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待望の復活!2年ぶりのお城めぐりナイトは土の城で大盛り上がり!『お城めぐりナイト3 ~土の城 DE 大プレゼン大会~』ライブレポート(10.11/13開催)

2010年11月21日

2年ぶり! お城めぐりナイト、待望の復活!
いやあ、長い間待ってましたよ、この時を。
前回Part2のテーマは石垣だったが今回は土・・・土の城!
その土の城を語るのはメンバー数20000人以上を誇るmixiコミュニティ
お城めぐりしよう!」の主要メンバー達!
さあ、土の城・大プレゼン大会の幕開けです!

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お城めぐりナイト3 ~土の城 DE 大プレゼン大会~

カルカルにはお城めぐりコミュニティのメンバーらしきお客さんが多数来場。
実は私も城巡り、日本百名城スタンプラリーをやっている(現在15個)
といっても、私の場合、特に城好き、歴史好きというわけではない。
城や歴史が好きだから城へ行っているのではなく、
城へ行って初めて城主の名前を知るくらいのレベルだ・・・

そんなレベルの私でも城へ行くのは楽しい。
だったらせっかく城巡りしているんだし、より一層楽しみたい。
なので、城巡りの魅力や見所、楽しむ方法が学べるお城めぐりナイトを
とても楽しみにしていた。

とはいえ、腹が減ってはライブレポートができぬ。
そこでお城めぐりナイト3限定メニュー・城址の土塁カレーを注文することにした。

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こ、これはドライカレーで造った土塁・・・そうか、土塁とドライをかけてるのか!
ダムカレーに通じる造形美!

この土塁ドライカレーにお客さんもコーフン!
「鬼門はどっちなんですか?」
「おお、鬼門からスプーンで攻めれば一気に米が崩れるというわけですね!」
「そんなわけねーだろ!」
などと盛り上がったが、どこから攻めても全く崩れない頑強なカレーでした。

さて腹も膨れたということで、いよいよ待ちに待った開演!

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左からテリーP、桐畑トールさん、本岡勇一さん

桐畑トールさんと言えばカルカルの超人気イベント・スナック玉ちゃんのボーイですが、
戦国時代に興味津々ということで今回テリーPと共に司会を務めてくれました。
本岡勇一さんはお城めぐりコミュニティの管理人でかつ城めぐドットコムの主宰。
2008年の第一回お城めぐりナイトとPart2の石垣ナイトに出演しました。

続いて今回土の城プレゼンを行う5名のコミュニティメンバーが登場!

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左から、
石垣部長 かすこばさん
城砦寺院部長 お奉行様
通りすがり ぼやっきーさん
堀(濠)部長 小城小次郎さん
mixi「よみがえる日本の城」コミュニティ管理人 おーちゃん

トールさん 「えっ、役職があるんですか!?」

石垣部長、城砦寺院部長、堀部長・・・
城の様々な要素毎に一つの部が成り立っているお城めぐりコミュニティ。
一体どんな部があるのかというと・・・

石垣部
城砦寺院部
堀(濠)部
土塁部
櫓部
天守部
城門部
虎口部
銅像部
御殿部
庭園部
美術部
環濠集落部
石碑(城祉碑)部
台場(砲台)部
(江戸)藩邸部

ホテル部
グルメ部
鉄道部
温泉部
セルフ撮影部
夜討ち朝駆け部

インチキ城部
へんな部

なんと計24の部が存在!
面白いのが石垣や堀など城そのものへの探求をメインとする部の他に、
ホテルやグルメといったトラベルとしてのサポートを担う部や
インチキ城といったユーモアを打ち出す部があるところ。
(※上記の色分けは私が勝手にカテゴリ分けしてみた)

石垣部長、城砦寺院部長、通りすがり、堀部長、よみがえる日本の城コミュ管理人。
この5名で果たして一体どんな大プレゼン大会となるのか!
(※よくよく見てみたら土の城のイベントなのに土塁部長が来てない!)

●土の城を楽しむには想像力が重要

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石垣部長・かすこばさんは土の城を楽しむには当時の様子を頭の中で復元すること、
つまり「想像力」が重要だと言う。例えば、

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武蔵国 杉山城。
現在はこんな場所だが、ここから当時の様子を想像して復元すると、

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こうなる。

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伊豆国 長浜城。
水際の城も島から狼煙(のろし)が上がる様子など想像すると、

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こうなる。
城の使い方を想像すると天守閣や櫓が見えてくると言うのだ。

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そして通りすがりのぼやっきーさんも土の城は想像力だと言い、
神奈川県三浦市・玉縄城の昭和三十年代の航空写真と復元図を紹介。

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航空写真。何がなんだか全然分からないが・・・

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見事に城が復元された!
想像力か・・・当時の様子を想像して復元ってレベル高いな・・・
なんて思っていたら、そんなレベルをさらに超えてしまったメンバーがいた!

●名言連発! 堀部長!

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土の城は美しいと言う堀部長・小城小次郎さん

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神奈川県足柄上郡・河村城の堀底。
写真家である堀部長が撮った土の城の写真は本当に美しい。

堀部長 「土の城は美しい。絵になる。何故か? 土だから」

土だから?
堀部長の一人問答についていけず、ざわつく会場・・・その真意は、

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土の城は中世の城。まだ鉄砲でなく弓矢、人間が人間として戦ってきた時代。
土を掘ってもりあげて守ろうとしてきた。何を? 命を!
土のもりあがりが何人かの命を守ってきたんです!
そう考えると土のもりあがりの一つ一つに意味がある! 命が見える!

