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テレビチャンピオン出場の滝通大集合の「滝ナイト」レポート(by まんじまる)

2009年07月10日

季節も夏を迎え、なんだか蒸し暑い日々が続きますが、そんな暑さをふっとばしてくれる清涼感たっぷりのイベントがカルカルにて開催されました。その名も「滝ナイト!」うはー、滝ですか。ドドドッと轟音をあげて流れ落ち、激しく飛び散る水しぶき、もうこれは気分爽快になること間違いなし!
あの「TVチャンピオン」の「滝通選手権」に出場した滝の達人たちが、日本全国の滝の美しい写真や映像とともにその魅力を楽しく熱く語ってくださいました!

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「TVチャンピオン滝通選手権」で覇を競った滝の達人たちが再びお台場に大集結です!

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左よりテリーP、佐竹敦さん、滝通選手権チャンピオンの森本泰弘さん、大藤泰彦さん。

まず知ってるようで知らない滝の基礎知識。まあ滝とは普通に我々がイメージする通り、基本は水の流れがドドッと落下する場所のことなんですが、きちんと定義があってその落差が5メートル以上で、常に水の流れがあるものが滝と呼ばれるそうです。また一口に滝といってもその形は様々でストレートに一直線に落下する「直瀑」、いくつかの流れになって流れ落ちる「分岐瀑」、いくつか途中に段を置いて流れ落ちる「段瀑」、斜面を流れ落ちる「渓流瀑」、川の流れではなく崖から地下水が湧き出る「潜流瀑」などの種類があるそうです。

そして山地が多く降水量も豊かな我が国日本は、数多くの名瀑が点在するまさに滝の宝庫。環境庁の調査によると「2488本」の滝が確認されて、地図にも表示されています。しかしここで滝の達人たちが熱く叫びます!実はまだまだ地図に載っていない数多くの名瀑があり、それらを全てあわせればなんと倍の「5000本以上」の滝が日本にはあるそうですよ!

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佐竹さんお薦め、群馬県草津町の「常布の滝」。滝の中央に注目!

続いて滝の達人の皆さんお薦めの滝を紹介。トップバッターは佐竹敦さん。mixiにて「四季折々の滝を巡る旅」コミュニティを管理されており、カルカルで開催の「温泉めぐりナイト」にも出演された温泉通でもあります。一度見たら忘れられないようなインパクトのある滝が好きとのことです。
佐竹さんのお薦めは温泉で有名な群馬県草津町にある「常布の滝」。温泉街から離れた山中をひたすら歩いた先に待っています。滝の達人の皆さん曰く「苦労して滝にたどり着いた時の到達感がもう最高」とのことです。さて常布の滝にたどり着いた佐竹さん、岩壁の黄色や赤色を見て、これは硫黄や鉄分だ、もしかしたらこれは「湯滝」(温泉が流れる滝。例「カムイワッカ湯の滝」など)なのでは?これは確かめてみなくては!と思い立ち、なんと自ら滝の中へと突撃!まさしくこれぞ「滝&温泉バカ」の生き様!素晴らし~いっ!・・・・・ちなみに「水」だったそうです。

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大藤さんお薦め、栃木県日光市の「三沢大滝」。大藤さん曰く「滝はフィアンセです」

二番手は大藤泰彦さん。滝の美しさに魅せられ「滝は恋人以上の存在“フィアンセ”です。生涯共にしたいです」と滝への熱いラブメッセージを語っていただきました。全国には素晴らしい滝が多いので「日本中フィアンセでいっぱい」だそうですよ。
大藤さんのお薦めは栃木県日光市の霧降高原の奥地にある「三沢大滝」。落差50メートルの二本の滝が流れ落ち、迫力満点!実はこの滝こそ、最初に話題に出た「地図に載っていない名瀑」の一つで、実は正式な名称すら無く「三沢大滝」というのも仮の名称とのことです。ええ~!?こんな立派な滝なのに名前すら無いなんて~!ビックリです。ちなみにこの滝も山道を5時間かけてやっとたどり着くというハードなロケーション。「二人の間に障害があればあるほど一段と燃えます!」愛するフィアンセのためならどんな試練だって乗り越えられるんですね。素敵です。

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最後は滝選手権チャンピオン森本さん。ええ~っ!?滝を見に行くのにこんなすごい冒険を!

さてトリはいよいよ滝通選手権チャンピオンの森本泰弘さん。パッと見た目は他の二人に比べ小柄ですが、実は一番最強のパワーの持ち主。森本さんの滝めぐりのテーマは「秘境」。滝の中には「秘瀑」といって山中にポツンと滝の表示が載っているけれど、地図にそこへ行くまでの道が示されていない、つまり道無き道を進んでいかなくてはたどり着けない秘境の中にある滝があるのです。その行程はというと、往復10時間以上は当たり前。ザイルを使わなければ進めない切り立った崖が迫り、滝に近づけば強風に流された落水にのまれたりと、まさにアドベンチャー!もちろん日帰りなんて無理、山中でビバークです!

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森本さんお薦め、石川県白山市の「百四丈滝」。往復十七時間の冒険に挑んだものだけが目にすることのできる絶景!

