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SOLD OUTの大人気!道無き道をいざ行かん!『廃道ナイト!2010早春 オブローダー総決起集会!!』ライブレポート(10.1/30開催)

2010年04月21日

道が好きすぎる。
好きで好きで堪らない。
荒れ果てた道が愛しい。
誰も通らなくなった道から色々見えてくる。
そんな思いを持ったオブローダー達が集うイベント
それが「廃道ナイト」です。
前回はイベント中に紹介しきれなかったネタを、
打ち上げでもプレゼンしていたほど盛り上ったとのこと。。
満を持しての開催となった今回は、どんな物件が飛び出すのか。
「廃道」となってしまった数々の物件の歴史が、今宵紐解かれます!

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いざ行かん、廃道の世界へ!!

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イベントの司会進行は、東西のオブローダーの代表と言っても過言ではない
平沼義之さん(a.k.a. ヨッキれん)<山さ行がねが>主宰
永冨謙さん(a.k.a. nagajis)<日本の廃道>編集長
のお二方でした。
(あと、一般の方代表として横山店長も壇上へ。)
先ほど書いたように、前回は使いきれないほどのスライドを用意した二人ですが、
今回も(反省することなく)大量に持ってきたそうです。
頑張って全部紹介するために、乾杯直後からハイペースでスライドが展開しました。

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みんなで乾杯♪

ちなみに、本日の限定メニューはオブローダーにかけて
Photo03
オブソーバーでした。
更に、どのメニューでも「オブで!」と注文すると、
苔(に見立てた青海苔)が大量に乗せて貰えるというサービスまでやってました。
「オブ」オプションを付けた方、いらっしゃったんでしょうか?
Photo04
実際に注文すると、こんな感じのオブソーバーが。
思ったよりオブ多めです。

まずは、廃道の中でも「隧道」(今で言う「トンネル」のことです)
に注目したトークとなりました。
伊豆半島には、明治時代に掘られたトンネルが多いことが分かってきたので、
それを体系的に分類しながら考察していこう、といった感じでした。
国の重要文化財になっている「天城山隧道」は有名ですけれども、
それ以外にも凄い隧道が山ほどあるらしいです。

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「隧道の一つの完成した形」と評価される天城山隧道。

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封鎖されてて通れない河津隧道。

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通れないなら拡張してしまえ!と頑張る二人。
(良い子はマネしないでね♪)

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拡張した入口から入ろうとする永冨さん。
(八つ墓村的なやつではありません。)

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何を使って掘ったか気になる青市隧道。
これが100年も前に掘られたっていうんですから驚きです。

隧道を時系列に、そして体系的に分類した第一部の講義。
伊豆半島は「山がちな地形」と「掘削に適した地質」という条件が揃っているので
これほどまでに隧道が多いんだそうです。
こういう「一つの地域に密着したオブローディング」を提唱する平沼さん。
確かに、こういう話を聞いた後だと、行ってみたくなりますねー。
今度の週末にでも、皆さんもいかがでしょう?

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平沼さんが提唱する「地域オブローディング」。

後半は、平沼さん・永富さんそれぞれのプレゼンタイムでした。
まずは平沼さん。
平沼さんのサイト「山さ行がねが」において
アイドル的な人気を博しているミリンダさんをゲストにお呼びして、
ミリンダさんをもっと知ってもらおうという企画でした。

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右がミリンダさん。
素敵な笑顔です。

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雪山でのコントの一部。
平沼さん、逃げてー!

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大学の頃から着ているつなぎ(ミリンダルック)で、
そのまま川を泳いだりする一幕も。

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時々、突飛な行動に走るミリンダさん。
で、これは何なんでしょう?

ミリンダさんの笑顔と、愛嬌のある喋り方に、
会場には終始和やかな雰囲気が漂っていました。
こんな短時間でもミリンダワールドを醸し出すミリンダさん。
只者では無いようですね。
これからも、癒しをふりまきつつ、みんなのアイドルとして頑張って下さい!

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某看板のマネをするミリンダさん。
こういう愛嬌が、みんなを惹き付けるのかもしれません。

続いて永富さんパート。
タイトルは「30分で分かる村田鶴」。
会場中の誰しもが「村田鶴って、誰?」と思っている中、
永富さんの村田鶴講座が始まりました。

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村田鶴さん

村田鶴さんというのは、滋賀県の職員だった方で、
多くの隧道を作った方なんだそうです。
彼が最初に作った作った隧道が、未だに現役で使われてるそうです。
90年ほど前のものが改修もせずに使われているってのは凄いことです。

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こんな隧道を作っていたそうです。
確かに、未だにしっかりしています。

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村田鶴さんを知りたくなった永富さん。
滋賀県の人事課に尋ねてみるも撃沈。

しかし、滋賀県の人事課から、
「大阪と埼玉から、同様の問い合わせがあった」
という情報をゲットした永富さん。
その線から色々辿っていって、「工手学校」の卒業生名簿に
村田鶴さんの名前があることに行き着きます。

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工手学校っていうのは、今の工学院大学の前身なんだそうです。

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工手学校を卒業した後~滋賀県に赴任するまでの経歴。
永富さん一人の力で調べ上げています。

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滋賀県のどの工事に、どの技手が関わっていたかの系譜表
これも、永富さんお手製の表です。
凄い力の入れよう。

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これだけ調べても、未だに謎なことが多い村田鶴さん。

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最後は永富さんが作った村田さんの作った隧道を振り返るムービーを上映。
誰か村田を知らないか?

廃道のイベントでこういうイレギュラーなことをやってしまったけど、
単に廃道に行くだけじゃなくて
その廃道の背後にあるものまで見てみるのも中々楽しいもんですよ、と。
調べながらワクワクして、実際に行って更にワクワクして。
一粒で二度美味しい廃道巡りはいかがでしょうか!

(うさげん/mixiカルカルコミュニティ管理人)