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国道ナイト~“国道”が分からなくなってくる

2008年04月14日

熱狂的な国道マニアが全国から集う

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2008年4月5日、ついに開催された国道ナイト。
「ついに」というのは大げさではなく、今日集まっているお客さんはこの日を待ち望んでいたに違いない。そう思えるほどの熱気にカルカルは包まれました。
「国道」というのは、みなさんが知っている、ふだん通っているあの国道です。要するに道路です。
国道にマニアが存在するというのは知っていましたが、こんなにもたくさんの熱い国道好きが集まるとは、びっくりしました。

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国道マニアで満員のカルカル

「酷道をゆく」出版記念

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「酷道をゆく」(イカロス出版)

国道趣味のジャンルの一つである「酷道(国道なのに未舗装だったり狭かったり階段だったり道がなかったりする道)」を紹介した書籍「酷道をゆく」が出版されるのにあわせた今日のイベント、国道界を代表するゲストによるマニアックなトークが繰り広げられました。

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左より大山 顕さん、松波 成行さん、渡辺 郁麻さん、ぱんかれさん、長谷川 栄一さん、大野 達也さん

酷道スライドショー

イベント前半は日本全国の「酷道」の写真を集めたスライドショーです。
スクリーンにこれから紹介する国道の番号標識(国道25号などの数字が書かれた標識)が映ると、会場から「うぉー」というどよめきが起こります。
僕には何のことかわかりませんが、お客さんは国道○○号と聞くだけで、どんな酷い道なのかすぐにわかるらしいのです。

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どんなに酷い道なのかを自慢げに語る松波さん

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一人で行くと危ない国道もあるそうです

トーク自体は「国道好き」というマニアックな話題なのですが、逆にいうと「国道が嫌い」という人はそんなにいないわけで、そういう意味では誰にでも身近な話題でもあり、僕のようなマニアではない人間も楽しく聞くことができました。
むしろ途中から、「あれ、俺って国道好きなのかな?」と思うようになってしまいました。
「しまいました」というとなんだかいけないことみたいですが、「酷道」をふくめた国道の見方が変わったのは確かです。

高速道路フォント

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首都高速道路株式会社の長谷川さんは質問攻め

後半は高速道路の文字を再現しよう計画という計画についてです。
そういわれても、普段自分で車を運転しない人にはちんぷんかんぷんでしょうが、
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フォント提供ぱんかれさん

高速道路の案内板に使われる↑このような文字を普段使うパソコンで使えるようにしようというプロジェクトです。
東京の首都高速道路では、最近このフォントにかわって、普通のゴシック系のフォントを使った案内表示板が増えてきているとのことで、失われつつあるこのフォントを探して首都高を旅した様子が紹介されました。

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これが高速道路フォントです

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よくみると違います。みなさんわかります?

かわいい字です

この高速道路のフォント、見れば見るほどかわいらしいですよね。
視認性の良さを中心に書かれているのでしょうが、なんとも味のある字体です。
このフォントは上記のサイトで配布されていて、さっそくインストールして上のサンプル画像を作ってみたのですが、おもしろくて余計な文字を入れてみたり、すっかり遊んでしまいました。

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手書き文字のため、羽田の「羽」の字は3種類もあるらしい

イベント終了後の楽屋

イベントが終わったあともお客さんは帰らずに、出演者の方やお客さん同士で国道に関する会話を続けていました。
よくこんなに話題が尽きないものだなと感心するやら驚くやらでした。
お客さんが全員お店を出て、出演者とスタッフだけになってもまだまだ濃い内容の話しが続いています。

出演者のあいだからは早くも「国道ナイト第二弾」の声も上がっていました。
気がつくと僕も「また見たい!」と思っていました。
すっかり国道ファンになったようです。