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超満御礼!史上最大の“乗りテツ”の大集会!『鉄道乗りつぶしナイト!!』(10.7/17開催)

2010年07月25日

鉄道ファンの夢【乗りつぶし】

これは日本全国の鉄道を完全乗車すると言う偉業!
そんな、鉄分豊富なイベントが奇しくも「成田スカイアクセス」開通日に開催されました。

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出演者は左から「実業之日本社の磯部氏」「新潮社編集長・田中氏」「フォトライター・栗原氏」

この3人によるどっぷりの鉄分イベントです。

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開演前に会場はすでに「乗車率100%」

そんなさなか、楽屋を覗くと・・・
なんと!出演者の栗原氏は「駅弁」を食べている!
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さすが!ここでも鉄分補給!

そしてイベントは「乾杯」でスタート
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この日開通の新線を祝って乾杯

累計100万部を超える「鉄道書籍」を編集されている田中氏」は、御自身も私鉄を含めて全線乗りつぶし【完乗】をしている
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この日、楽屋でも仕事をしていた田中氏

「新幹線の車窓ナイト」でもおなじみの栗原氏は、タモリ倶楽部にも出演されました。
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幼いころから「乗り鉄」一筋のまさに「筋金入りの鉄ちゃん」

磯部氏(右)は、一時鉄道から離れた時期も有りましたが、鉄道関連の出版に就きたいと夢がかなったそうです。
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イベント・ナビゲーターの磯部氏も、「鉄分豊富」な編集者

このころ、1階では「サン○マスター」のライブが始まり、カルカルには地響きのような振動が・・・
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そんな振動も今宵のイベントでは「高架下」のような雰囲気になるから不思議?

第一部は『乗りつぶしは、どこが楽しいのか?』

集まったファンに喧嘩うってるような内容でスタート!(大丈夫?)

田中氏曰く、以前は国鉄(現JR・第三セクター)を全部乗ることを「全乗」と呼び、私鉄を含んだ線まで乗りつくすことを「完乗」と呼び、鉄道ファンの夢であり目標だったとのこと。

そして、栗原氏曰く「乗りつぶし」とは・・・
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『プチプチだ』(なんですかそれは?)

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もしかして?新幹線の車窓ナイトの使いまわし画像
(プチプチとはダンボールとかに入ってる緩衝材で、プチプチつぶす例のヤツのこと)

ここから栗原ワールド出発進行!

その言葉は非常に的を得た内容だった。

【乗りつぶしとは】
 ・本来の用途とは異なる楽しみ方
 ・バカバカしいが、始めると止まらない
 ・残っている所を見つけるとつぶしたくなる
 ・全部終わると、なんか寂しい
 ・偉大なる暇つぶしである

意外と『納得!』まさに「プチプチ」

この意見には、田中氏も非常に好印象で強く同意!

ちなみに、栗原氏はまだ乗りつぶしは達成していませんが、楽しみは最後に取っておく性格で、楽しみ路線を最後にとってあるとか?

また、田中氏も新線開通に伴い、また乗りに行く楽しみが増えた!と、うれしそうな表情!

ちなみに、栗原氏は「全部乗ってない」と言っても、実はすごい乗り方をしていました
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小学校から乗り始めた栗原氏、3年生では389キロほどでしたが・・・

コレが、小学校卒業のころには・・・
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なんと、「7194キロ」ケタ違いに増えている(小学生で7000キロって・・・?)

実は当時、栗原少年に衝撃を与えたイベントが「国鉄」から開始された

それが、コレ【いい旅チャレンジ20,000キロ】
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なんとも、インパクトのあるポスター!

1980年から10年間かけた国鉄の威信をかけたビッグイベント!当時国鉄は「登破」と呼んでいたが、400人位が乗りつぶしを達成したとのこと

ちなみに、このイベント・・・厳しいルールがある
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企画は哲学から入って、国鉄の鼓動を感じる

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規定は旅客営業規定並・・・その割に「ゆるい」ヶ所有りと、不思議な物だった

見よ!この栗原少年のポーズ↓
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ポスターや漫画の表紙と、同じポーズをとってる!

昔は、あちこちの駅でこのポーズが見れたのかな?

休憩をはさんで、第2部は、前半の追加トークから開始

栗原氏は、廃線の都合で四国に一部乗っていない線があるかもしれないと言う話になりました。
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四国は全線乗りつぶしたと思っていた矢先にこの事実!

