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宇宙でレゴ®で大盛り上がり!『大人だってブロックX宇宙エレベーター ~未来の宇宙をつくろう~』ライブレポート(10.5/22開催)

2010年06月25日

宇宙! レゴ®ブロック! エレベーター!!
わたしにとって好きなもの3点セットのようなこのイベント、しかし、「レゴ®ブロックで宇宙エレベーターをつくる」と掛け合わさったとたん、頭のなかに大量にはてなマークが並びます。
ん? 宇宙エレベーター? つくる?? しかもレゴ®ブロックで???

ではまず実物をみていただきましょうか。
これです! じゃーん!!

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上にまいりまーす♪

…てやっぱりこれだけじゃわからないですね、
そしてうしろのきれいなお姉さんが気になりすぎる!

ご説明いたしましょう。

あつまったのは、日本を代表するお二人!

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本日の登壇者はひだりから、司会のテリー植田さん、大野修一さん、五十川芳仁さん。

…なんだかいつにも増して、なみなみならぬ雰囲気が漂っていないでしょうか。
それもそのはず、こちらにいらっしゃるは、宇宙エレベーター界、レゴ®ブロック界のそれぞれ日本代表とも呼ばれるようなお方なのであります!

■宇宙エレベーターって?
大野さんは、一般社団法人宇宙エレベーター協会(JSEA)の会長さん。
地球と同じ速度で自転する、赤道上の静止衛星に対してケーブルを延ばし、ケーブルに昇降機をつけて、物資を輸送する――。
宇宙エレベーターの仕組みって、じつは非常にシンプルです。
シンプルなだけに、恥ずかしながら私、宇宙エレベーターって、SFのお話だと思っていたのですが、いま、ここ日本で強度十分の新素材「カーボンナノチューブ」が発見され、具体的な議論が白熱しているのだとか!
(くわしくはJSEAのサイトをぜひご覧ください。)

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「遠心力によってまっすぐ宇宙へと進んでいけるわけです」と、
宇宙エレベータ模型をぶんぶんふりまわす大野さん。
ほう、ほほう、なるほど。

■レゴ®テクニックって?

一方の五十川さんは"サムライレゴレイヤー"として世界に名を馳せるレゴ®ブロックの達人です。
こどものころからレゴ®ブロックだいすきだった五十川さん、大人になってから五十川さんを再びひきつけたのは、「レゴ®テクニック」というシリーズ!
これは、外観ではなくて、構造をつくるシリーズです。
ってどういうことかというと、

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普通のレゴ®で自動車をつくるとこんなかんじですが

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レゴ®テクニックでつくるとこうなります!

ん?これがくるま?という見た目ではありますが、リモコンをとりつければ実際に走るし、ハンドルの操作がどういうふうに車輪に伝わるのかもまるわかり。おお素敵。

で、これをつかって作られたさらに素敵な作品群が、コチラ!

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動力をバネに動く!

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タイヤが半円なのに滑らかに進む!

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尺取虫的マシーン!

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いやあついつい夢中になっちゃいます。休憩中、終演後も大盛況。
五十川さんの素敵な作品の数々は、こちらのサイトで拝見できますよ。

■宇宙エレベーター×レゴ®テクニック!
さて、こんな素敵なレゴ®テクニックですが、今日はどうしちゃうかというと、もちろん、宇宙エレベーターをつくっちゃうんですよね!
ほらタイトルが腑に落ちてきたでしょう。

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JSEAでつくっている試作機ってこんなかんじ。
(宇宙エレベーター技術競技会より)

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それが、レゴ®テクニックの試作機はこんなかんじ!

これは、小学生から高校生を対象にしたレゴ®テクニックによる宇宙エレベーターレースの様子。そう、レゴ®テクニックなら、小学生だって簡単に、レースに参加できるんです。

しかも、このレースで考えた構造の発想は、実際の開発に活かされます。
小学生の自由な発想だからこそ、既成概念にとらわれず、「ここまで軽くしても大丈夫なんだ」というあたらしい仕組みを生み出すことができるんですね。

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のぼる~! 小学生チームはスピード賞で見事3位!

さて小学生には負けていられません。
会場で宇宙エレベーターづくりに挑戦する皆さんをご紹介しましょう。

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エントリーNo.1、TVチャンピオンレゴ®ブロック王選手権で準優勝の斉藤善和さん。

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エントリーNo.2、ニュースサイト、greenzから、記者の石村さん。
(石村さんによるレポートはコチラ!)

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エントリーNo.3、なにかやたらとレゴ®に詳しい東谷賢一さん。余裕の表情。

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エントリーNo.4、宇宙エレベーターガールのおふたり。
さらっと申し上げましたが、演劇ユニット☆宇宙食堂で宇宙エレベーターガールを演じていらっしゃる、れっきとしたおふたりです。おお、腑に落ちた。

みなさん開場前から集まり、黙々と組立作業に取り組んでいただき、
それぞれオリジナルな宇宙エレベータが完成しました!

では早速レース開幕です。
初戦は、レゴ王斉藤さんVS宇宙エレベーターガール。

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4つのモーターを搭載、パワー重視の斉藤さん。
さすがレゴ王(準優勝)、外観の完成度はイチバンです。

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なぜか、勝負に関係ないリモコンの装飾に最も時間をかけている
宇宙エレベーターガール。

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これはレース前から斉藤さん優勢か? と思いきや!
宇宙エレベーターガールが先にゴールし、勝利!
 

つづいて2回戦。

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いちばん四苦八苦していたgreenz石村さんのマシンも堂々完成。
これは地上も走る、陸空両用エレベーター!

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日本で手にしてるひとは少ないんじゃないか? というパーツを持ち込んで
超スピードエレベーターをつくったりしていた東谷さん(ずるい)も、
レース用には用意された規定どおりのパーツで臨みます。

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ああ、東谷さん、やっぱり速い!

決勝戦は、宇宙エレベーターガールVS東谷さん。

決勝に向けてリモコンを軽量化(意味ない)した宇宙エレベーターガール、ずっと手取り足取りサポートしてくれていた、師匠の東谷さんを打ち破ることができるか?
と、ここで、東谷さん、部品の一部を紛失するまさかのアクシデント!

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応急処置でちょっとこころもとない東谷さん。結果は…

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宇宙エレベーターガール、下克上の勝利!!

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最後には、参加者全員にレゴ®がプレゼントされ、イベントは大団円。

会場も大盛り上がり、とても楽しかった宇宙エレベーターレースですが、こうやって楽しみながら、次の可能性、次のレギュレーションを模索することが、未来の技術の基礎となっていくのだから、なんだか楽しいと同時にドキドキしてしまいます。

宇宙エレベーターの可能性が、ぐっと身近に感じた一夜でした。
あと、レゴ®テクニック超ほしくなったでしょう、わたしもです。

(田村美葉)