ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店

ブームを超えた大人気!!「仏像マニアックス3」ライブレポート(10.1/31開催)

2010年02月13日

阿修羅展に端を発し、仏像ブームが巻き起こった2009年。
カルカルでも「仏像マニアックス」「仏像マニアックス2」
「三好和義×仏像ガール トークセッション」といった仏像イベントが行われました。
そして、2010年・・・

大好評の仏像トークライブ第三弾! 仏像マニアックス3

あらかたブームも静まったせいか、2009年の盛り上がりは超えられないのでは・・・
なんて思っていましたが・・・

Butsuzou301

開場直後からお客さんが続々来場してこの盛り上がり!
2009年より凄い! 想像を遥かに超えている。
ブームとか、そういった局所的なものじゃなかったんだなあ、仏像は。

さて今回は「仏像の楽しみ方あれこれ」&「ニッポン地獄巡り」の二本立て!
いよいよ開演!

Butsuzou302

仏像イベントで大忙し・まんじまるさんとテリーPによるオープニング。
第一部の「仏像の楽しみ方あれこれ」では、仏像の楽しみ方を、
「聞く」「彫る」「着る」「集める」の4つのテーマで掘り下げていきます。
それでは仏像を楽しんでいきましょう。

●聞く ~コーリーの仏像でGO!~

Butsuzou303

初手の「聞く」では山梨県八ヶ岳のFMラジオの人気コーナー
「コーリーの仏像でGO!」より、コーリーこと郡正夫アナが登場!
「コーリーの仏像でGO!」は仏像の魅力を分かりやすく、かつ楽しく、
独自の視点で紹介する約1分~3分の番組。

そのコーリーさんがなんとカルカルで「コーリーの仏像でGO!」生披露!
しかも、これまで紹介された話の中からお客さんに好きな話を選んでもらうという
なんとも贅沢な計らい! 

Butsuzou304

最初、仏像の番組と聞いて説法めいた小難しそうな話かなとイメージしていましたが、
何故か聖帝・サウザーやベジータが出てきたりしてめちゃくちゃ面白い!
そして新しい!

仏像の「設定」が好きと言うコーリーさん。
この設定というのは歴史シミュレーションゲームに登場する武将の設定のような感じ。
つまり、武力や知力といったステータスを見て楽しむ感覚で仏像を楽しんでいるんだと。
この斬新な仏像の見方が番組の人気の秘訣なんだなあと思いました。

Butsuzou305

「コーリーの仏像でGO!」はポッドキャストでも聞くことができますが、
CDでは番組収録されていないスペシャルトラック付き!
お風呂や渋滞中に聞くとリラックスできてオススメだそうです。

●彫る ~仏像彫刻教室へ行こう~

Butsuzou306

続いて「彫る」ではコーリーさんも通っているという仏像彫刻教室の紹介。
思った以上にアットホームな雰囲気。
小学生や若い女性も多いとか。

Butsuzou307

教えてくれる先生は「仏師」と言います。
仏師の仕事は仏像の修理、彫像やTV番組の小道具の作成など多岐に渡っている。
仏師になるには特に資格も必要なく、自ら名乗ればそれで仏師ということだが、
真の意味で仏師としての精神や彫刻技術を身に付けるためには、
ちゃんと師匠に弟子入りし、何年も修練を重ねる必要があるんですね。

コーリーさんの話で面白かったのが、実際に彫ってみたら、
仏像を見る時に手つきとか見るようになって、仏像の見方が変わったと・・・
実際にやってみて初めて分かることって世の中にたくさんありますよね。

コーリーさん 「仏門に入る必要もないので、気軽に仏像彫りに来てください」

カルチャースクールやフィットネスクラブに行くようなノリで仏像彫刻教室へ。
仏を彫っているうちに心が落ち着いていくような気がします。
写経と同じく集中力付けるのにイイかも。

●着る ~仏像コスで悟りの境地へ~

「着る」では仏像が友達・まんじまるさんによる渾身のコスプレ披露!

Butsuzou308

テリーP 「なんだかキャバレーみたいですねえ~」
コーリーさん 「これ、通報されますよ!」

この言われよう! 酷いっ・・・!

Butsuzou309

でも、まんじまるさん、何気に笑顔でポーズまで決めちゃって楽しそう♪
何やら悟ったみたいです。

Butsuzou310

袈裟を肩にかけるとそれらしく見えるようになりましたね。
こちらも実際に着てみた後では仏像の見方が変わり、
服の折り目とかが気になるようになったと・・・
実際になってみることで見えてくる仏像の魅力。
仏像コス、是非!

●集める ~仏像グッズコレクション~

最後の「集める」ではまんじまるさんが小学生の頃から集め続けているという
数々の仏像グッズコレクションを惜しげもなく披露!