うおおお! ガツンときたよ、この一言!
土の城から復元図を超え、命が見えたよ、この人は!
土の城が美しいのは命が美しいからと言っているのか・・・凄すぎる・・・
さらに、

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堀部長 「土が凹んでいれば全て堀だ!」
トールさん 「もう堀にしか見えなくなってきました!」

土の凹みから堀が、土のもりあがりから命が見えるくらいでないと
土の城を見たことにはならない!
そう熱く語る堀部長・・・ぶっちぎりのインパクトを残しました。

●桐畑トールさんの八王子城ガイド

なんとトールさんもプレゼンに参加!
八王子城ガイドをすると言うが、八王子城は土の城ではなく石垣の城だと
コミュニティメンバーから指摘が・・・細かいことは気にせずいきましょー!

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門跡、古道、虎口、曳橋(ひきばし)、御主殿跡(ごしゅでんあと)など
八王子城の数々の見所を紹介。
想像力を使わない旅としての城プレゼンに場の雰囲気が和んだかと思いきや、

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道に迷い、本丸へ辿り着かず帰ってきてしまったというトールさんに対して、
コミュニティメンバー達が一斉に声を挙げた!

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メンバー達
「本丸へ辿り着かなかったとか、そこは全く問題じゃない!
八王子城で一番面白いのは本丸の奥! 何故行かなかったのか!」

そんな隠れた見所があったなんて、トールさん大ショック!
一番面白いという本丸の奥は案内も無いというので無理もないが・・・
それにしてもさすがお城めぐりコミュニティのメンバー、よく知ってるなあ。
八王子城は私が唯一近場で残している百名城だったので凄く参考になりました。

●土の城の防御力は石垣の城に劣らない

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mixi「よみがえる日本の城」コミュニティ管理人・おーちゃん
土の城を防御力の観点から見たプレゼンを披露。

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江戸城の土塁。
これくらい土塁に傾斜があると鎧や兜など重い武具を身に付けた兵が登り難く、
土の城でも石垣の城に劣らない十分な防御力があると言う。

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宇都宮城も傾斜の高い土塁と堀で相当守りが堅かったらしい。

城好きの上級者は城へ行くと城を攻める側、あるいは守る側など、
武将や兵になりきって戦の様子を想像しながら城を見ていくと聞いたことがあるが、
土塁の傾斜から城の防御力を推測するのは間違いなく上級者の域!

●土の城は身近なもの

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城砦寺院部長・お奉行様は土の城は身近なものだと言う。
どれくらい身近かというと、

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矢印が全て城!
千葉の多古城、志摩城付近は多く城が集まっているらしい。

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そしてお奉行様は土の城散策の様子を動画で紹介・・・ってこれ城か!?
城の数としては確かに身近なものと言うことができるが、
土の城に行くということはやはりこのような山の中へ行かないといけないのか・・・

●平地でも土の城は見られる。そして住める!

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コミュニティメンバーの5人とトールさんの出番が終わり、
大プレゼン大会のラストを飾るはお城めぐりコミュニティ管理人・本岡さん!

土の城は山の中へ行かないと見られないように思われているがそんなことはない。
普通に民家が建っているような平地でも土の城は見られると言う。
それが平地城館(へいちじょうかん)
つまり、平地に建てられた城や館のこと。

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平地城館の例として、愛媛県松山市の湯築城が紹介された。
なるほど、湯築城は道後温泉のすぐ近くなので行きやすい。

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他に挙げたこれらの城もちゃんと土塁があり、水は無いが掘もある。
そして何より山の中でないから行きやすい・・・ここで本岡さんが閃いた!

本岡さん 「単郭方形の土塁と掘さえあれば土の城に住めるんじゃないか?」

たとえ民家が建っているような平地でも土の城の要件さえ満たせば、
それはもう土の城と言ってもいい。
現にそういう家が存在していると言う。

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それが土居の内。土居は土塁の意味。
土居の内とは中世の頃の武士や名主の居宅で堀と土塁に囲まれている。
ポイントはこれが居宅だということだ。

どうやら土の城に住めそうだと確信を得た本岡さん。
本物の土の城に住むと城ファンは訪れるし管理も大変で住むには向かないが、
新たに作れば実際の城じゃないから城ファンは来ないし管理も自由・・・
これぞまさに理想的なオレの城!

そこで、そんなオレの城な物件がないか探してみたらなんと出てきた!

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福岡県太宰府市 楽園生活「土塁の家」

なんと2010年のグッドデザイン賞受賞!
山の中へ行かずとも平地でも土の城は見られるというところから
土の城に住めるんじゃないかという閃きを経て本当に住める所を見つけてしまうとは!
さすが本岡さん、ストーリーのある見事なプレゼンに聞き入ってしまいました。

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ステージ、お客さん共に大盛り上がりだった2年ぶりのお城めぐりナイト、
いかがでしたでしょうか。

土の城のキーポイントは想像力。
遥か昔の時代、そこにあったであろう天守閣や櫓、
そして戦っていた人々を想像するなんて、なんだかロマンがあると思いませんか。
想像力をもってより一層楽しむ城巡り、勉強になりました。

石垣、土塁と続いたお城めぐりナイト、果たして次回は?
城門? 櫓? 銅像? グルメ? インチキ城?
次回が楽しみです。

(ライブレポーター・えの)