こういった事例はけっこうあるらしく、線の切廻しや廃線、新線開通など「乗りつぶし」が完了した後も「追加つぶし」がある。(その後の調査で、この路線も乗っていることが解って安心した栗原氏)

さて、第2部の本題は「これだけは譲れない」

乗りつぶしの「こだわり」を交互に発表してもらいました。

田中氏のこだわりとは・・・
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【明るいうちに乗る】

会場からも「あぁ~(同意)」と、声が上がりました。

地下鉄はともかく、景色が見える時間に乗って車窓も楽しむのが乗りつぶしの醍醐味!以前名古屋の地下鉄を乗りつぶした時は「苦痛以外の何物でもなかった」そうです。

田中氏にとって「車窓の景色」は重要なこだわりなんですね。

かわって、栗原氏のこだわりとは・・・
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『飲む』 _| ̄|○ ガックリ・・

しかし、コレは重要で「乗り飲み」なく、途中下車して駅前のスナックや料亭で地酒をいただき、「退屈な時間旅」を有意義な思い出にするために『飲む』コレは楽しくするアイテムとして「譲れない部分」みたいです。(納得したような、しないような?)

また、田中氏は【片道でOK】という自分ルールも有り、基本その線を片道でも乗れば完乗にしているそうです。

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さすが数々の鉄道書籍を作られているだけあって、きっちりとした「こだわり」

次は栗原氏の番ですが・・・栗原ルールでは

『寝てもいい』
(会場からは、拍手?と笑いが・・・(^_^;))

乗りつぶしは「十人十色」であっていい!寝てしまった区間は、また来るための理由になるそうです。(かなり無理がある?)ちなみに田中氏も発車まえから終点まで熟睡しちゃった区間があったとか?

次は田中氏のこだわり【新規の路線は速やかに乗車する】
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この日開通した「成田スカイアクセス」の画像

会場では「もう乗ったんですか?」と、質問も上がりましたが・・・
さすがに乗っていないらしく「明日乗ってきます!」と、力強い答えが返ってきました。新線が開通すると「気になって仕方ない」と豪語してます。

続いて、栗原氏のこだわりは『降りる』(どうなってんだか?)

栗原氏のこだわりは「飲む」「寝る」「降りる」と・・・非常にゆる~い感じですが、その土地を楽しむと言う目的を併設したとても楽しそういな旅です

さて、次に【コレは乗りつぶしの対象なのか?】という話

鉄道法では、さまざまな交通手段も鉄道の仲間になっています。たとえば「ロープウェイ」や「リフト」などです。ステージのお二人はさすがにこの辺りは、乗りつぶしの対象にはしていないとおっしゃっていましたが、なんと会場には「ロープウェイ」も「完全乗車」された「つわものも」剣山!

スキー場のリフトは乗っていないが、ロープウェイやゴンドラリフトは「完乗」しており、手前のリフトに乗らないと乗車できない山腹のゴンドラに乗るため、ゲレンデを歩いて上ったと言う「神」のような「完乗者」さんからコメントも頂けました。

この後も「第二種鉄道事業者」は乗りますか?「短絡線は?」など・・・ファンでないとなんのことだかサッパリ解らない用語までバンバン出てくるマニアックな第2部になりました。

第三部は【乗りつぶしの歴史】
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物事に歴史あり!もちろん「乗りつぶしにも数々の歴史」があります。

歴史を語る前に「会場へこられている皆さん」に、乗りつぶしを完乗した方、乗りつぶしを行っている方を聞いてみました。
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なんと!会場の8割の方が「乗りつぶし」を行っている結果!

さて、本題!

歴史を追っていくと、古くは「昭和34年8月」に達成した方がいて、国鉄が認定した一番古い記録だそうです。(未公認記録があるかもしれませんが、正式な記録はコレ)

それにしても、戦後の混乱直後からすでに「乗りつぶし」が行われていたんですね。その後昭和55年に「いい旅チャレンジ20,000キロ」キャンペーンが、乗りつぶしに拍車をかけたようです。

当時、メディアでも取り上げられ番組なども組まれており「乗りつぶしの番組」や「乗りつぶしソング」まで生まれる空前の「鉄道ブーム」が昭和を盛り上げました。

このころ、各出版社からも乗りつぶしの書籍がガンガン発刊され、現在では廃線になっている路線なども掲載されている貴重な資料となっています。
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懐かしい話に花を咲かせるステージ

当時の書籍などに書かれたルールブックなどを読んでみると、「所詮遊びなので、熱くならず、気長にのんびりやりましょう」と、最近の鉄道ブームに【カツ!】を入れるような言葉も書かれています。

最後は、会場からの質疑応答となりました
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会場からの質問に笑顔で答える田中氏、根っからの「鉄ちゃん」なんですね

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栗原氏は、ゆる~い感じですが、それぞれの楽しみ方を教えてくれました。残りの線も制覇する日は近し?

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今回のナビゲーターを務めた磯部さん、出版という立場を超えた鉄分をお持ちでした

最後に田中さんが乗りつぶしを完乗した時の日記の朗読をして終了となりました。
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これこそまさに「感無量」

皆さんこの感動を求めて、明日も旅に出るんですね。

【ライター・クロスケ】