Butsuzou311

奈良の大仏の手キーホルダー。

テリーP 「僕、奈良出身ですよ!」
まんじまるさん 「だったら当然持ってますよね~?」
テリーP 「・・・」

Butsuzou312

可愛らしくアレンジされた仏像グッズもたくさん。
キティちゃんや目玉のおやじとコラボした仏像が微笑ましいですね。
右下は仏像グッズと言われなかったらドラクエの「おおめだま」と勘違いしそう。

楽しいだけでなく、どこかありがたみすら感じられる仏像グッズの数々。
たくさん集めるときっとご利益がある・・・かも。

Butsuzou313

さて第二部はクロスケさんと小嶋独観さんが登場しての「ニッポン地獄巡り」
仏像の楽しみ方からガラリと雰囲気を変えて地獄の話へ・・・

クロスケさんはカルカルイベントでは仏像マニアックス以外に
缶詰地獄、じゃなかった、缶詰ナイトでもおなじみ。
小嶋独観さんは世界中の珍しい寺(珍寺)を自ら巡り、
その情報や道中をまとめたサイト・珍寺大道場が絶賛大人気。

●地獄に行っても取り乱さないための地獄講座

まずはクロスケさんによる「地獄に行っても取り乱さないための地獄講座」
なるほど、いつ地獄に行ってもいいよう、今のうちにシミュレーションっておい。

Butsuzou314

家族で作ったリアル地獄・伊豆極楽苑を巡りながら地獄を解説。
鬼が満面の笑みで出迎えてくれたり、恋愛成就の顔ハメが置いてあったり、
しかも、ガイドまで付いて至れり尽くせり。
地獄って意外とエンターテイメントなんですね。

Butsuzou315

400km以上の川幅を誇ると言われる三途の川もクロスケさんの手にかかると・・・
・東京-神戸間の直線距離
・新幹線で2時間48分、片道14,670円
この誰にでもイメージしやすく、かつ面白い解説がクロスケさんの真骨頂!

クロスケさん
「地獄に行った時は必ず六文銭渡して舟に乗った方がイイですよ~。
だって、六文は480円。安いっスよね~♪」

軽っ! 格安チケットで海外旅行へ行くかのようなノリ!

Butsuzou316

三途の川を渡った後は閻魔大王による裁きを受け、
天上界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界(六道輪廻)
の中から行き先が決められ、さらに地獄界では
八つの異なる地獄(八大地獄)の中から行き先が決められます。

Butsuzou317

六道輪廻や八大地獄も巡っていきましたが、
特に八大地獄の中で最も悲惨な阿鼻地獄ともなると、かなり凄惨な様子になって・・・
ううう、気分が滅入ってきた・・・

Butsuzou318

でも、地獄巡りの最終地点は極楽。滅入った気分をリフレッシュ!
温度ハワイと同じ! 家賃敷金礼金ナシ! 衣類食事全部タダ!
って、やけに庶民的だなあ・・・本当にこれでイイのか、極楽・・・

というわけで、伊豆極楽苑で地獄極楽巡りをしていきましたが、
これら全ての造形が家族の手作りというところに改めて驚かされました。
家族で作ったリアル地獄・伊豆極楽苑・・・
地獄に行く前に一度直接体験してみてはいかがでしょうか。

●ハードコアな地獄の世界へ 

クロスケさんの地獄講座により、地獄へ行く心の準備もできたことで、
いよいよ大トリ、小嶋独観さんのよりハードコアな地獄の世界へ・・・

Butsuzou319

「成田山久留米分院 地獄館」 八大地獄の4番目・叫喚地獄

仏教の五戒のうち四つ(殺生・盗み・邪淫・飲酒)を犯した者がここに行くらしい。
地獄が何より恐ろしいのは、こういうことされても死ぬことができず、
永遠に近い時間苦しみを味わわなければならないところだと思う・・・

Butsuzou320

「全興寺 地獄堂」の奪衣婆。よく見ると体内に鬼が・・・

全興寺にはあなたの「極楽度・地獄度チェック」ができる機械が置いてあるのですが、
公式ホームページからもチェックできるので是非やってみてください。

Butsuzou321

「小原洞窟恐竜ランド 極楽洞」 地獄の釜で煮られる亡者達・・・

ここは本物の廃坑を使って作っているため、雰囲気が増し、恐ろしさ倍増・・・
ここでは3Dを駆使した飛び出す地獄が見られるとか。
アバター見て欝になってるどころの話ではない・・・?

Butsuzou322

キング・オブ・地獄 「正観寺 八大地獄」

ここはあまりにも凄惨過ぎてこんな写真しか撮れなかった・・・
造り込みが激しくて目を背けたくなるくらいにリアル・・・
見てて痛々しく、後味の悪いものが残る・・・

ユーモアな解説で地獄をマイルドに中和していた感じのクロスケさんと異なり、
独観さんはストレートに地獄の様子を紹介・・・
映し出された多くの様子はなんかもうドロドログチャグチャなグラインドコアの世界。
血の量とかハンパじゃないんですよね・・・
ホラーやスプラッターが大の苦手な私は終盤かなり凹んでました・・・
絶対に地獄へは行きたくない・・・極楽に行きたい・・・

Butsuzou323

って、エライ安いな、この極楽は!
どの場所も最後は極楽で〆ているのですが、
地獄の造り込み、力の入れように比べ、極楽は明らかに手抜き・・・

独観さん 「地獄の方が面白いと言ってるようにしか思えない」

Butsuzou324

クロスケさん、独観さんの楽しいトークが行われていきながらも、
時にお客さんの空気がピーンと張り詰め、
第一部の楽しい雰囲気を見事にふっ飛ばした第二部「ニッポン地獄巡り」でした。

Butsuzou325

以上、「仏像の楽しみ方あれこれ」&「ニッポン地獄巡り」の二部構成で
大盛り上がりだった仏像マニアックス3!
仏像マニアックスは仏像ファンのみならず、たとえ仏像のこと全く知らなくても、
誰もが思いっきり楽しめる仏像イベントです。
次回仏像マニアックス4、皆さん是非遊びに来てください!

(ライブレポーター・えの)