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僕の代わりに着てください…ただの古着とは言わせぬTシャツ愛!『東京Tシャツ部presentsTシャツオークション』ライブレポート(10.4/4開催)

2010年05月10日

見た瞬間一目ボレで速攻購入!だけど家で着てみると似合わずタンスのコヤシに…そんなTシャツ、一枚くらい誰しもあるはず。でも捨てるには惜しいし、どうせあげるんだったら好きな人にもらってほしい…。そんな骨の髄からのTシャツラヴァーたちが集まってのTシャツ販売会「東京Tシャツ部presentsTシャツオークション」が開催されました。

今回主催の東京Tシャツ部とは2002年から続くTシャツ情報サイト。現在部員は1200人以上を数え、Tシャツシーズンである春夏だけでなく一年を通して新ブランドや新作を取り上げています。今回の司会はもちろん同部部長のクラゲさんです。

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いわゆるオークションマスター。

さて販売方法はタイトルどおりのオークション方式。売りたい人が壇上に立って欲しい人の挙手を募ります。もちろん古着だけにサイズも色も一点のみ!見た目だけでなく「ボディはanvil」「United Athleですね」などとTシャツのメーカーまで壇上から伝えられるのがさすがこのイベント、目利き向けです。

今回集まったお客さんもTシャツ部部員が中心だけに、出される品もただの古着Tじゃない。「ヌルいのは出せねえぜ…」とばかりに濃いTシャツもいっぱい登場しました。

最初に壇上に上がったのは365日毎日違うTシャツを着る、をテーマにしたブログをやっているというMikamuさん。記念すべき第1回オークションの先頭を切って出品された一枚は…。

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緑も鮮やかなギターメーカー・フェンダーのTシャツ?

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「でもこれ、描かれてあるギター全部ギブソン社製なんです」の追加情報にお客も失笑。

いきなり怪しいの来ましたよ…。古着、しかもTシャツというとなかなか値付けが難しいんですが、この日はほとんどのTシャツがまずは100円から。ちなみにこのTシャツはカルカルのスタッフが購入していきました。

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オークション成立したら直接手渡し。次着る人と会えるのも楽しい。

だいたい100円スタート、と書きましたが中には「汚れてるから…」などの理由で10円スタートのTシャツも。しかし安いから、というだけでは皆手上げないんですよね。というか、ココに来てる以上「タンスのコヤシの恐怖」が十分に分かってるから簡単には買わないんでしょう。

とはいえ、売れなくても会場の反応を見てるだけでもなかなか楽しい。Tシャツ眼の達人たちが揃ってるだけに、クラゲさんや売り子の手でTシャツが広げられるたびにざわざわっ、と反応があるんですよね。中でも反応がよいものにも傾向があって、まずはPC・ネット系。

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ダイアリーやアンテナでおなじみの(株)はてなのTシャツ。

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こちらはマイクロソフトTをお買いあげ!

見るからに市販されてないノベルティっぽさがTシャツ愛をくすぐるんでしょうか。この日出た古着系では高い方!オークションという言葉からイメージする、もっと何千何万といくビンテージ的な展開も予想してましたが、意外と庶民的な値段で競り落とされていきます。

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欲しい人は挙手で値段を申告!

PC系に並んで、もひとつ反応が良いのは音楽系。ライブ見た勢いで買ってそのまんま…なんて音楽好きならありますよね。こちら狙いのお客さんもけっこういたようです。

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こちらはテクノ系フェスWIREのTシャツ。フェス系は開催後は出回りにくいので貴重です。

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こちらはSYSTEM OF A DOWN。古着感がちょうどいい!

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ボンジョヴィ購入!この夏男くさく着ていただきたい。

中には既に解散した人気バンドの90年代のツアーTなんかも出て「お~」という感嘆の声も出たり。ただサイズがないと手も上げようがないんですが…。

音楽Tは自分も一枚購入してみました。しかしオークションの魔力というものはあるもので。「100円ならいいかな」と手を上げたら、他にも何人かいてつい意地張ってるうちに値がどんどん競り上がり…。

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それでも600円だから後悔はしていない。

皆オークションに出す品は「誰かが欲しそう」もしくは「ネタになる」系なのが、さすが皆目利きといいますか。「これは誰も欲しがらないなあ」なんてのはめったに出ない。ツボを分かってらっしゃる。

さらにこの日はインディーズTシャツブランドのデザイナーさんたちも協力し、普段発売してる商品のB品(汚れやほつれがあって売り物にならないもの)や在庫処分品などを持ってきて発売していただきました。

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サイバーな大学生になった女性っぽいTシャツのsmall designさん。

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こちらは今旬な竜馬TのAnythingさん。

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「トートバッグもつけます!」と太っ腹な赤兎馬さん。

いずれ劣らぬこだわりのデザイン、こちらもモノによっては100円から!それだとTシャツ代も出ないし赤字でしょうに…。でも「サイズがあればな~」なんて声も出てたし、Tシャツ好きの観客たちに対するいいアプローチになったはず!

さて後半の方で自分もオークションに出品させていただきました。選りすぐりの気に入った、でもいらないTシャツ…というと複雑な気持ちになりますが、いいんです!自分が壇上に上がってしまったので、オークションの写真はないんですが…。

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この辺りを出品。誰か好きな人いそうなあたり。

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結果これだけ。食事代は出た!

6,7枚売ってこんな感じですかね。人によっては「それだけ売ってその値段?」って思われるかもしれませんが「好きな人に着てもらえるんなら問題ない!」って気になるんですよね。これがフリーマーケットならどんどん値切られてると「そこまでして着てほしくないのに…」という気分になるもんですが、オークションは上がることはあれど下がることはありませんから。

最後は「またぜひ第二回もやりたいと思いますので!」というクラゲさんの言葉で締め。季節は花見シーズンでしたが、昼からお酒もほどよく入ったTシャツ見、といった好イベントでした!

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いいTシャツ飲みでした!そんな気分でエンディング。

これからTシャツの季節、気に入った一枚をゲットしたくなりました!またぜひ来年のこの時期あたりに恒例イベントとして行ってほしいものです。

(ライター・大坪ケムタ)