ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店

クリエイティブコモンズってそういうことなのか会議(iSummitナイト 08.6.24)

2008年06月28日

クリエイティブコモンズってなんだろう?

6月24日に、クリエイティブコモンズジャパンの
イベントが、カルカルにて行われました。

さて。クリエイティブコモンズってなんでしょう。

不勉強なのでほとんど知らなかったのですが、
いろいろ調べていくうちに面白くなってきました。

一言でいうなら、
ネット社会に適応した新しい著作権の仕組みということだそうです。

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CCは、”Creative Commons”

どういうことかと言うと(完全にききかじりですが)
aさんのAという作品があったとします。

aさんは、自分のAという作品に
クリエイティブコモンズライセンスというものを
付与してあげることで、
「この作品は、勝手にリミックスをつくっていいよ。」とか
「素材として自由に使っていいよ。」とか
意思表示できるというわけです。

従来の著作権というと、作者がどう思おうと、
他人の作品は勝手にいじっちゃいけませんという
暗黙の了解があったわけですが、
特にインターネットの登場以降、
そういう暗黙が崩れつつあるんですね。
まったくもって、聞きかじり虫ですが。

そんなこんなで新しい著作権管理の仕組みを
作ろうと思い立った人がいて、作られたのが
「クリエイティブコモンズ」だというわけです。

色んなアーティストさん
……たとえば坂本龍一さんやコーネリアスの小山田圭吾さん、
漫画家のしりあがり寿さんなども賛同しているようです。

……という話を聞いてて、思わず感心しちゃいました。
世の中って、色んな方向に動こうとしているんですね。

なんだか愛着がわいてきたので、
これからは「クリエイティブコモンズ」のことを、
「クリコモ」って呼ぼうと思います。
未来のネットカルチャーを頼むぜ、クリコモ!

クリコモの祭典「iSummit」前夜祭が、カルカルで!

さてさて、そんなわけで、6/24のイベントのお話です。

クリコモの団体は世界中にありまして、
一年に一度、世界中のクリコモ関係者が集まる
「iSummit」と呼ばれる集まりがあるのだそうです。
一般の方も参加できます。

カルカルで行われたのは、
今年は札幌で行われるという「iSummit2008」の前夜祭です。

世界の祭典の前夜祭が、ここお台場、カルカルで。
まさしく「カルチャーカルチャー」な事件ですね。

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いつになく文化的な空気

立食形式のパーティでは、
クリコモ関係者はもちろんのこと、
作家さん、デザイナーさん、法律関係のお仕事の方など
幅広くいらっしゃってました。超・文化的な空気が充満。

合間合間には、クリコモを使ってさまざま取り組む
皆さんのプレゼンが行われます。

いうなれば、
居酒屋でカンファレンスが行われてる状況なわけです。
かなり新鮮な雰囲気。

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クリコモを使ったサービス紹介

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カルカル史上最高にスタイリッシュなスライドショー

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アーティストとのコラボレーションワーク紹介

Macを駆使したクールなプレゼンテーション。
僕もこんな頭いい大人になりたかった……と思いました。心から。


ニフティの動画サービスも、クリコモに取り組んでます

「音景2008」というコンテストと、
@nifty動画共有サービスの編集機能の紹介もありました。

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@nifty動画共有で、リアルタイム動画編集中

なんと会場で集めたケータイで撮影した写真を
QRコードでメール送信してもらって、
その場でWEB上でスライドショーに編集するという
ハナレワザが繰り広げられました。

まさしく、リアルとネットをつなぐ店ですね。

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「写真送ってください」と場内アナウンス(もう締め切ってます)

ちなみに、@nifty動画共有の編集機能を駆使して
作った動画で、「音景2008」という映像コンテストに出品できるそうです。
http://video.nifty.com/special/onkei2008/

坂本龍一さんや小山田圭吾さん、大沢伸一さん、
ファンタスティックプラスティックマシーン……
彼らの音楽を自由に使って動画作品をつくれるんだって。
すごい世の中だなぁ。

ニフティなんていう最先端のIT企業にいるくせに
すっかりアナログな人間なので、
今の時代の流れの速さに驚きっぱなしでした。
ヴァーチャルな世界で巻き起こってることの、このリアリティ。

ネット上で起こっているリアルな潮流を、
イベントという場で、もっと体感的に見せていく。

今カルカルがやるべきなのは、そういうことなのかもしれないですね。
何せ僕らのゴールは、“ネットとリアルを結ぶ”ことなのだから。

そんなことを強く感じる“前夜祭”でした。

ちなみに、本家“iSummit”は、この夏、札幌で開催されるそうですよ。

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スティーブ・ジョブスでもドッキリで出てきそうな雰囲気でした

(河原あず/カルカルスタッフ)