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王道エンタテインメント、ここに極まれり!?メンペ冬の忘年会ライブレポート(2008.12.23開催)

2009年01月17日

僕らのお台場に、帰ってきたぞ、「メンペ」!!

とても寒い寒い、年の暮れ。
カップルと、彼らを照らすイルミネーションで華やぐここお台場に、
2人の男が、再び降り立ちました。

彼らの名は「メンペ」。
人呼んで、「奇跡のエンターテインメントユニット」

イラストレイター・金子ナンペイと、フィギア作家・デハラユキノリの
2人による、パフォーマンスユニットです。
2008年12月には、ついに渋谷で個展まで開催しちゃいました。

で、2008年夏に、
チケット前売り初日初動0枚から奇跡の120枚完売を成し遂げ、
カルカルを興奮のるつぼにしてしまった、あのメンペが、
クリスマス・正月へと一直線、年末年始感ビンビンの
お台場に帰ってきたというわけです。

前回の模様はこちらで。
http://tcc.nifty.com/report/5784

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メンペオリジナル・直筆看板登場

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道行くカップルも注目してた

派手なPR戦略↑の効果もあってか、
今回も、ほぼ満席。当日券で飛び入りするお客さんも続出。

会場では、ビンビンの年末感をあおる仕掛けをメンペが用意してました。
特別メニューまでつくりました。「メンペのチョコレイト・ディスコ」

やはり、メンペといえば夏に披露されたPerfume「チョコレイト・ディスコ」の
パフォーマンスをみんな連想するのか、とてもよく売れてました。

しかし、注文する皆さん、恥ずかしそうにしてたな。
「チョコレイトディスコ、ひとつ」……。

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メンペといえばやっぱり、「チョコレイトディスコ」

笑えるけれど、笑いだけじゃない、懐深いエンターテインメント。

いよいよ、VTRから本番はスタート。やっぱりメンペといえば、腹芸ですね。

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得意の腹芸でスタート

クリスマスらしく、ゼウスと悪魔の競演でステージはスタートしました。
相変わらず、キモ可愛く暑苦しい演出(ほめ言葉)が素敵です。

腹芸で会場が暖まったところで、遂に本人登場!
やはりというべきか、当然のように女装での登場です。
メンペ忘年会「メン忘」のスタートが宣言されました。

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遂に本人登場!当然のように女装

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これも得意の似顔絵はや描き。子供も大人もおおはしゃぎ

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メンペの一年を写真で振り返ります。ジューン・ブライド

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これはメンペと関係あるのか…?

トークと写真で一通り2008年を振り返った後は、
以前もオープニングムービーなどを制作してくれたという
カトウ監督によるメンペ主演のオリジナル作品が上映されました。

「笑いの要素はいっさいありません。」

そう宣言された映像作品は、中年男性の悲哀を描いた
人間ドラマでした。

金子ナンペイさん本人が泣いてた。
横山店長も泣いてた。僕も泣きました。

笑わせるエンタメだけじゃない、メンペの懐の深さを、あらためて知りました。

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オリジナルの感動映像作品。「笑いの要素いっさいなし」
金子ナンペイさん本人と、横山店長と、僕が泣きました

会場プレゼントもありました。
メンペのイベントはたくさんプレゼントあります。とてもお得ですね。

メンペが自腹で、お客さんにドリンクやフードを振舞いました。
自作の画や、DVDもプレゼントしていました。いいなぁ。

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恒例のプレゼント。きのこマークをあてたお客さんには、メンペからフードをサービス

お待ちかね、ダンスありペイントあり相撲あり、恒例の「メンペ劇=メン劇」!

第二部では、恒例の、ダンスあり、ペイントパフォーマンスありの
メンペ演劇=メン劇です。

前回は、「相棒」のパロディでしたが、
今回は、クリスマスということで、シスターふたりの
友情劇(?)でした。

相変わらず、こりにこった制作っぷりと、演出がすごい。
しかもこれ、当日台本あわせしてましたよね?
一発本番でこのクオリティです。

彼らが登場したときに、観客から沸き起こる歓声もすごい。
エンタメの神様は、彼らに微笑んでいるのか?

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第二部スタート。クリスマスらしい演出です

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情欲に負け、悪魔と化したナンペイシスターと、
悪魔からシスターを取り戻そうとするデハラシスター

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2008年を振り返る画で、天使と化したデハラシスターと悪魔ナンペイが対決

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BGMにあわせて、描き殴り。テンポいい掛け合いが、みていて楽しい

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二人の絵をひっくり返してつないだら、十字架に貼り付けられたイエス登場!

画をつなげて貼り付けのイエスが画の中に登場した瞬間、
十字架の力で悪魔が天使になるという展開でした。

ふたりがばらばらに書いてたはずの画が、ひとつにつながり、
イエスの姿が浮かび上がった瞬間、会場から拍手が沸き起こりました。

いい意味でのふざけっぷりで忘れがちですが、
画のクオリティが高いから、彼らのエンタメ性はお客に伝わるんですよね。

そして画が完成したら、天使ふたりがクリスマスを祝うダンス!
待ってました!

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これもお得意のダンスタイム。BGMはマライア・キャリーの
「All I want for Christmas is you」

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ダンスの後はもちろん、相撲で締め!

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Tバックから「Merry Xmas」のメッセージがでてきて大団円。

ダンスから相撲へ。
書いてみるとよくわかりませんが、メンペにとっては超・王道な展開。
そして何度やっても、きちんと面白い。

そう、メンペのエンターテインメント性は、王道なのです。
彼らなりの王道スタイルを確立しています。
ハチャメチャな中にも、安心して身を委ねられる力が、
彼らの舞台の中には存在しているのです。

客席も、そのことを知っているから大いに盛り上がります。

そのことを証明するかのように、終演後、
会場中から割れんばかりのアンコールが沸き起こりました。

ラスト、メンペダンスで大団円。と思ったとき、事件はおきました。

客席から、たくさんのお客さんが、舞台に飛び出してきたのです。

子供もいました。女性の方もいました。男性もいました。

みんな入り乱れて、メンペと一緒におどっていました。
いや、彼らはみんな、ステージの上で「メンペになった」のです。

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アンコールで、再びマライア・ダンス!

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最後の最後、お客さんが舞台にあがってきて一緒に踊る!

みんなが身を委ねたくなる。
みんなが一緒に、何かをしたくなる。
会場の空気がひとつになる。熱を帯びていく。

それこそまさに、エンターテインメントの王道ですよね。

会場中、舞台上で沸き起こる拍手。
その様をみて、大事なことを、年の終わりに教わった気がしました。

ありがとう、メンペ。またあいましょう、メンペ。

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大団円!ありがとう2008年!ありがとうメンペ!

(河原あず/東京カルチャーカルチャー)