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ゼロ年代の締めはダム!「ダムナイト3~大忘堰会(だいぼうえんかい)~」ライブレポート!(09.12/27開催)

2010年01月18日

2007年8月16日、「TOKYO CULTURE CULTURE」オープン。
最初のイベントは、次長課長の河本さんによる「河本さん家~引っ越しました」。
そこから本日まで、実に370本以上のイベントが開催されてきました。
そして今日、ゼロ年代最後のイベントが開かれました。
さらばゼロ年代!ようこそ10年代!
ゼロ年代最後のイベント、「ダムナイト3~大忘堰会(だいぼうえんかい)~」の模様は以下から!

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2009年の締めはダムだ!

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前回の「ダムナイト2」は2009年GWの最終日だったりと、
何かと節目に開催されているダムナイトですが。
今回は年末らしく「大忘堰会(だいぼうえんかい)」と銘打って開催されました。
今年あった苦労も嫌なことも、水に流して新年を迎えようよ、ダムだけに、
という思いがあったとか無かったとか。

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今回もダムドリルは健在。
前回よりも、遥かにレベルアップしてます。

今回のダムナイト3の演者さんは、
・萩原雅紀 / ダムサイト
・takane / ダム日和
・夜雀 / 雀の社会科見学帖
・ふかちゃん / Dam’s room
・琉 / DamJapan(現在閉鎖中)
(敬称略。名前の後ろは各人が運営しているダム関連のサイト。)
の5名でした。
琉さんのDamJapanは、このイベントの日から更新を復活させたそうです。
おめでとうございます!

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左から、琉さん、萩原さん、ふかちゃんさん、夜雀さん、takaneさん

今回も演者の方々が用意してきたダムプレゼンが、
時間が許す限り繰り広げられました。
トップバッターは萩原さん。

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ダムを見に、スイスまで行ってきましたレポート。

なんと、夏休みを利用してスイスにダムを見に行ってきたそうで、
そのレポートを綺麗な写真を沢山盛り込んだスライドで紹介してくれました。
ちなみに、スイスを選んだ理由は、
・巨大ダムが林立している
・世界一の重力式ダムがある
・狭いエリアにダムが密集しているから効率良く回れる
などの理由だそうです。
日本-スイスの往復飛行機と現地のホテル代、そしてレンタカー代を合わせて、
10日間で20万円代後半くらいで行けるそうです。
これはダム好きなら一度は行ってみたいツアーですよねー。

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この堤高250mダムの真下にホテルがあり、
次はそこに泊まりたいと話す萩原さん。

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ダムも凄いんですけど、やっぱり景色が良いですね、スイスは。
この景色を見に行くだけでも価値はあるかもしれません。

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そんな自然と調和しまくってるダム。
これを今から50年も前に作ったのが凄い。

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映画「007ゴールデンアイ」のオープニングで出てきたダムでは、
ジェームスボンドと同じようにダムに向かってバンジー出来るようになってました。
で、そのバンジー台からの眺めがコレ。

萩原さんのスイスプレゼンの次は、琉さんのプレゼンとなりました。
琉さんは、ダム便覧を作ってる団体「日本ダム協会」に行ってきた様子を、
動画で紹介する、というプレゼンでした。
ダム好きの間では知られている謎の団体「日本ダム協会」の全容が、今宵明らかに!

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当然、ダムに関する資料が山のように
「ダム図書館」かと思うくらいの蔵書量です。

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琉さん曰く「ダム協会名物おじさん」。
会場からも納得の声が。
確かに、ご陽気な感じがするおじさんでした。

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取材に行ったはずなのに、逆取材される琉さん。
琉さんはダム愛好家の間では珍しい存在のよう。

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確かに、ダムではなく渋谷にいそうな雰囲気ですからね、琉さんは。

動画でのプレゼンだったので、なかなか上手く写真に収められなかったのですが、
「ダム年鑑」を作っているのが実は一人だという衝撃の事実や、
11人の社員で「月刊 ダム日本」の発行から工事史のまとめまでをやっている
かなり忙しい雰囲気の協会であることが分かりました。
ダム関連の資料を見たいときは、アポがあれば伺っても良いとのことでしたので、
興味がある方は訪ねてみてはいかがでしょうか!

