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聖なる夜は素敵な歌声と止まらないおしゃべりを☆毎年恒例満員御礼クリスマスパーティライブ! 黒沢健一「SEAT AND MUSIC2010」ライブレポート(10.12/25開催)

2011年01月19日

「みんな、メリークリスマス!Welcome My Show!」

今日はクリスマスの夜だから、みんなで歌って過ごしたいんだ。4年目を迎えすっかり年末恒例イベントとなった、黒沢健一@東京カルチャーカルチャーは、昨年に引き続き12/25の開催となりました。窓の外に見える観覧車は骨の髄まで凍りつきそうな120分待ち、それに対してわたくしたちは、それはもう熱い120分を過ごしたのでした。

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開場と同時にあっという間に席が埋まり、あちこちから乾杯の声が聞こえます。昨年、黒沢さんの好物ということで限定メニューになった「揚げたこやき」はその後定番メニューとして定着し、なんと現在では人気第一位とのこと。 すっかりおなじみになった「健・キール」をはじめ、「Northtown Chiristmas」「RED&BLUE」と、楽曲になぞらえたカクテルが提供され、大好評でした。(いくつかのメニューは一度目の休憩を待たずに売り切れてしまったとか!)

黒沢健一、そして盟友のピアニスト遠山裕とのゴールデンコンビ。ピアノとギター、健一さんの歌声だけで紡がれる、とてもシンプルで、それでいて贅沢な音楽が溢れる空間になりました。

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前半はカヴァーソングを折り込みながら、この一年を振り返るようなトークも。ライヴ音源+スタジオ音源といういっぷう変わった構成のニューアルバム「V.S.G.P」にまつわることや、カヴァーソングだけを演るライヴイベントに出演した時のエピソードなど、演奏中の息を飲むような雰囲気とは裏腹に、笑いの絶えないトークが続きました。前半の最後はギターを置いて。懐かしいクリスマスソング「RED&BLUE」がしっとりと響きわたりました。

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厨房が大わらわとなった休憩時間(わたくしこの隙に特製エビ生春巻をいただきました!)を終え、ひとりギターを携えて現れた健一さん。美味しい料理と追加オーダーの止まらないお酒のおかげで、開演当初は期待と緊張感ですこしピリピリとしていた場の雰囲気は、ずいぶんとリラックスしたものへと変わっています。

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遠山さんを呼び込んでの「Missing Piece」、そして「Nice to meet you」。MOTORWORKS、L⇔R、そしてソロ曲…。彼の持つ長いキャリアにあって、様々なメンバー、そしてスタイルで奏でられてきた楽曲たちですが、「彼がステージに立って歌う」ことが全てなのだなあと感じさせる、パワフルで情感に溢れる演奏に圧倒されます。ステージもフロアも、すっかり音楽に満たされて楽しそう!

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と、ここで健一さん本日いちばんの衝撃発言。「ぼく、一回でいいからここの客席からライヴを見たいと思ってたんです」…なんですって?「みなさんご存知だと思うんですが、遠山さんはいろんなバンドで演ってらして、実はリードボーカルを取ることもあるんですよ」…なんですって?「ぼくは見たい、遠山さんは歌える…。ということは?」…客席からの大喝采を浴びつつフロアに降りる健一さん! まさかの遠山ソロライヴスタート!

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たぶんこの先二度と見ることのできない、不思議なショット。「廃虚の鳩」を朗々と歌い上げ、遠山さんからも「ずっとサポートやってるんだけど、コール&レスポンスやってるのを見てすごくうらやましく思ってて。僕もやってみたいんです」…なんですって?「健ちゃんの持ち歌やってもいいですか?」…なんですって?「伴奏が必要な曲なので、ひとを呼びます。菊池!」なんとここでスペシャルゲストにギタリストの菊池真義さんが登場。そして演奏するは「Lazy Girl」!!

健一さんがステージ上にいないだけでもなんだか不思議なのに、フロアを駆け回って煽る煽る!毎回いちばんの盛り上がりを見せるこの曲、本日ももちろん大騒ぎ!客席に手拍子とコーラスを預けての大フィーバーでした。歌い終えて「あー、気が済んだ!」とおっしゃる遠山さんに、客席からも大喝采が飛びます。

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会場の盛り上がりは覚める事なんてしらない。ステージの上にピアノとギター、リズム隊がいないのならそれはフロアのハンドクラップ!会場全体が揺れるような手拍子にあわせて、そのまま終盤になだれこみます。

この場に集まった、お客さんとスタッフに対する丁寧なお礼に言葉を口にして、本編ラストは、まさに今日という日にふさわしい「NORTHTOWN CHRISTMAS」。ほんの少し前の熱狂から一転、シャッターを切ることさえ躊躇われるようなしんとした空間に、ただ静かに歌声が響いていきました。

も・ち・ろ・ん!このままじゃあ帰れません。割れんばかりの拍手喝采はそのままアンコールを求める声になり、なんと菊池さんを交えた三人で登場。意外なことに、この三人で同じステージに立つのは初めてのことだそう!言われてみれば、先般開催された東京グローブ座での2Daysでも、おふたりの出演日はバラバラだったのでした。まるでクリスマスプレゼントのような、スペシャル編成に沸き立つ会場!

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一度目のアンコールが終わり、会場が明るくなってBGMが流れてもいっこうに拍手は鳴り止まず。予定外のダブルアンコール!「三人で出来る曲、あったっけ?」などと言いながら、本編でも一度は披露された「Package」をもう一度。いや、ギターが加わるとこんなにも雰囲気が変わるのか!と驚かされる、まったく異なる楽曲になっていました。ぎりぎりまで照明を落としたフロアに、ぎらぎらとミラーボールが回りつづけるのも、ちょっとカルカル離れした雰囲気で。本当にすばらしい時間でした。メリークリスマス、また来年も!

(ライブレポート・アオキエリ / EXHIVISION

セットリスト:

Welcome My Show
Match Box
Bring It On Home To Me
Scene39
POP SONG
Package
What is this song
DAY AFTER DAY
RED&BLUE

(休憩)

方舟
Morning Sun
Missing piece
Nice to meet you
廃墟の鳩
Lazy girl
SOUL KITCHEN
Society’s Love
Grow
NORTHTOWN CHRISTMAS

en1:
Rock’n Roll
Northern town

en2:
Package