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ダムナイト ~大堰会(だいえんかい)~

2008年06月02日

こんどは「ダム」です

「国道ナイト」に引き続き土木系のイベント「ダムナイト」というのが去る4月19日に開催されました。
道路よりはダムの方が、わかりやすいような気もしないではないですが、「好きなものは何ですか?」と聞かれて「ダムです」と答える人たちが集まるイベントというのは、やっぱり普通とはいえないのではないかと思います。

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しかし、今日もカルカルは満員

でもお客さんたちは、ちょっと変わった趣味として「ダム」を選んだのではなく、ただ普通にダムが好きなのだという感じです。

僕自身も、ダムを見てかっこいいなとは思います。自然の中に巨大なコンクリートの人工建造物があるというのもかっこいいし、それがそれがたくさんの水を蓄えて、湖を作っちゃうというのもかっこいいなとは思います。
けれども、だからといって休みの日にダムめぐりなんてしないし、飛行機に乗ってダム見学をしたりはしません。

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ダム界を代表するマニアのみなさん

しかし、今日集まっているのは週末にダムを見に行き、夏休みにダムを見に行き、有休休暇を取ってダムを見に行く人たちです。
それほどまでにダムが好きな人たちが熱く語るのがこのイベントです。


飛び交うダム用語

ステージ上も客席もダムのマニアばかりなので、イベント中は当たり前のようにダム用語が飛び交いましたが、ダム初心者のためにあらかじめ用語集の資料が配付されていました。
ずいぶん親切だなと思いましたが、進行役の萩原さん曰く「ステージ上でいちいち用語を説明するのが面倒だから自分で調てください。」と。
それでも、イベントが進むうちに用語集を見なくても話の内容が僕でも理解できるようになってきました。
少しずつダムに歩み進んでゆく自分自分に気づいた瞬間でした。

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国内のみならず話題は世界へ

存在しないダムを推測

ステージ上ではいろんなアプローチからのダムのプレゼンがありましたが、僕が一番印象にのこったのが、夜雀さんの「幻の後野ダム」でした。
計画されただけで建設されなかった、存在しない後野ダムというダムを、残っている資料や周辺の環境(川の水量など!)をもとに、もし完成していたらこうなったはずだ、と想像して、その完成予想写真まで合成していたんです。
これはもう、「好き」の領域をこえていますよね。
だって、作っちゃってるんだもん。
マニア揃いのお客さんからもどよめきが起こりました。

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緻密な研究の末、詳細なデータを予測

ダムが好きな人が好き

イベント終了後は、ステージもお客さんも一緒になってダム談義です。
どの人も真剣にダムを語っていて、とてもいい表情をしていました。
このような、いわゆる「マニア」向けのイベントのときはいつも思うのですが、好きなことを好きだといっている人を見ていると、こっちまで楽しくなります。
ダムナイトに来ていたお客さんも、みんなうれしそうにカルカルをあとにして行きました。
その様子を見ていると、なんだかうらやましくなってしまい、
「次のダムナイトまでに少しダムを勉強しておこう」
と思ってしまいました。

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みんな本当にうれしそうだ

(工藤考浩)