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著名人大集結!広報・広告・メディア・マーケティング業界の大きな集まり『メディア&コミュニケーション研究会(メデコミ会)10周年特別イベント』ライブレポート(10.7/5開催)

2010年07月17日

毎月第1月曜日に開催されている、
広報・広告・メディア・マーケティングなど“伝える”仕事に携わっている人たちの交流会、
『メデコミ会』がこのたび10周年を迎えました。
それを記念して、今回は特別ゲストが多数登場!
業界の裏話やこれからの展望などを語っていただきました。

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イベント開始前から、すでに交流会がおこなわれています。

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「高いところから失礼します」と言いながら笑顔で登場した、メデコミ会主宰の鶴野充茂さん。

特別ゲスト続々登場!

最初のゲストは、大手広告代理店部長の栗原務さん。
栗原さんは『メデコミ会』最多回数出席者の1人です。
そんな栗原さんは、iPadでプレゼンを開始。
「どうしてセカンドライフは爆発しなかったのに、ツイッターは圧倒的に普及したのか?
それは、セカンドライフ=場所、ツイッター=人だったから。
人は、人が好き」
と話しました。

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「世界中の人がGPS装着の時代が来たら面白いかも」と栗原さん。

続いてのゲストは、ブルーカレント・ジャパン社長の本田哲也さん。
本田さんはPRについて熱弁。
「一昨年から去年にかけて、戦略PRという言葉が出てきて、
それが色んな要素があって盛り上がった。
今後はしばらくこの状態で、PRについては流れが出来たと思う。
市場が出来上がったので、一過性ではない」
と話しました。

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ツイッターの画面をスクリーンに映してトーク。

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イベント中、ツイッターにイベントの様子を書き込むお客さんが多数いました。

続いて登場したのは、アジャイルメディア・ネットワーク社長の徳力基彦さん。
ソーシャルメディアをいかにマーケティングに使うかを考える仕事をしています。
徳力さんはブログとツイッターの違いについて、
「ブログは0から読者を増やしていくが、ツイッターはブログを引きずっている。
ブログは無名な書き手が有名になる下克上が起こるが、ツイッターだと起こりにくい」
と話しました。

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「ツイッターでワールドカップの盛り上がりを共有できた。それがツイッターの可能性」と徳力さん。

続いて登場したのは、味の素の駒瀬元洋さん。
駒瀬さんはヒット商品『GABANスパイスドレッシング』の担当者です。
7年間ブラジルでマーケティングの仕事をしていた駒瀬さん。
ブラジル時代は消費者の不満を解消し、欲しいものを開発していたそうです。
しかし、日本に帰ってきて困ったことがありました。
それは、物が溢れすぎていること。
解決すべき不満が分からなかったので、
欲しいものではなく、欲しいという気持ちから作っていかなければならなかったそうです。

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新製品の『GABANスパイスドレッシング』を取り出す駒瀬さん。後ほど、ジャンケン大会でお客さんにプレゼントされました。

続いて登場したのは、政治アナリストの横江公美さん。
横江さんはお客さんに、小学5年生になった気持ちで答えてください、と前置きした上で
「アイスクリームに賛成の人、または反対の人。宿題に賛成の人、または反対の人」
と質問しました。
ほとんどの人は、アイスクリームには賛成で、宿題には反対ですよね。
しかし、アイスクリームがニンニク味だったら、
宿題の内容が週末の宿題を廃止するという内容だったら、
賛成と反対は逆になりますよね。
つまり、単純な情報だけで評価を決めるのではなく、
色んな情報を集めてその上で評価を下すのが大切だと話しました。

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紅一点のゲスト、横江さん。

続いて登場したのは、インテグレートCOOの山田まさるさん。
山田さんはPR関係の仕事を何年もしています。
そんな山田さんは、
「以前はマスメディアに露出させれば物は売れたが、今はそうではない」
と現在の広告・PRについて分析しました。

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「『あるある大事典』の捏造問題あたりで時代が変わった」と山田さん。

続いて登場したのは、扶桑社『ESSE』編集長の小林孝延さん。
小林さんは、ここ10年の出版業界について、
「10年前、付録の規制が緩和された。昔は紙の付録しかダメだったが、
傘やTシャツなど、色んな付録がOKになった。
付録があると売り上げがアップする」
と話しました。

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イケメン編集長の小林さん。

続いて登場したのは、EMIミュージック・ジャパンの梶望さん。
梶さんは、宇多田ヒカルさんのプロモーションをデビュー前から担当しています。
そんな梶さんは、宇多田さんが言った
「おもしろい人と出会うには、自分がおもしろくなればいい」
という言葉を心がけて仕事をしているそうです。

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「マーケティングは結果論である」と梶さん。

続いて登場したのは、ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド社長の久保明彦さん。
久保さんはPR業界と広告業界の違いについて、
「個人技とチームプレー。担当者が大きな影響を与えるのがPRで、組織の力が大きいのが広告」
と話しました。

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広告業界からPR業界に転身した久保さん。

続いて登場したのは、スケダチの高広伯彦さん。
高広さんは、この10年の間に組織や業界を変えて働いていますが、
自分自身は何も変わっていないそうです。
「唯一変わったのは体重」
と言い、会場の笑いを誘っていました。

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3年前の写真を見て、「やっぱり違うなぁ」と呟く高広さんと鶴野さん。

最後に登場したのは、元東京五輪招致委員会 広報ディレクターの松尾崇さん。
松尾さんは10年前の第1回『メデコミ会』の参加者です。
鶴野さんと
「お互い10年、年とるね」
と感慨深げに呟いたあと、オリンピックの招致活動の裏話などをしました。

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まだまだ若々しい2人。

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トーク終了後は、新製品の『GABANスパイスドレッシング』をかけてのジャンケン大会。

大盛り上がりで幕を閉じた『メデコミ会』10周年。
これから20年、30年と続いていくことを願っています。

(ライター・たまに大阪)