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第3回おばかアプリ選手権 ~デザインハック・ミーティングVol.3~ライブレポート(09.10/30開催)

2009年11月13日

第1回、第2回と大好評だった『おばかアプリ選手権』。
その名の通り、毎回おばかなアプリをプレゼンするこのイベントが、およそ4ヶ月ぶりに開催されました!
今回は実力派の6組がエントリー。
意外と実用的なアプリから、良い意味で「バカだなぁ~」と思えるアプリまで、個性溢れるアプリが揃いました。
果たして、栄光のグランプリは誰の手に?

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司会は「アプリとかあまり詳しくない」と言うデイリーポータルZの林さん(左)と「iPhoneって電話なの?」と言うほど機械オンチのカルカル店長・横山さん(右)。

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デイリーポータルZにも、こんなおバカアプリがあります。どんな内容か気になる人は、検索して実際に体験しよう!

サイバーエージェントチーム 『牛丼ゲーム』

トップバッターで登場したのは、サイバーエージェントの渡辺さんと新居さん。
そして、壇上には牛丼の元と白米が……。
そう、サイバーエージェントチームは、牛丼屋を疑似体験出来るアプリを開発したんです!
まず、ゲ―ム内でお客さんが牛丼を注文します。

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マイケルっぽいお客さんが来店。

お客さんが注文すると、スーパー牛丼センサーAT(Wii Fit的なもの)が注文に応じて米と肉と汁の量を計算し、
プレイヤーに指示してくれます。
プレイヤーはその指示に従い、牛丼を作り、牛丼屋気分を味わうことが出来るんです。

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今回は500g4000円という高級なお肉を使って牛丼を作りました。

スーパー牛丼センサーAT とPCのセンサーがBluetoothで繋がっていて、
肉や白米の重さを感知し、ゲームに反映させているそうです。

リクルートメディアテクノロジーラボ 『MRお天気お姉さん』

続いて、リクルートメディアテクノロジーラボの川崎さんが登場しました。
川崎さんがプレゼンしたのは『MRお天気お姉さん』。
MRとは、Mixed Realityの略で、現実世界と仮想世界を融合する技術です。

“現実世界と仮想世界を融合する技術”……何かムチャクチャ凄そうですよね。
そんな技術を使って、川崎さんはこんなことをやりました。

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おっぱいと融合する川崎さん。

おっぱいは置いといて、技術的には凄いことをやっているそうです。

チームラボ 『らぼかへ』・『アクトトレイン』

休憩を挟んで登場したのは、チームラボの山本さん。
山本さんは『らぼかへ』と『アクトトレイン』の2つをプレゼンしました。
『らぼかへ』は、社内にあるコーヒーメーカーの残量がパソコン上で分かるという、バカバカしいけど結構役立つもの。

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これが実物。ホール測定法というのを用いて、残量が分かるようになっています。

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パソコン上ではこのように残量が表示されます。

『アクトトレイン』は、「トイレの個室に癒しを」というテーマで作られたアプリで、
トイレットペーパーを回して癒される、デジタルサイネージです。
『VVVV』という日本で30人くらいしか使っていないプログラミング言語で作られたこのアプリ。トイレットペーパーを回すと、モニターに映し出されているハムスターが回転するという、安めぐみもビックリの癒し系アプリです。これにはお客さんも拍手喝采でした。

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トイレットペーパーの動きを感知するのは普通のマウス。ハムスターだけに、マウス。モニターではハムスターが回転します。

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回しすぎると、ハムスターは死んじゃいます。

カヤック 『タニマニア』・『パンティノン神殿』

4組目に登場したのは、カヤックの林さんと瀬尾さん。
今回は『タニマニア』と『パンティノン神殿』という、男の夢を叶えてくれるお色気アプリをプレゼンしました。
『タニマニア』の内容を一言で表すと、「胸の谷間を作れるアプリ」。

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まず、iPhoneで女の子の写真を撮ります。

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谷間を作りたい場所をタッチ。

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見事、谷間が出来ました。

オプションでホクロも付けられます。至れり尽くせりですね。

『パンティノン神殿』は、もっとおバカなアプリです。とりあえず、下の写真をご覧下さい。

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パンティーの画像を足元に付けるだけで、女の子のパンティーが脱げているように見えます。

4種類のパンティーが選べるこのアプリ。本当に至れり尽くせりです!

マネトロンズ 『iPhoneアプリ演奏』

2回目の休憩を挟んで登場したのは、日本初のiPhone楽器アプリバンド、マネトロンズ。
メロトロンという楽器をシミュレーションできるアプリ、『マネトロン』を世に広めるべく誕生したこのバンド。
今回は『マネトロン』と、ハモンドオルガンを忠実に再現した新作のアプリを使い、見事な演奏を披露しました。
おバカというよりは、バカがつくほど正確に作られた楽器アプリでした。

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演奏風景はちょっと地味ですが、音は本物の楽器としか思えませんでした。

AR三兄弟 『【AR】農力村の三兄弟』

最後に登場したのは、AR三兄弟。
AR三兄弟のARとは、拡張現実感のことで、AR三兄弟は、拡張現実の世界で生きているそうです。ちなみに、拡張現実とは、“現実世界を、コンピュータを使って増強、拡張する技術”のことです。……なんか凄そう。
AR三兄弟は、マーカーと呼ばれる形を用いて映像を合成することが得意だそうです。
そして、ある日気がつきました。「ナスカの地上絵といったミステリーサークルもマーカーではないか?」と。
そこで、AR三兄弟は、移動に4時間、制作に4時間かけてマーカーのミステリーサークルを作りました。
仮説が正しければ、何かが起きるはず……。
果たして…………

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UFOが、UFOがやってきた! 信じるか信じないかはあなた次第です。

結果発表!

6組の発表が終わったところで、いよいよ結果発表。
栄光のグランプリに選ばれたのは…………『らぼかへ』・『アクトトレイン』をプレゼンしたチームラボ!

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記念のトロフィーをもらい、微笑む山本さん。

さらに、マッシュアップアワード賞にはAR三兄弟。
デイリーポータルZ賞にはカヤックが選ばれました。

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出演者でもあった川崎さんからマッシュアップアワード賞を受け取るAR三兄弟。

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デイリーポータルZ賞の賞品は、持つだけでyoutubeっぽくなるプラスチック板。つい画像をクリックしたくなりますが、動画ではないので無意味です。

第3回も大好評のうちに幕を閉じた『おバカアプリ選手権』。
バカな発想を実現させるのって、かなり大変だと思うんですよ。
大学時代、プログラミングの授業で電卓を作るのでさえ一苦労だった僕は、
「よくこんなアプリ作れるなぁ」と感心しっぱなしでした。
果たして、第4回ではどんなおバカなアプリが登場するんでしょうか?
ぶっ飛んだバカバカしいアプリ、期待しています!

(ライター・たまに大阪)