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「缶詰酒場!~酒の肴になる旨い缶詰トークライブ~」ライブレポート(09.11/15開催)

2009年12月04日

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缶詰トークライブ第三弾「缶詰酒場」開催!今回は缶詰トークライブの歴史に残る記念すべきイベントとなりました!それは・・・、

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なんと黒川さん、ついに缶詰本を出しちゃいました~~~っ!!

好評の缶詰トークライブ第三弾「缶詰酒場」開催です。“缶詰博士”黒川勇人さんにより、第一弾「缶詰ナイト」は世界の缶詰カルチャー、第二弾「缶詰ナイト2」は国内のご当地缶詰、缶詰工場レポートなど、缶詰の魅力を様々な角度より発信してきたトークライブシリーズですが、今回の第三弾では黒川さん、ついに待望の缶詰本「おつまみ缶詰酒場」を出版いたしました!おめでとうございます!
そして前回より出演のクロスケさんは50年前に発売された幻のレコード「缶詰音頭」復活にチャレンジいたします。果たして缶詰音頭復活なるか?こうご期待!

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お酒のつまみにピッタリな缶詰70種類を紹介。思わずゴクリ。

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ひと手間加えた缶詰レシピでさらに美味しく!

今回黒川さんが出版された「おつまみ缶詰酒場」では、お酒のつまみにピッタリな缶詰70種類を紹介。定番のコンビーフから、前回の工場レポートでも紹介された高木商店の「ねぎ鯖」(今回もお土産の缶詰の提供をいただきました)、歌人斉藤茂吉も大好物だった「うなぎの蒲焼」、珍しい青森のご当地缶詰「いちご煮」まで全国各地の美味しそうな缶詰がズラリ。とても美味しそうな写真付きで紹介されており、これは見ているだけでもうたまりませんね~。さらにもっと缶詰を美味しく味わってもらうためのレシピもあり、こちらは黒川さんの手描きイラストでわかりやすく解説されています。ちなみに黒川さん、本へのサインにはカワイイネコちゃんのイラストも描かれていましたよ。
「子供の頃に初めて缶詰を空けた時、中から食べ物が出てきて、まるで魔法のように見えました。それ以来ずっと追いかけていた缶詰がこうして一冊の本になり、とてもうれしいです」世界中には約1200種類の缶詰があるそうです。「これからも世界中の缶詰を食べていきたい!」とのことです。

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「日本缶詰協会」レポート。缶詰の品質、安全を守り、美味しい缶詰を皆様の食卓へお届けします。

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ツナ缶のパイオニア「SSK(清水食品)」レポート。日本初のツナ缶はなんと昭和4年に誕生!

今回も知られざる缶詰の世界についてのカルチャートーク。日本全国の缶詰メーカーによって組織されている「日本缶詰協会」と静岡市に本社を持つ缶詰メーカー「SSK(清水食品)」のレポートを紹介いたしました。

「日本缶詰協会」では、国内の缶詰の普及やクオリティを守るための様々な活動をしています。とくに研究所では市販されている缶詰の厳しいチェックが日夜行われており、食べ物の硬さ、異物の混入、巻締めの具合など、缶詰の品質や安全を守っています。ちなみに瓶詰、レトルト食品も日本缶詰協会による管理が行われています。「缶詰サンバ」というテーマソングもありますよ。

「SSK(清水食品)」は日本で初めてツナ缶を製造したツナ缶のパイオニア。その歴史はというと、昭和4年に初めて試作品が作られ、翌年に製造販売。えぇ~っ、ツナ缶ってそんな昔からあったの~~!?ビックリ!現在もツナ缶のパイオニアとして原材料のマグロにこだわった缶詰作りをしており、細かいフレークではなく大きいリーフ状で作った「オードブルツナシリーズ」は一品料理としても通用するボリューム満点の味。唐辛子やこしょうで味付けした「ピリ辛ツナシリーズ」など新しい味も次々と開発しています。(今回はお土産の缶詰の提供もいただきました)今回黒川さんとクロスケさんで本社を訪問したのですが、なんとSSKの阿部社長自らが応対してくださり、たくさんのツナ缶を開けて歓迎していただき、ひじょうに緊張しっぱなしだったそうです。

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クロスケさんによる「缶詰音頭復活大作戦」。幻のレコードを探して東へ西へ!

