ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店

ヨーロッパ企画2デイズライブレポート(レポート:店長 シンスケ横山)

2009年02月01日

7月にやったヨーロッパ企画2デイズのライブレポをなぜ今頃やってるかというと、ぶっちゃけ今週土曜の「ヨーロッパ企画主催:第5回ショートショートムービーフェスティバル 一般応募作品予選会」の宣伝も思いきりかねたかったからです、すいません。

よく「ヨーロッパ企画って何?アダルトビデオの会社?」とか聞かれますが、当然アダルトビデオの会社とかではなく(つうか“ヨーロッパ企画”というアダルトメーカーがもしあったら逆に気になりますよね)、地元京都を拠点とした劇団で、劇団での東京、大阪、日本各地での公演はもちろん、映画、テレビ、ラジオ、そしてネットも含め、ありとあらゆるメディアでありとあらゆるクリエイティブな活動をする、今最も注目を集めているクリエイティブな劇団です。

こういう人達です。

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マジで学生時代の記念写真かと思った

これが公式のアーティスト写真だそうで、このわざとか素直かわからなさに凄いセンスを感じて一発で好きになりました。

そんなヨーロッパ企画が7月に2デイズでイベントを開催しました。

1日目は夏に池袋で上演された「あんなに優しかったゴーレム」のキャンペーンもかねて、“午後のヨーロッパ企画”というタイトルでヨーロッパ企画の面々が面白いトーク企画コーナーをそれぞれ持ち寄り実現させるというイベントでした。

まず最初に上田さんが子供の頃ハマッたという「MSX」という音楽やゲームが作れる80年代のパソコンでそれぞれが作った曲を発表しよう、という企画。

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左から酒井善史、石田剛太、中川晴樹、諏訪雅、上田誠

もうこの画面からも懐かしい雰囲気が出るてると思いますが、昔のファミコンの超チープなピコピコサウンドで、またみんなが作ってくきた曲のタイトルが「青い鳥飛んでった」「雨のダンス」「三体合体ヨーロッペイザー」「チェリー」など、甘酸っぱいモード全開でとってもなんだかホントに中学時代の友達の部屋で遊んでる雰囲気。

そして続いて「ドット絵ライブペイント」コーナー。内容はタイトル通りだが、「8×8」という超少ない升目の中埋めだけで1人がお題のドット絵を書いて、それを他の人達で当てるというもの。

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これ象ですね

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これ花ですね。角田貴志さんも参加。

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これが「ドラえもんだ」と言う事で「どこが!?」と大議論に

そして休憩後はなんとメンバーの永野、角田、諏訪の3人が住む築60年の京都の「前川荘」とスカイプで生中継ライブ。

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住人の永野さんと京都とのネット生中継成功。横はなんとゲストの前川荘の大家さん!!

永野さんはこのカルカル壇上にいる諏訪さんの部屋に勝手に大家さんと入り込み、「角田さん諏訪さんの部屋が広くて安くてあきらかに差別だ!!値下げしてください!!」と中継直談判。

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「あら?ほんとねえ、じゃあちょっと安くするわよ」と、中継直談判なんと成功。

このシーンは京都と生中継でつないでおきながらも、内容はあまりにもどうでもいい話で、また大家さんがホントにイイ味を出してて僕も腹かかえて笑いました。

そして最後に公演にちなんだコインゲームをやってこの日は終了。

そして2デイズ翌日はヨーロッパ企画内における、謎の自主映画製作集団「黒木組」の作品を一挙上映した「黒木祭~導かれろ!!」。

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右が黒木監督、左は角田さん。

ヨーロッパ企画の本公演には出演しないが、イベント、ネット等々で謎の活動を続ける黒木正浩監督の「智恵光院雀鬼」シリーズ3部作一挙上映。

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ホントに素晴らしいと思ったのが、次回の予告編や様々な映像作品の合間合間にこの「智恵光院雀鬼」の出演者達がそのキャラクターのままにカルカルの会場全体を使い、演劇舞台を繰り広げ、「映像とリアル」の両方をその場で観せたのだ。

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これに音響や照明や演出で僕も関われたのは凄く楽しかったです。

ようするにヨーロッパ企画はこの2デイズで音楽、ゲーム、ネット、映画、演劇を全部やったという事になる。

しかも全部が面白く、全部が「自分達が楽しい事をやる」という欲望に忠実で、ちゃんとエンターテイメントになっている。

こんな凄いクリエイティブな劇団が京都にいるのである。

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終了後まで楽屋で続編の追加撮影。右端で見切れないように気をつけてるお仲間のかせきさいだあさん。

そんな劇団でありながら映像集団でもあるヨーロッパ企画が2004年から主催する映画祭「ショートショートムービーフェスティバル」の予選会がカルカルで開催されます。
「5分以内なら何でもアリ!!」というテーマのもとよそでは絶対観れないようなバカバカしい映画ばかりの映画祭の極北イベント。

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ヨーロッパ企画メンバーはもちろん、多彩なゲスト監督や一般応募の監督が作った作品をたっくさん上映し、集まったお客さん全員と審査員の投票によってグランプリを決定します。
●審査委員長:内田けんじ(映画監督)
●審査委員:秦祐子(ROBOT インタラクティブ・コンテンツ部プロデューサー)、中川晴樹(SSMF運営委員長)、上田誠(ヨーロッパ企画主宰)
●司会:石田剛太・本多力(ヨーロッパ企画)
●参加作品監督名:浅岡健二、石井裕也、今泉力哉、大石英史、業務用菩薩としげる、高岡晃太郎、たかなしてつひろ、ドツルツ、中野守、長峯亘、ポップル・ピープ・プロダクションズ・真壁幸紀

http://www.europe-kikaku.com/projects/ssmf/ssmf5/directors/directors.htm

ヨーロッパ企画が主催する映画祭です。普通じゃ終わるわけなく絶対ブッ飛んだ映画祭になる事間違いないです。

特に自主映画好き、映画ファン、映像、動画クリエイター、そしてヨーロッパ企画に興味のある方は是非お気軽に御来場下さい。
イベント:http://tcc.nifty.com/event/general/13446

イープラスチケット購入サイト:http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002026135P0030001P0006

(東京カルチャーカルチャー店長・横山シンスケ)