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「廃道ナイト」ライブレポート(09.9/6開催)

2009年09月30日

棄てられた道路 ”廃道” に惹かれる人達の最強集会!!「廃道本」発売記念!!「廃道ナイト」(レポート・byクロスケ)

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カリスマ・オブローダー2トップによる夢のトークライブが実現

廃道・・・この言葉を聞いて、すぐに「お~アレか!」と、思い浮かべる方は・・・

少ないと思いますが、今回のイベントは最強にして、もっとも危険な趣味を持つツワモノ2トップの「すごい・イベント」となりました。

何がすごいって・・・先ずは登場から桁外れ

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なぜか?ステージではなく外に向かって盛り上がっている?

なんと!

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出演者がマウンテンッバイクに乗って、バルコニーから登場!

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そのまま、自転車で店内へ!この時点ですでに「期待度K点越え」の予感

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もう1人の出演者『永富さん』は、愛用の大きなザックを背負って登場

東西の廃道2トップによるイベントのスタート

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開始早々に楽しそうな2人のプレゼンター

先ず、廃道とはなにか?「荒れはてた道」や「使用廃止になった道」法律上は
「不要物件」として扱われているらしいのだが、要するに現在は使われなくなった
荒れた道を見つけたら、それが『廃道だ!』

しかし、荒れているといっても、そこはこの二人が追い求める道。
紹介される中には、とんでもない状況の道が・・・。

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廃橋、橋の上を渡りながら撮影中?もちろん、足元は川。こんな橋を見るといてもたってもいられないらしい。

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しかし、どうしても渡れない橋も、残念ながらあるらしい・・・

廃道は現在の地図に載っていない。昔の地図を探し出し照らし合わせると、
旧道が廃道として見えてくることが多く、現在の地図では「点線」で表現されている
歩行者道になっている表記が多いが、実際に行ってみると荒れ果てたいわゆる
「廃道」になっていることが多いとのこと

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地図とのにらめっこ・・・ここが廃道探索の始まり

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近年バイパス工事をした場所に行ってみると、廃トンネル(廃隧道)などを
発見することができる

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雪が降った後など、山にラインが見えたりすると、それが廃道だ!

廃道の種類としては、「旧道廃道」「明治車道廃道」「森林鉄道跡」
「未成道路跡」などが上げられ、それらを探し当てることが廃道検索

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明治車道廃道は、人力車や牛車の往来が多く峠道は九十九折

そんな廃道好きの「ヨッキれん」が【廃道より好きなもの】があると言い出し、
会場はビックリ?

はたして、廃道より好きなものとは・・・

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それはこの写真!

ものすごく標識の多い道路、ようするに厳しい道路なのだが
、そんな風景を見るとグッとくると言う。

口数の多い道(標識・警告の多い道)、老体にムチを打って崖に張り付いている道、
厳しい環境でがんばっている道。そんな道は苦しい場所にあることが多く、
自転車でその道を克服することが、道への感謝であり最高の礼儀で、
その道が過酷な上にバイパスなどにとって代わったとき、生まれるのが廃道。

そしてその廃道をめぐることが「アブローダー」にとって最高のひと時のようです。

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廃道を語るには、現存する道の未来を読む力も必要なようです

休憩を挟んで、第二部の開始

第二部は『廃道 Yes・No クイズ』

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クイズといっても答えを出すより、自分の中の「オブローダー率」の調査のような感じ

全50問の質問に答えていくのだが、コレが非常に面白くて会場全員が
共感できる物から、質問に寄ってはステージの2人意外は、
だれも適応しないような超マニアックなネタまで、幅広いクイズが行われました。

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「トンネル」ではなく「隧道」だと萌える?

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会場のほとんどの人が手を上げるのにも、ビックリ

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コレには永富さん「1人だけ」が、元気よく手を上げた。

※扁額(へんがく)とは、隧道の入口上にある「表札」のような物

そういえば、カルカルの入口に・・・

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永富さんお手製の「扁額拓本」

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クイズの最中も終始笑顔の二人。廃道を語っている時が一番幸せそうだ。

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中には、たぶん非常に・・・深刻な質問も・・・

大爆笑のクイズも終了し、休憩を挟んで第三部は、廃道本の話。

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今回は廃道本に載せることが出来なかったマル秘話や、出版後に明らかになった
新事実などの紹介となりました。

この本を書かれた二人によるマル秘話は必見!

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訳あって、掲載を自粛した謎のループ橋

その後、廃道本の訂正の発表?

実は山形県の「宇津峠」のレポートがあるのだが、この旧道が
実は間違っていたという事実。この発表は初公開で先日地元に出来た
看板が間違っていると思い、行って見たところ見たこともない場所に、
100年以上前の廃道を発見!

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旧道は、旧道なのだが・・・もっと古い「旧・旧・旧道」が隠れていた

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旧旧旧道は、地元の人は知っていたが、文献や大学教授まで間違えていた新事実。

やはり現地へ行くと新たな発見があると、言うことだった。

次に永富さんの発表だが、最近見つけた変わった廃道の発表

コレは、摺子発電所と言う水力発電所と筏(イカダ)を使って木材を運び出す
林業の特殊な水路廃道の貴重な話

Sasikae

現在は新しいダムに半分もぐっていますが、地下を筏士が乗ったまま流れる水路トンネルや発電用の地下水路の探検調査発表は息をのむ内容でした

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ダム湖に半分沈む発電所は、廃道・廃墟マニアならずとも、興奮する風景

このイベントで、廃道とはただの「不要物件」ではなく、先人が切り開いた努力
と交通文化の結晶で、今は森の奥に眠る道の後であるに過ぎない
その場所を見たくなりました。

※ 注意

廃道探索には非常に危険が伴います。出演者は安全を確保した上で調査しています。
今回紹介した物件に関しては立つ事すらままならない箇所もあり、
安易にマネをされますと命にかかわる事故につながる可能性があります。

また、法的に立入りが制限されている場所にむやみに立ち入ると、
罰せられる可能性があります。

万が一、身体・動産その他の物に重大な障害が生じても、
弊社は一切の責任を負いかねます。

(クロスケ。/ライター)