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ウイスキー初心者も楽しんだ!最高に贅沢な時間『究極のウイスキーナイト!~国産ウイスキー飲み比べ~』ライブレポート(10.5/9開催)

2010年06月01日

カルカルでウイスキーナイトが行われることを聞いてこれは行かねばと思った。
日本酒ナイト、熱燗ナイトに続き、酔っぱライター・江口まゆみさんが登場し、
そして世界の五大ウイスキーであるジャパニーズ・ウイスキーのビッグネーム、
サントリーとニッカのウイスキーを飲み比べることができるなんて、
なんという贅沢なイベント!

ただ、私はウイスキーが苦手だった・・・
昨年、ウイスキーフェスティバルに行き、約10年ぶりにウイスキーを口にした。
10年経ったら飲めるようになっているかもしれないと思ったがダメだった・・・
でも、カルカルのウイスキーナイト、行かねば!
食べ物飲み物イベントが好きなのだ。

ウイスキー苦手なのにライブレポーターを引き受けてしまったため、
まずはウイスキーのムック本を買ってウイスキーとはなんぞやから入り、
さらに実家がスナックという友人と、ゴールデンウイークに
サントリーのウイスキー工場見学に行ってきたという友人をサポートに従えた。
ということで、いざ・・・

究極のウイスキーナイト!~国産ウイスキー飲み比べ~

Whisky01

カルカルに入ると豪華なお土産が我々を待っていた!
ウイスキー初心者の私にもこのお土産が豪華だということくらいは分かる。
特に小瓶の佇まいは美しい。
お土産を見ている間に友人2人は既にウイスキーを取ってきて、
「美味いなあ・・・」「香りがイイ・・・」など静かに興奮しながら飲み始めた。

Whisky02

よし、では私もウイスキーの列へ。

Whisky03

サントリーから提供されたウイスキー

Whisky04

ニッカから提供されたウイスキー

まずはサントリーの白州10年のソーダ割りにした。

Whisky05

ふわっと青りんごの香りがして「これがウイスキーの香りなのか!?」と驚いた。
用意されていたテイスティングノートを確認すると、

色:
 明るい黄金色
香り:
 若葉、青りんご、ミント
味わい:
 クッキー、バニラ、ほのかな甘み
フィニッシュ:
 軽快でクリーン、ドライでキレが良い

おお、青りんご当たってる!
当たってるとか、テイスティングノートはそういう使い方しないと思うがなんか嬉しい。

このテイスティングノートだが、役立つだけでなく読んでて面白いことが分かった。
サントリーのテイスティングノートは上記のように一言簡潔で
私のような初心者にも分かりやすかったが、ニッカのは一味違った。
例えば余市12年は・・・

色:
 琥珀色
香り:
 ウッディで穏やかなピート感。フルーティ感の調和。
 瑞々しい香りでナッツやドライフルーツを思わせる。非常にアロマティック。
味わい:
 甘い香りとなめらかさが調和。しっかりとしたオーク。力強い味わい。
 ジンジャー、穏やかなピート感のバランス。
フィニッシュ:
 ストロングだがなめらか。暖かい。
 オークのフレーバーと心地良いピートの味わいが上品に続く。

この表現の豊かさはどうだ!
なんだかワクワクしてきて、飲んでみたいなあと強く思わせられるではないか。
テイスティングノートでウイスキーはより一層楽しめるのだと分かった。

そしていよいよ白州10年・ソーダ割りを一口・・・
あ、美味い・・・いや、飲めた、ウイスキー飲めた、ソーダ割り飲めた!
これまでずっとウイスキー苦手だと思って避けていたが、
飲めることが分かって嬉しくなり、一口一口をじっくり味わいながら楽しんだ。

Whisky06

開演時間になり、江口さんとテリーPが登場。
両脇に並ぶサントリーとニッカの垂れ幕がCOOL!
今回のイベントはサントリーとニッカ、それぞれの主席ブレンダーさんが
ステージへ登場するのだ。

Whisky07

まずはサントリーの主席ブレンダー・藤井敬久さん登場。
藤井さんは樽にこだわり続けて25年。
良品質の樽材を探し求め、様々な樽でウイスキーの研究をされているという。

Whisky08

原酒の数々にはお客さんから「飲みたい!」の声が挙がった。

Whisky09

さらに響21年がワールド・ウイスキー・アワード2010の
ベストブレンデッドウイスキー受賞!
この響21年がなんと特別にカルカルで飲めることになり、
友人らは「これは高い!」「こんなウイスキー普段飲めないよ!」と興奮状態!
ただでさえ贅沢なイベントがさらに贅沢になった!