前回の「缶詰ナイト2」での缶詰博物館レポートにて、博物館に収蔵された膨大な缶詰資料の中からクロスケさんがふと見つけた一枚の歌詞。そこに書かれていたのは缶詰のテーマソング「缶詰音頭」!「ミスターまぐろとミスみかん~♪」なんだかゆる~い味わいのこの曲に会場も話題騒然。そして50年前に作られた缶詰音頭の音源を見つけるべくクロスケさんの捜索が始まりました!

まず歌詞の書かれた紙を見ると、いくつか手がかりがありました。製造元はキングレコード、そして歌うはあの大御所春日八郎!どちらもビッグネームだし、すぐにわかるだろうと思ったらこれが大間違い!キングレコードには当時の資料はほとんど残っておらず、春日八郎の歌をほとんど所蔵しているという会津にある春日八郎記念館まで行ってみるもそこでも見つからず・・・。続いて「静岡缶詰協会選定」というキーワードに着目。そこで今度は静岡缶詰協会に問い合わせてみたところ「そんなレコードは知らない」と言われ、さらに静岡中の各所に問い合わせてみるも全く手がかり掴めず、すっかり暗礁へ乗り上げてしまいました・・・。
そこでクロスケさんが最後の望みをかけて電話したのが「SSK(清水食品)」。問い合わせてみたところ「そういうことに詳しい者がおりますので、後ほどお電話いたします」とのこと。やったー、これで手がかりが見つかるかも、とSSKよりの折り返し電話を待っていたところ、かかってきたのは、な、な、なんとSSKの阿部社長自らの電話!「詳しい者」って阿部社長のことだったのか~!クロスケさん再び大緊張です。阿部社長から話を伺うと、缶詰音頭は当時の清水市が地元産業の缶詰をPRするために作ったもので、当時は踊り付きで歌われていたそうです。そしてレコードは静岡缶詰協会の棚に自分が置いたはずだからあるはずとのこと。で、もう一度静岡缶詰協会に電話して阿部社長の置いたはずの棚を探してもらうと・・・、つ、つ、ついに発見、缶詰音頭~~。捜索開始から5ヶ月、ついに見つかりました。クロスケさん、やりましたね!熱い!熱すぎま~~す!

しかしレコードの回転数を見ると「78回転」(蓄音機の回転数)の表示が・・・。ああ、今度はクロスケさんの「蓄音機捜索の旅」が始まります・・・。

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ついに発見!缶詰音頭~~~っ!!

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50年の歳月を経て、再びここに甦った「缶詰音頭」。歌声が心に染み入ります。

さて蓄音機探しも難を極めましたが、またしても執念の捜査で無事ゲット。(クロスケさん、スゴすぎ!)そしてついに50年ぶりに缶詰音頭の盤面へと針が落とされます。50年の年月を感じるプチップチッというノイズ音とともに春日八郎の歌声が流れます。初めて聞いたのになんだか懐かしいメロディ・・・。サビの「ミスターまぐろとミスみかん~♪」の大合唱がどこからともなく場内で巻き起こりました。
今回のクロスケさんの捜索によって、再び甦った「缶詰音頭」。清水の町でも町おこしの一環として、また缶詰音頭の踊りを復活させたいなんて話も持ち上がっているそうですよ。ぜひ見てみたいですね。

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出版に、メディアに、ますます広がる缶詰ワールド!次回もどうぞお楽しみに!

昨年の第一弾「缶詰ナイト」の開催以来、第二弾、第三弾とますます広がる缶詰ワールド。今回の黒川さんの缶詰本の出版、そしてクロスケさんもインターネット番組「クロスケの面白わーるど」の司会と、お二人とも活躍の場を広げています。

この缶詰トークライブシリーズでは毎回私たちの予想を超えた缶詰カルチャーの世界を紹介してくれます。まさに何が飛び出すかわからない未知の缶詰、本当にワクワクしますね。次回の開缶、いや開催を楽しみにしています!

(ライター H.S.)