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残念なのはいいことだ。バカレコードナイト!!~春のバカレコ祭り ライブレポート(2009.4.24開催)

2009年05月09日

制作者の意図がどこにあろうとも、
結果「笑う」しかない残念なことになっちゃった本やレコードたち。
そんな彼らを愛してやまないカルカル店長横山シンスケが
「どうしてもやっときたかった」と思った以外に理由が見つからない
「バカレコードナイト」が開催されました。

以前やったら大好評だった「アホアホ本エクスポ」という
残念な本たちの祭典に続き、
今回は愛すべき残念なレコード編ということです。

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バカな子ほどかわいいということで、
愛しい我が子を異常な愛情でプレゼンしてくれたのは、
自らのホームページ「みたらしや」で残念な
レコードコレクションを披露しているカタギな会社員森茂之さん、
ライターでイラストレーターで童貞.com管理人の北村ヂンさん、
テクノコレクター福田タケシさん、
プロ野球音の球宴のヨシノビズムさん、
Fantastic Pitching Machine 野球DJ 中嶋さん

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くせになるかわいさ

森さんはある日
「あぁ一発屋さんのレコードが欲しいなぁ」と思い立ち、
蒲田の中古レコード屋にいったそうです。

そこで見つけたレコードが森さんのバカレコ収集人生への
扉をガチャガチャっと開けてしまったわけですが、
このレコード、昭和55年の5月5日に5パターンのジャケットで
同時発売されていたのです。

「その店に3枚あったんですよね。
 そうなるとあと2枚が欲しいじゃないですか」(森)

よくわかります。

「で、くせになっちゃったんですよね」(森)

ですよね。

「じゃ、いままでどれくらいつぎ込んだんですか?」(北村)
「一番高かったので1万円、全部で10万くらいですかね」(森)

……そ……んなでもないんだな。

「一枚20円とか30円ですから」(森)

ん。あぁ~。なるほど。

たま~にアニメ系でコレクターとかち合うことがあるそうです。
が、基本的に競合相手がいないんですね。
どうしよう。バカレコナイトのせいで競合相手がでてきたら……。
ごめんね森さん。

厳選100本

そんな森さんのコレクションの中から、
本日は厳選された100本がプレゼンショーされました。
「演歌レコード」やら。

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きりきり?

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いか?たこ?

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とまと?

みんな一体どうして。重要じゃないの?名前って。

「音頭」やら。

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全長20メートルくらい?

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それはだめでしょう。

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春夫せんせい…

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せんせい…

ちなみに温度音頭の歌詞は
出演者の森さんのサイトを参照↓。
http://www.ne.jp/asahi/sgmori/mitarashiya/ondo/html/ondo_ondo.htm
せんせい……

ジャンルとして演歌、音頭は残念の宝庫なんですね。
こぶしにのせちゃえばとりあえず大丈夫的な
大らかさが垣間見えます。

さらに「バカディスコ」やら。

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これは売っちゃだめです。

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これはね、終始鞭音とよがり声。ちょっとすてき。

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月光だもんね。ディスコな感じする

“ディスコ”って“THE”とかと同じくくりで考えればいいのかな。

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この間、森さんずっと前のめりでした。かわいいんです我が子が。

で、久しぶりに笑い過ぎて腹筋が震えたこのバカレコ

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我の強い人たち

右端のお姉さんが
ピンクレディーの「ピンクのサウスポー」を歌うんですが、
メロディーが人間カラオケなんです。

イントロから全てお姉さんの横に並んだこの人たちが、
お姉さんの声を掻き消すように、お姉さんの気持ちを打ち消すように、
擬音を駆使して「ピンクのサウスポー」のメロディーをやりきるんです。

みんなすごい「我」。だれも引っ込まない。
唯一、ボーカルのお姉さんが控えめでした。

個人的にですが、今日一番のレコードでした。
これ、どこかで見かけたらためらわないで買って。是非。

そのほか
竹中直人の「笑いながら怒る人」もっかいみたいなぁと
懐かしくなったこれとか

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竹中直人歌うまっ

清水ミチコなんじゃないの?と今でも思ってるこれとか

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いや、絶対清水ミチコだって。

私もここに書くなぁと確信したこれとか

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そこだよね。

森さんの心意気が熱く伝わってくるコレクションたちでした。

改めていい人フッくん

そして後半戦は、北村ヂンさんが
シブがき隊(主にフッくん)をフィーチャー。
三人がアイドル全盛期にやっちゃったそれぞれのソロアルバム。

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アカデミー賞モッくんも、
花まるヤッくんもきっと封印したい過去なんでしょうが
フッくんは2009年4月現在も大のお気に入り。
自らブログで紹介してます。

いいひとだなぁフッくん。

そして、テクノコレクターなのにわりと関係ない
コレクションを披露してくれた福田さん。

中でも逸品はこれ

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キャロライン洋子ってこんな人だったんだ。

上野動物園のカンカン、ランランが大人気だったこの頃。

「さぁ!みんなにごあいさつですよ~!
 まずはカンカンちゃぁ~ん!」

教育テレビチックに甲高い声で呼びかける
キャロライン洋子(子タレの走りな方です)に、

「ヴがぉー」(カンカン本人)

……。……。

「次はランランちゃぁ~ん!」

「ゴうぉー」(ランラン本人)

……。……。……。……。

こぇ~~~パンダって。くいころされそうだぁ。

個人的にですが今日2番目のレコードでした。
これもどちらかで見かけたならば是非!
迷うことはありません。お値打ちです。

そしてラストに野球関連

中古レコード屋では「スポーツ・ドキュメント」の棚に、
わき目も振らず向かうヨシノヒズムさんと中嶋さん。

「力士と野球選手は、レコードいやってほど出してます」(ヨシノヒズム)
と言う通り、野球関連も残念がいっぱい。

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「ボールから目を離すなよ~!」と言いつつ少年の目を隠す

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入団1年目。愛の対象は愛犬サム。アイドル原さん。

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「意外にいい声ですね。バリトンヴォイス」(北村)

んん……しかし堂々と吸ってるなぁ。現役のころだよなぁ。

その他にも「えもやん」てジャンルができそうなほどの
江本孟紀コレクションやら
全体を通してたくさんあった「パクリねた」など
書ききれないほどの残念がいっぱいなバカレコナイトでした。

男子の収集グセはどこまでも。
意味はない。理由は楽しいから。
いいですね、そんな心意気。

次回もあるかなバカレコナイト。
どこかに眠る残念なバカレコのためにも
あるといいなバカレコナイト2。

(ルイm/ライター)