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その懐かしい佇まいと音と思い出に全員が感涙!カッコいい名作ラジカセがお台場に大集合!!『ラジカセ・デザインアンダーグラウンド!』ライブレポート(10.5/29開催)

2010年06月25日

ある年代より上の人にとっては、青春時代を語る上で欠かせないアイテム。
それが「ラジカセ」ではないでしょうか。
今やミニコンポなどに取って代わられている感もありますが、
まだまだ現役として稼動しているものも多数あります。
そんなラジカセを、休日の昼下がりのお台場にて愛でるイベントが開催されました。
開催されたのは、何とiPadが発売された翌日!
このタイミングでラジカセを扱うカルカルは流石です。
レトロな家電から流れてくる音楽を聴きながらお酒を楽しみ、
ラジカセそのものを愛する、そんな大人なイベントの詳細は以下から!

Photo01
限定メニューもラジカセ仕様。
テープハイボール!

今回のイベントは、「ラジカセのデザイン」という本を
同僚の女性(20代)が持っていたことに興味を持った横山店長が、
著者である松崎さんにオファーをかけたことがきっかけとなりました。
ラジカセって男性向きな商品ですけど、女性にも隠れファンが多いみたいですよ。

Photo02
これがきっかけとなった「ラジカセのデザイン」。
表紙からしてカッコいい一冊。

松崎さんが運営している、レトロ家電の宝庫「デザイン・アンダーグラウンド」の
ファクトリーから、実際に稼動する選りすぐりのラジカセもカルカルに持ち込まれていました。
かなりの数が持ち込まれていましたが、これでも全体の100分の1くらいだそうです。
ラジカセで育った世代としては、この絵は堪らないですね。
ファクトリーに行ったら思わず顔が綻んでしまいそう。

Photo03
こんな感じで実機が持ち込まれていました。
今回のレポートの写真は、こういうカッコいいのがひたすら続きます。

松崎さんとラジカセとの原点は、小さい頃からお父さんのラジカセを拝借して、
テレビの音とか自分の声を録って遊んでいたことにあるそうです。
スーパーカーの後で爆音を録ったなんてこともあったそうで。
「何でターンテーブルとか、そっちには行かなかったんでしょうね?」
という横山店長からの質問には、
「カセットの存在が大きいですね。マイテープ作れるし、インデックスに書き込めるし。」
という「自分で作ること」に対する熱い想いを語っていた松崎さん。
その熱い想いが、今の「デザイン・アンダーグラウンド」に繋がっているんですね。

Photo04
ラジカセへの熱い想いを語る松崎さん。

イベントでは、松崎さんによる様々なラジカセプレゼンが行われ、
「あー、このラジカセ持ってた!」という懐かしさ、
「こんなラジカセもあるの?」という驚き、
「その発想は無かった!」という面白さ、
など、会場全ての人の様々な気持ちを呼び起こしていました。
スライドで、そして会場に持ち込まれた実機を操作して行われたプレゼンの一部をご紹介!

Photo05
世界初のラジカセ。
1968年にアイワから出た「TPR101」
日本のお家芸である「合体芸」の元祖です。

Photo06
1980年頃から出てきたダブルラジカセ。
マイテープの編集が容易になりました。
作ったマイテープを彼女とか好きな女の子に渡すのがブーム。

Photo07
トリプルラジカセなんてのもあったそうです。
但しこれは、著作権的な点から睨まれてしまい、
これ以降トリプルラジカセは誕生していないそうな。

Photo08
これはワイヤレスマイク付き。
好きな子にラジカセを持ってもらい、ワイヤレスマイクで告白、なんてことも。
いやぁ、ラジカセのエピソードって異性が絡むことが多いですね。
甘酸っぱさ満載!!

Photo09
ファッショナブルラジカセ「U4」。
大体、年間で50万台も売れていた名機。
こんなに売れた家電は他にはないんじゃないかと。

Photo10
サンヨーの「ロボ」。
子供用のラジカセというコンセプトだったため、見た目も可愛いです。
現代美術の代表として、美術館にも収蔵されているそうです。
すげー。

Photo11
アメリカのHIPHOPやってる人たちの中でも有名な「RC550」。
世界最大のモノラルマシーン。
内臓マイクが回転するギミックが付いていたり、スイッチの位置が個性的だったりして、
色々と謎が多いマシン。
「音はあまり良く無いんですけどね」と松崎さん。

「埋もれてしまったものを発掘して、光を当てる作業も必要だと思う。
それを新しいものづくりに活かせていければね。」と松崎さんが語っていたのが印象的でした。
色々なものがデジタルに取って代わっている現代において、
人が作った温もりというのを後世に伝えていくためには凄く大事なことだと思います。
こういう仕事を「レトロフィッター」とういう名称でやっていきたいという松崎さん。
次はどのようなレトロに光を当てて私たちに感動を与えて下さるんでしょうか。
そのときはまた、カルカルでイベントをやって欲しいです、是非!

Photo12
イベントが終わっても、ラジカセの周りには人だかりが。
ラジカセ文化よ、永遠なれ!

(うさげん/mixiカルカルコミュニティ管理人)