霊峰白山の山中にある「百四丈滝」。落差90メートルの豪快な直瀑。一気に宙を飛んで落ちる高さでは日本で一番だそうです。その行程は本当に命がけの往復十七時間の冒険、日本中のほとんどの人がたどり着いたことの無い秘瀑中の秘瀑です。今回はこの貴重な滝の姿を迫力の映像で紹介、場内に滝の轟音が鳴り響きました。これには一同感嘆の溜息。本当に素晴らしいです。「滝に会いに行くためにザイルワークを覚えました。行程が困難なほど、出会えた時はとても嬉しい」とのことです。
滝の達人の皆さんは、みな滝に「会いに行く」と話します。滝は古来より信仰の対象にもなってきました。力強く音を立てて流れ落ちる姿は、大自然の脈動を感じます。まさしく滝には生命がやどっているのです。

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日本全国の滝ファンの投票による「新日本三大名瀑」も発表。はたして真の「日本三大名瀑」はどこでしょうか!上は今回8位の日光の「竜頭の滝」。

さて今回は佐竹さんが管理されているmixi「四季折々の滝を巡る旅」コミュニティの皆さんのインターネット投票による「新日本三大名瀑」も発表されました。ちなみに従来の「日本三大名瀑」は、熊野の「那智の滝」、日光の「華厳の滝」、常陸の「袋田の滝」といわれています。(やはり他の「三大○○」の例にもれず、三番目はいろいろ諸説あるようです)集計結果を見ると、北海道から沖縄まで全国各地のいろいろな滝が挙げられ、やはり日本は滝の宝庫なんだと実感いたしました。さあ「新日本三大名瀑」に選ばれたのはいったいどこでしょうか?

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これは美しい!今回7位の秋田県北秋田市の「安の滝」。滝の達人たちも大絶賛!

日本の滝を見る時の目安の一つとして1990年に「日本の滝選考会」により決められた「日本の滝百選」というものがありますが、今回のランキングはそれとはちょっと違った生の滝ファンの声を反映するランキングとなりました。今回8位の竜頭の滝、11位の湯滝(ともに日光)は「日本の滝百選」には選ばれていませんが上位に見事ランクイン。「日光は四十八滝といわれるくらいバリエーションのある滝が多く、アクセスの便利な滝も多いので滝に興味を持たれたらぜひ皆さんも気軽に行かれてみてください」とのことです。

滝の達人の皆さん一押しは今回7位にランクインの秋田県の「安の滝」。秋田の山中にあるということで一般的にはちょっと知名度が低いそうですが、もう滝ファンの間では一番美しいとの呼び声高い滝。岩肌を流れ落ちる姿が本当に美しいです。「安」という娘が悲恋のあまり身を投じたという伝説も伝わっており、その伝説を偲んで見るとまた心をしめつけられてさらに美しいとのことです。皆さんロマンティストですね。

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「新日本三大名瀑」第1位に選ばれたのは、日本一の富士山の麓の「白糸の滝」!

4位に袋田の滝、3位に華厳の滝、2位に那智の滝と「日本三大名瀑」を抑えて見事1位に輝いたのは静岡県富士宮市の「白糸の滝」でした。富士山の地下水が白糸のように幾筋にもなって美しく流れる潜流瀑の代表であり、富士山麓観光の目玉として訪れたことがある人も多い国民的人気の滝です。今回会場に来られていたお客さんからも意見を伺いましたが、子供の時訪れた思い出の滝としてとても大好きな滝だそうです。佐竹さんもここが滝の魅力にはまった原点だそうです。まさにみんなで選んだ滝ランキングにふさわしい結果となりました。

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イベント終了後もお客さんたちに囲まれて熱い滝トークをかわす滝の達人の皆さん。絶対きてます滝ブーム!

●「新日本三大名瀑」結果発表

1位 白糸の滝(静岡県)
2位 那智の滝(和歌山県)
3位 華厳の滝(栃木県)
4位 袋田の滝(茨城県)
5位 吹割の滝(群馬県)
6位 称名滝(富山県)
7位 安の滝(秋田県)
8位 竜頭の滝(栃木県)
9位 天滝(兵庫県)
10位 赤目四十八滝(三重県)

皆さんいかがでしょうか。私も今までとくに「滝巡り」を意識して巡ったことはなかったのですが、ベスト10なら8つ、今回投票で名前が挙がった滝一覧表でも知らず知らずのうちに見ていた滝がかなりありました。滝の達人の皆さんは道端で「滝」という文字を見ただけで体が思わず反応してしまうとのことですが(「ピエール滝」とかでも)、そこまでではなくても私も旅先で「○○滝」とか見かけたら気になって立ち寄ってみることがあるし、山に登れば滝、神社仏閣に行けば滝とどこに行っても滝と出会うし、我々日本人と滝とはずっと密接に付き合ってきたんだと思います。実は日本人ってみんな「オール滝ファン」なんじゃないでしょうか!

また滝ナイト第2弾は秋に開催予定です。滝は新緑、紅葉、雪景色と四季折々の素敵な姿を見せてくれます。次回の滝ナイトもきっと素敵な会になることでしょうね。
それでは「滝ナイト2」でお会いいたしましょう。

(まんじまる/ライター)

※滝ナイト2が、早くも決定しました!この興奮を見逃した方は、ぜひ、次回いらしてください。10月17日(土)夜に開催予定です!