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黒沢健一ライブレポート&インタビュー(Vol.1)~祝!08/12/27カルカルライブ盛会+7年振りのアルバム「Focus」リリース!!

2009年03月03日

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  2008年12月27日は、黒沢健一さんの、
  東京カルチャーカルチャーでの二度目のライブでした。

  黒沢健一(以下、敬意をこめて“健一さん”)といえば、
  90年代にブレイクした、たくさんのポップス好きをうならせたバンド
  「L⇔R(エルアール)」のヴォーカルです。
  L⇔Rは98年に活動休止し、現在、健一さんは
  ソロ活動を行っています。

  以下、ライブレポートを書くわけですが、
  その前にお知らせがあります。
  「東京カルチャーカルチャーでのライブに来てくれたみなさん、
   あるいは残念ながら抽選に外れてしまったみなさんに、
   感謝の意をこめて!」と、ご本人たっての希望もあり、
  黒沢健一・ロングインタビューが実現しました。

  カルカルライブのことから、3月4日にリリースされる
  新譜「Focus」のこと、そして彼自身大好きな音楽のこと。
  たっぷり、たっぷりお話を聞いてきました。
  ぜひ、ライブレポートを楽しんだあと、ゆっくり、お楽しみ下さい。

  インタビューから読みたい方は、こちらです!
 

さて、まずは、12月27日に開催された、
「SEAT AND MUSIC 2008」ライブレポートです。

12月の終わりに行われたこのライブは、約100人のキャパに
1,000人以上の観覧希望が殺到する、プレミアムなライブとなりました。
プレミアムな夜の興奮を、ほんのわずかでも、お伝えできたら……

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黒沢健一おススメカクテル「健・キール」。大好評完売!
ちなみにこの手は健一さんご本人です。史上初「手タレ・黒沢健一」

東京カルチャーカルチャーは、飲食をしながらイベントを楽しめる
イベントレストランです。
というわけで、この日のライブの趣向も「ディナー・パーティ」。
この日の雰囲気をもっと楽しみたいと、健一さんが
オリジナルのカクテルを「健・キール」と命名してくれました。

たくさんのお客さんが、「健・キール」に舌鼓を打つ中、
照明が暗転、健一さんがステージに登場です。

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「こんばんわ。黒沢健一です。」

見てください、客席とのこの距離感。
おそらく、こんなに間近にポップスター・黒沢健一を
近くで体感できる音楽ライブは、カルカルのほかに
ないんじゃないでしょうか。

会場の118人全員、ステージにかじりつき。

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キーボード・遠山裕(ゆたか)さんとの絶妙の掛け合いでライブは進行

アコースティックギターを携えた健一さんをサポートするのは、
「Live without electricity」という弾き語りライブツアーをサポートした
名キーボーディスト、遠山裕さんです。

2人の演奏はもちろんのこと、MCの掛け合いも絶妙。
ライブアルバムのプロモーションでFMラジオに出演したときの
エピソードや、「リハーサル中に、お店のスタッフが食べている
まかないご飯のにおいが、気になって仕方なかった」という
エピソードを披露して、会場を笑いの渦に巻き込んでました。

ちなみにこの日のまかないは、マーボー丼。
健一さん、遠山さんも美味しく頂いておりました。

軽妙なトークを交えながら、ステージはテンションを上げていきます。

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しっとりめのナンバーから……

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激しいロックンロールナンバーまで、「ピアノ+アコギ+歌」で演奏

この日の演奏した曲がすごかった。
アコースティックライブでよく演奏される極上のバラードナンバーは
もちろんですが、L⇔R時代にバンド編成でよく演奏された
重厚なロックンロールナンバーまでもが、
ピアノ+アコギ+歌で再現されてました。

健一さん曰く
「みなさんの妄想と手拍子でこの曲は成り立ちますんで!
 マーシャルのギターアンプが二段積みになってるくらいの
 イメージでよろしく!」

そんなMCの後にはじまった曲は、おそらくL⇔R時代以来、
およそ十年ぶりに演奏されたR&Rナンバー「LAND OF RICHES」。

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ギターかきならし、気分はすっかり「ロックンロール・バンド」

