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ウキウキ深海魚ウォッチング ~深海魚を「見る」「知る」「食べる」!~(09、12,13開催)

2009年12月31日

カルカルの人気イベント!「ミュージアムめぐりナイト」と「水族館ナイト」の夢のコラボレーション。

カルカルで昼間から『深海魚』を語るダークでウキウキなイベント開催!

ミュージアムめぐりナイトの「盛田さん」水族館ナイトの「まんじまるさん」そして、蒲郡市竹島水族館の「小林さん」による深海魚をより深く掘り下げる『深海トーク』

未知なるの海へ、潜水艇「カルカル号」で出発~!

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左よりテリー植田さん、まんじまるさん、盛田さん、小林さん
(被物がなぜか?似合っている小林さん)

~深海の簡単な説明~
ほとんど太陽光がとどかない200mより深い海を深海と呼ぶのが一般的。その深海に住む魚を「深海魚」と呼びます。

そんな暗くて遠い世界に住む深海魚は、意外と身近な食材にも使われており、今回のスペシャルメニューに用意された「金目」もその深海魚の一種です。

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スペシャルメニューは身近な深海魚「金目の煮付け」

第一部は「まんじまるさん」による身近なところで深海魚の展示がある水族館の紹

関東周辺では「東海大学海洋科学博物館」「新江ノ島水族館」「アクアマリンふくしま」の深海魚展示が充実しており、早くも会場は深海潜水艇に乗った気分!

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イベント開始から、スクリーンには見たこと無い魚のオンパレード!

深海には「全身金属のロボコップのような貝」「生きた化石シーラカンス」など、未知の生命がたくさん!そんな深海魚に出会えるのも水族館の魅力の一つ
アクアマリンふくしまでは、売店でシーラカンス焼き(タイ焼きのシーラカンス・バージョン)などもあるそうです。

続いて「盛田さん」による『深海魚・歴史トーク』

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「日本人と深海魚」~その発見とふれあいの歴史~

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深海魚の歴史を江戸時代からさかのぼって解説する盛田さん

江戸時代に当時の人が写生した貴重な記録が日本各地に残っています。特に日本沿岸に打上げられる巨大で不思議な深海魚「リュウグウノツカイ」と言う魚の記録は充実しているようです。

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江戸時代に発見された「リュウグウノツカイ」大きすぎて「果たし状」のような巻物に・・・

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「リュウグウノツカイ」のサイズを解りやすくする為の画期的な装置を、頭に設置したテリーさんとまんじまるさん

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「チョウチンアンコウ」が生きて捕獲された日を盛田さんは、記念日に命名したいようです(あくまでも、本人の希望)

大正時代に入ると停電でまっ暗になった水族館で偶然魚が光っているのが発見されたり、昭和の戦争時代では重要な食料として注目を浴びたりと、人の歴史と深海魚の動物学的発見は身近な所にあったようです。

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最近でも、お弁当屋さんで使われている白身はなんと「ホキと言う深海魚」

近年の「海洋深層水」ブームでは、ポンプから吸い上げられた多くの深海魚の中には、貴重な種類もいるようです。

沖縄のポンプからは『ヒョウ柄の魚』が発見され、その後紀伊半島の底引網にかかった同じ魚が、竹島水族館に運び込まれ、学芸員の小林さんも見たこと聞いた事も無いこの不思議な魚に悪戦苦闘、図鑑にも載っていなくて大騒ぎになったそうですが、なんと「新種」の深海魚だったそうです。

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「ヒョウ柄の深海魚」の生きた貴重な画像『ヒョウモンシャチブリ』

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深海魚と日本人とは「縁遠いようで身近な存在」であったようで、「好奇心」と「食欲」を満たしてくれる存在だそうです。

後半は、蒲郡市竹島水族館の小林さんとスペシャル・ゲストの登場
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被物を取って、トークに望む小林さん(右から2人目)

まずは、水族館での飼育員も仕事の説明からです。竹島水族館は入館料500円で、480種類も生物を飼育しており、大きなカニ「タカアシガニ」の展示が充実しているそうです。

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バックヤード(水槽の裏側)での作業風景

そして今回の 【スペシャル・ゲスト】 登場

なんと、愛知県の竹島水族館から新幹線に乗ってやってきた「深海生物」
生きた「オオグソクムシ」の登場!

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ステージ上に生きた深海生物が登場!

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深海生物の登場に、テリーさんは逃げ腰・・・

今回、水族館でも触ることができない生きた「オオグソクムシ」を会場でお客さんにも触っていただけるサプライズ企画

女性の方が率先して手に取っているシーンが印象的!

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お客様もオオグソクムシを手に記念撮影

突然の深海生物の登場に、会場は大賑わい!そんな盛り上がった雰囲気の中、ステージでは深海魚と飼育員さんの苦労話と裏話へ

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タカアシガニの寸法を測ると思えば、夜中2時に港へ飛んでいくことも・・・

飼育員の仕事は、飼育している魚の相手だけでなく、天然の魚を取る漁師さんとの連携も大切で、突発的なサービス残業の連続だそうです。

ここで、竹島水族館からもう1人飼育員さんの登場


「グルメハンター・さんちゃん」こと「三田さん」がステージにあがり、水族館で深海魚の「味」に付いて展示を行ったお話です

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水族館で見たことも無いような深海魚を料理して食べる展示を行った「三田さん」(右)

昔はお客さんが「美味しそうだな~」と言うと、飼育員さんが睨むようなこともあったんですが、「味」も情報の一つであり「美味しそうだな~」と言うお客さんに「こっちの方が、美味しいですよ~」と、抵抗無く味の説明も出来るような展示を行って見たいという気持ちから始まった展示です

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見た目に美味しそうな魚ですが、身がぜんぜんなくておろすのに大変だったとか・・・

最初は、小林さんが美味しそうな魚を食べてはじめ、そのうちグロテスクな深海魚にもチャレンジをしたのですが、さすがにオオグソクムシを食べ始めるときに、抵抗があり「三田さん」の出番になったようです。

結局、食べてみると身が少なかったり、ドロ臭かったり、味が無かったりと・・・

食用に向かないものが多く、食用になっていない理由を体を張って体験できた三田さん

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まぼろしのタコ「幽霊ダコ」も・・・

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三田さんにかかれば、すっかり料理

しかし、味は・・・非常に残念な結果・・・(T∇T)

そして、今回のスペシャル・ゲストの「オオグソクムシ」も「焼き」と「茹で」にされ食べたそうですが・・・

味はシャコに似ているのですが・・・・いかんせん形が・・・

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「さんちゃん」にかかると、グロテスクな深海生物も食材に・・・

でも、これも立派な展示のため!五感で体感した真の情報展示が聞けるのが「竹島水族館」なんですね。

竹島水族館は頻繁に水槽の入替えも行われ、来るたびに違った魚を見れる水族館展示を行って、何回来ても楽しめる水族館として、日々展示に力を入れているそうです。

是非、愛知に来た時は、お越しください。
(居なくなった魚は、決して食べちゃった訳では有りませんので、ご安心ください)

漁業大国日本は、歴史の上でも昔から深海魚にも深くかかわり、近年では知らず知らずのうちに、深海魚を口にしている。

深くて遠い深海魚も、実は我々のすぐ近くにいる身近な存在だと教えてくれたイベントでした。

【ライブレポーター・クロスケ】