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ダム書籍が君を待ってるぜ!

プレゼン三番手はTAKANEさん。
TAKANEさんにとっての2009年は「ダム」ではなく「砂防」だったようで、
「ダムイベントだけど、砂防の話をさせて下さい」とのこと。
会場からは拍手・ブーイング半分でしたが、
最後まで聞いて見るとこれが中々に面白いプレゼンだったのです。

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砂防だけでなく、崩壊地の話もしちゃいます!

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砂防ダム基礎講座が開講。
砂防ダムは、満砂になってからが本番なんです!と力説。

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ちなみに、「砂防」は国土交通省の管轄で、
「治山」と呼ばれるものは農林水産省の管轄だそうです。
重複した作業をしないように、ちゃんと連絡取ってるみたいですよ、今は。

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砂防とかをしないと土砂が出てきて、崩壊してしまう地域が「崩壊地」です。
写真は、有名な富士山の大沢崩れ。

ダム愛好家の間ではスルーされがちな砂防でしたが、
こう見てみて話を聞いてみると、中々面白いものですね。
ダムより上にあるものなので行くのは大変そうですが、
興味があって足腰に自信がある方は是非!

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この段階で、イベントが開始して既に3時間が経過していまいたが、
日本のダムが未だに一切出てきていません。
そんな中、4番手に登場した夜雀さんのプレゼンの前に流されたムービが
圧巻の一言でした。

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今年の台風18号で実際にあったことを取材してまとめた映像。
重厚な音楽に合せて、緊迫感のあるやり取りが繰り広げられる。
この映像は、何度でも見たい!!

この台風18号の裏側については、
水資源機構関西支社のサイトに詳細な資料がありますので、
興味のある方は是非!
こういうの見ると、ダムって大事だよなぁと思います。
ほら、何でもかんでも無駄だと決めつけないでね。

そして、夜雀さんのプレゼンは、
現存するのが6基しかない「バットレスダム」についてでした。

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現存するのは6基のみ!

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バットレスの外観ってかっこいいよね、やっぱり。
ちなみにこれは、重要文化財にも指定されている丸沼ダム。

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この荘厳な感じがたまらないですよねー。
単に建ってるだけじゃなくって。

ちなみに丸沼ダムは、10月28日の「群馬の日」だけは中に入って見ることが出来るそうです。
2010年の10月28日は木曜日ですが、
皆様万障お繰り合わせの上、見学へ!

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最後の登場となったのは、ダムドリルの製作者でもある
ふかちゃんさんでした。
「愛されるアースダムとは」というプレゼンだったのですが、
ダムに詳しくない人が見たら「のどかな田園風景」といった感じの
写真のオンパレードとなりました。

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これがダムです。

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遠方に高速道路みたいなのが見えますが、
これがダムです。

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まるで公園のような見た目。
ダム初心者の彼女とデートするのに持って来いかも。

総括として
「アースダムはつまらないという固定概念を持っちゃダメ」
と締めくくった、ふかちゃんさん。
確かに、他の形式のダムと比べるとダムらしからぬ点が多いアースダムですが、
「ダムを楽しもう」という広い心を持って見るのが重要かもしれませんね。

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最終的には4時間の長丁場となった「大忘堰会」。
演者の方々もお客さんも大満足で帰途に着き、
カルカルらしい年末になったと思います。
日本、そして世界にはまだまだ多くのダムが存在しています。
ということは、イベントをやるにはネタがまだまだ沢山あるというわけです。
次回開催は未定ですが、2010年も引き続きダムを楽しみましょう!

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ダムドリルの答え合わせの一部。
こう並べられると、全部ダムに見えてくる?!

(うさげん/mixiカルカルコミュニティ管理人)