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会場を包み込むハンドクラップそしてコール&レスポンス

カルカルが、東京ドームか日本武道館にでもなったかのような
大きな大きなグルーブに包まれた瞬間。

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気分は、アリーナクラス。

そのほかにも、
「上を向いて歩こう」キャロル・キング風カバーや、
シレルズのヒット曲で、ビートルズがカバーした
「Baby It’s You」カバーがあったり。

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カバーからオリジナルまで、バラエティにとんだ選曲でした

3月4日に発売される新作「Focus」から、
「Grow」という曲が、ピアノと歌だけで披露されました。
これが驚くくらいの名曲。次のアルバムへの期待が増す、増す。

「Bye Bye Popsicle」や「Lazy Girl」といった代表曲を次々演奏し、
終曲は、おなじみの「Pale Ale」。拍手かっさい。

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あ・うんの呼吸でフィニッシュ!

「飛ばしすぎて、声が枯れてしまいました。」

笑いながら言う健一さんがアンコールでギター1本で
披露したのは、新曲「ロックンロールバンド」と「リトルソング」。

最後は、名バラード「Hello,It’s Me」でしめました。

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大団円!

しかし、これだけの盛り上がりで、お客さんがタダで
健一さんを帰してくれるはずもなく、
アンコールの大歓声に、予定されてない一曲が
披露されました。

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予定されてなかった「This Song」を演奏

およそ2時間にわたるプレミアムなパーティライブは、
大満足のお客さんの笑顔に包まれて終了しました。

力強いヴォーカルとピアノ、そして魂のこもったギター。
必要最小限の構成ながら、最大のロックンロールが
ステージには満ち溢れている、そんなライブでした。

そんなライブを、ご飯を食べ、ドリンクを飲みながら
かじりつきで眺め、拍手し、歓声をあげる客席をみると、
シンガーとライブハウスとお客さんの間に、
本当に幸福な関係が成立していると実感します。

最後の最後、こんな健一さんのMCで、ライブは締めくくられました。

「自分は、やりたいこと、理想、こだわりが強くて、
 周りから見れば面倒な人間かもしれないですが、
 来年ようやく7年ぶりにニューアルバムが出ます。
 ツアーもあるので遊びに来て下さい」

こだわるミュージシャンがいて、
そんなこだわりに魅入られる人々がいる。

だからこそ音楽は、みんなに愛されていく。

そう実感したライブでした。

さて、ライブの感動が忘れられないうちに、
健一さんから、一枚のプロモーションCDが、カルカルに届きました。

それを聴いてまた、この日のライブの感動を思い出し、
いてもたってもいられなくなりました。

一路、都内某所へと向かい、
黒沢健一さんの音楽がどうしてこんなに
魅力的なのか探るべく、7年ぶりの新譜にいたる道のり、
そして音楽へのこだわりを踏まえながら、
インタビューを収録してきました。

取材予定時間を大幅オーバーして
1時間以上にわたって盛り上がったロングインタビューは
こちらです。
というわけでライブレポートは、まだ終わりません。
3月4日に、7年ぶりの新譜「Focus」を聴くまで、
あのときカルカルに鳴っていた音楽は、続くのです。

引き続き、黒沢健一インタビューをお楽しみください。

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すばらしい音楽を、ありがとうございました!

(写真・文 河原あず/東京カルチャーカルチャー)

【セットリスト】

Speak Easy
スピードを上げてく
Society’s Love
Baby It’s You
Rock’n Roll
Scene39
アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック
Baby Back
Grow(新曲)

(休憩)

Bye Bye Popsicle
上を向いて歩こう
遠くまで
Land of Riches
Lazy Girl
Pale Ale

en1: Rock’n Roll Band
リトル・ソング
Hello, It’s Me
en2: This Song

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