水族館の屋外エリア(マリンガーデン)の展示リニューアル 「天空のオアシス第二章」 をスタートさせ、大きな話題を呼んだ。さらに基本計画に関わった   「マリンワールド・海の中道」 も春にリニューアルオープンしている。当然、取材も殺到し、テレビ・新聞・雑誌等あらゆるメディアにも度々登場。

中村さん
「俺さ、ちょっと有名人になっきたからかもしれないんやけど、なんか最近 ”アンチ中村元” みたいな人が増えてきてらしいのよ。あと、ニセモノもおるんよ!(笑)。まぁ、それはそれでなんか嬉しいんやけどな! だって、アンチとニセモノが出てきたらいよいよホンモノちゅーことやから! 」

客席:(大拍手)

 

中村元さん(水族館プロデューサー)中村元さん

 

■ テリー植田
(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)

中村さんのトークのお相手はもちろんこの人! カルカルのテリー植田プロデューサー(以下テリーP)。2008年に「カルカルで水族館のトークをしてほしい」と中村さんに熱烈オファー。以来、中村さんとの絶妙なコンビで毎回チケットソールドアウトの超人気イベントとして回を重ねてきた。奈良県出身で実家は三輪そうめんの製麺所。夏場を中心に ”そうめん研究家・ソーメン二郎” としても活躍中。

 

テリーP(司会進行)
テリー植田プロデューサー

 

第二部のスペシャルゲストの金尾滋史さんについては、のちほど紹介します。

 


 

【オープニング】

 

おなじみの超水族館コンビが登場!
超水族館コンビ

 

テリーP
「中村さん、なんか今日、お客さんいつもと違いませんか?もの凄く若返っているような…!?」

中村さん
「確かに…! 若いな!!」

テリーP
「今日初めてこのイベントに来た人、手を挙げてもらえます?」

(大勢の手が上がる)

中村さん
「うわっ! ええっ! 初めての人こんなにおるのっ!?」

2017年はテレビに出まくっていた中村さん。中村さんを象徴するキーワードである 『水塊』 の認知度も急上昇! そんな中村さんの展示作りに興味を持ってくれた人、共感してくれた人たちが、どうやら多数来場してくれたようです。もちろん、毎回このイベントに参加し続けている ”超・常連組” の皆様も健在!

そんな客席を眺めながら 「嬉しいなぁ!」 と目を細める中村さんです。

テリーP
「ところで、さっきからすごく気になっていたんですが、その首にぶら下げているのはいったい何ですか?」

中村さん
「ああ、これね? 今日は ”カワウソの日” なんです!(ニヤリ)」

 

中村さんが首に下げていたのは…
池袋カワウソまつりとは

 

ズームで寄ってました
池袋カワウソんまつり入場パス

 

実はこの日、東京・池袋(サンシャイン水族館・さくらルーム)では、カワウソ好きの作家さん達による カワウソ作品展示販売会「池袋カワウソまつり2」 が開催されていました。中村さんが首にぶら下げていたのはその入場パス。超水族館ナイトの常連客の一人でもあるホリカワウソさんがそのイベントに作品を出していたのですが、「彼女の描く絵が大好き」 という中村さん、颯爽と会場に足を運び 「ガッツリと大人買いをしてきた!」 のだとか。

 

ホリカワウソさんの作品
『表紙がぜんぶ手描きだよノート』を紹介
ホリカワウソノート

 

カワウソ作家さん達の熱心な創作活動&布教活動も手伝ってか、近年ジワジワと来ていたカワウソ人気がついに大爆発! 2017年は空前の ”超” カワウソブーム となりました。

それに後押しされる形で、全国各地の水族館・動物園から立候補したカワウソ達によるカワイイ頂上決定戦、カワウソ日本一を決める カワウソゥ選挙がついに初開催。この日はその開票結果の発表日でもあり、会場のサンシャイン水族館には多くのカワウソファンが大集結! 推しカワウソの順位に悲喜こもごものドラマが繰り広げられていました。

 

カワウソ84頭による仁義なき頂上決戦、
いきものAZ presents「第一回 カワウソゥ選挙」
カワウソゥ選挙

 

中村さんの冒頭の挨拶もそんな ”カワウソ日” に因んたものに。

中村さん
「日本中で飼われているカワウソがこれからも元気で、ますます可愛くなりますように祈念しますと同時に、ここにいらっしゃる既に綺麗で可愛い女性の皆様方が、益々綺麗で可愛くなりますことを祈念を申し上げまして、乾杯をしたいと思います。乾杯~~~!」

 

恒例の乾杯で超水族館ナイトがスタート!
カワウソ的乾杯

 

超満員の客席も声をそろえて乾杯
客席も一斉に乾杯!

 

毎度の宣伝となりますが、超水族館ナイトの乾杯は是非コチラのイベント限定ドリンクで…!

 

イベント限定 『超水族館カクテル』
超水族館カクテル

 

超水族館カクテルは超水族館ナイトをイメージした爽やかな色合いのカクテル。実は毎回同じではなくテイストを少しずつ変えていたりします。今回は アマレット+ジンジャーエール+ブルーキュラソー+レモン という組合せ。

他、イベント限定のフードも提供されていました。今回はコチラの3品。

 

あんこうの唐揚げ ジュレポン酢添え
あんこうの唐揚げ

 

きびなごのエスニックエスカベッシュ
きびなごのエスニックエスカベッシュ

 

炙り〆さんま
炙り〆さんま

 

前置きが長くなりましたが、では、さっそく本題へ。

 

前半のテーマトーク始まる
前半のテーマトーク始まる