Whisky10

続いてはニッカの主席ブレンダー・山下英俊さん登場。
ニッカも竹鶴21年がワールド・ウイスキー・アワード2010の
ベストブレンデッドモルトウイスキー受賞!

ん、竹鶴21年はベストブレンデッドモルトウイスキー。
先程のサントリーの響21年はベストブレンデッドウイスキー。
ブレンデッドとブレンデッドモルト、一体何が違うのか・・・調べてみると、

ウイスキーは原料により、
・モルトウィスキー(大麦麦芽)
・グレーンウィスキー(トウモロコシ)
に分かれ、

ブレンデッドモルト: モルトウイスキーだけで調合(ブレンデッド)する
ブレンデッド: グレーンウィスキーも調合する

ということのようだ。
ウイスキーナイトのライブレポートでこんな初歩的なことを書いて申し訳ないが、
ウイスキー苦手だった私がこのイベントに行ったことで興味を惹かれ、
上記のことを知ることができたのだ。
何でも行ってみる飲んでみる・・・新しいことを知ることは本当に面白い。

Whisky11

山下さんのテイスティング解説に合わせ、

Whisky12

お客さんもテイスティング。
みんな真剣な面持ちで、手にしたウイスキーに集中し味わっている様子が印象深かった。

イベントの中で山下さんは「ウイスキーの飲み方は自由です」と言った。
なるほど、自由かあ。
ウイスキーはなんとなく難しい飲み物のイメージがあったが、
自分なりの楽しみ方を見つけ出して、それでイイんだなあ。
山下さんの一言でウイスキーが自分にぐっと近づいた感じがした。

さて、藤井さん、山下さんのステージが終了した後、
残りの時間は贅沢なウイスキーをみんなそれぞれ心ゆくまで楽しむ時間。
この計らいは嬉しい。
私もウイスキー・ソーダ割りが美味しく飲めることが分かったので、
せっかくだし友人らのサポートで飲み比べしてみることにした。

Whisky13

左から白州10年、白州12年、山崎10年、山崎12年

12年の方が10年より色も味も濃いなあと思った。
年月が経つとアルコール独特の荒々しさが無くなっていくというが、
ウイスキーの場合は年月が経ち過ぎるのを好まず、
若々しさがイイという人もいて、人それぞれなんだとか・・・

う~ん、なるほどなあ・・・
あれ、荒々しさ、若々しさって一体なんだ・・・?
自分は今までなんとなく酒のことが分かった気になってなかったか・・・
この日はなんだか酒の奥深い世界へ迷い込んだ気がした。

Whisky14

同じ銘柄でストレートやロックも試してみたが、
ソーダ割りが一番自分に合っていた。

白州、山崎より前に頼んでいた竹鶴21年が残っていて、
それとも比較してみようと思ったが、氷が既に大分溶けていて、
「氷が解けて薄くなった21年じゃ比較にならないよね」と友人に言ったら、
「違う!飲んでみろって!」と声を揃えて怒られた・・・うう・・・
ああだこうだ言いつつ結構飲んだなあ。

Whisky16

ブレンダーさんとの語らいも楽しめる贅沢なひとときも・・・
「ヨーロッパでは山崎より白州の方が人気がある」
「ミント系のハーブを浮かべて、香りを加えて楽しむ」
など、様々な話が聞けたりして楽しかった。

サントリーとニッカ、それぞれの主席ブレンダーさんによるステージ、
贅沢なウイスキーとお土産の数々、
さらにワールド・ウイスキー・アワード受賞のウイスキーまで楽しんだ
カルカルのウイスキーナイト。

ウイスキーが苦手意識だった私もソーダ割りが美味しく飲めることが分かり、
新たな世界が広がった。
ウイスキー工場見学、行ってみたいなあ。
ウイスキーフェスティバルにもまた行きたい。
そして自分なりのウイスキーの飲み方、楽しみ方を見つけたい。

(ライブレポーター・えの)