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秘境駅ナイト!! ライブレポート(09.11/2開催)

2009年11月19日

秘境……それは通常、人が訪れない場所。
そして、人が訪れない場所に、なぜか存在している駅。それが秘境駅。
そんな秘境駅の魅力を、毎日多くの人でごった返しているお台場で語っちゃいます!
秘境駅マニアの人も、秘境駅初心者も楽しめるこのイベント。
これさえ見れば、あなたも秘境駅に行きたくなるはず!

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平日のイベントにも関わらず、会場は満席!

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物販には充実した秘境駅グッズが揃いました。

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「秘境駅に乾杯!」。左からフォトライターの栗原さん、秘境駅訪問家の牛山さん、メディアファクトリー編集の江守さん。

秘境駅って何?

そもそも、秘境駅の具体的な定義って何でしょうか?
ここでいう秘境駅とは、

1、周囲に人家が少なく、豊かな自然のなかにある駅
2、利用者が少なく、存在価値が希薄な駅
3、列車が少なく、道路も未整備のために、到達が難しい駅
4、古い木造駅舎や、周りの雰囲気に旅情を感じさせる駅

のことで、特に4の項目が重要なんだそうです。

秘境駅ベストセレクション!

秘境駅の定義が分かったところで、実際に秘境駅を見ていきましょう。
まず、オーソドックスなタイプの秘境駅から。

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見渡す限り山。そんな中に、ポツンと存在する駅。

この駅はJR東日本岩泉線の押角駅。岩手県にある秘境駅です。
右に傾いている橋を渡らないとたどり着けない、危険な駅。
近くには高校生が住んでおり、その人が主に利用しているそうです。

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これが駅のホーム。もちろん屋根なんてありません。

押角駅も凄いですが、列車が止まるだけまだマシ。
実は、列車が全く止まらない駅があるんです。
その駅は、JR東日本仙山線の(臨)八ツ森駅。
2002年秋、ホリデーもみじ号が停車したのを最後に、全ての列車が通過している、事実上の休止駅です。
誰も使ってないので、駅のホームが凄いことになっています。

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ホームに穴が開いている八ツ森駅。たどり着くのも一苦労です。

ベストセレクションの最後に紹介するのは、JR北海道室蘭本線にある小幌駅。
あたり一面山に囲まれたこの駅は、秘境駅マニアにはお馴染みのスポット。
ちょっと先には海があり、その海岸にはジンギスカン用の鍋が大量に打ち上げられているそうです。

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緑に囲まれすぎた駅。

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これが駅前のメインストリート。どこが道?

日本だけじゃない秘境駅!

秘境駅があるのは、何も日本だけではありません!
そこで、栗原さんが韓国の秘境駅を紹介してくれました。
その駅の名は両元(ヤンウォン)駅。ソウルから列車で約8時間のところにあるそうです。
この駅の凄いところは、地域の住人が勝手に駅を作ってしまったこと。
で、作ったらちゃんと列車が止まるようになったそうです。
日本では考えられないですよね。

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韓国の秘境駅も、パッと見てどこにあるのか分かりません。

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道がないので、線路の上を人が歩いています。本当は線路の上を歩くのはダメなんだそうです。

もっとオススメ! 秘境駅

ここまで多くの秘境駅を紹介してきましたが、まだまだオススメがあります。
栗山さんオススメは、JR北海道根室本線の初田牛駅。
この駅の周辺には集落の跡があり、他には神社くらいしかないんだとか。
最果ての、ちょっと寂しい、日本離れした風景が見られる駅です。

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映画のワンシーンで使われそうな風景。

牛山さんのオススメは、JR西日本三江線長谷駅。広島県にある秘境駅です。
江の川を望む高台にあり、周囲に人家は数軒ほど。
停車は少なく、下りが早朝2本、上りは午後から夜に3本あるだけなので、到達が非常に困難な駅です。
ここには駅ノートというのがあり、ここにたどり着いた人が、記念に何か書いていくそうです。

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傾き、ヒビが入っている駅のホーム。

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駅ノートに風情を感じます。

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イベント終了後はサイン会が開かれました。

ここで紹介した秘境駅は、イベントで紹介した秘境駅の、本当に極々一部です。
イベントでは他にも、海辺の秘境駅、湖の秘境駅、秘境駅っぽいけどわりと普通の駅など、様々な駅が紹介されました。
このイベントを見て、普段自分が使っている駅が、どれだけ普通か実感しました。
そして、死ぬ前に一度は秘境駅に行こう、と思いました。
(ライター・たまに大阪)