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お酢ラー必見!今年は“お酢”がくる!カルカルお馴染みフードエンタメ!『ぐっ酢り眠るための“飲むお酢ナイト”~7種類の美味しく飲めるお酢のテイスティングで学ぶ~』ライブレポート(11.1/16開催)

2011年01月25日

これまでカルカルは缶詰を筆頭にたまごかけごはん、納豆、カップ麺など
様々なフードエンターテイメントイベントを行ってきましたが、
昨年は究極の利き醤油の会を実現し、調味料の世界にも足を踏み入れました。

そして2011年・・・一発目のイベントから熱燗&缶詰と
今年もフードエンターテイメントが熱いカルカルですが、
今度は醤油に続く新たな調味料の世界・・・酢のイベントが開催されました!

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ぐっ酢り眠るための『飲むお酢ナイト』
~7種類の美味しく飲めるお酢のテイスティングで学ぶ~

お酢ナイトは様々な酢が飲めるという滅多にないイベント!
さらに今回は「ぐっ酢り眠る」ということで睡眠と酢の関係も取り上げるという。
料理が下手な私は餃子に付けるくらいしか馴染みのない酢ですが、
この機会に酢を思いっきり楽しんでしまおうではないですか!

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物販スペースに並ぶのは内堀醸造が誇る”飲む酢”の専門店、
オークスハートのフルーツビネガー!
フルーツビネガーとは果物で作った酢のことで、
ブルーベリー、カシス、苺、オレンジ、ライチなど様々な種類がある。

今回のお酢ナイトではそのフルーツビネガーを使ったドリンクや
酢を使った特別メニューが用意されていたのでさっそく注文しました。

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ビール割り用ビネガーで作ったビールカクテルと前菜三種盛り合わせ

このビール、シャンディガフよりスッキリ! 苦味が一切ない!
想像以上の爽やかさに驚いたが、元のビールがスーパードライと聞いてさらに驚いた。
苦味の強いスーパードライが酢によってここまで飲みやすくなるとは・・・
ビールが苦手だという人にビール割り用ビネガー、一度試していただきたいです。

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18時半、オークスハート事業部長・酢ムリエNo.0001・内堀光康さん
イラストレーターで酢ムリエ公認お酢ラー1号の永崎ひまるさんが登場し、
いよいよ飲むお酢ナイト開演!

●お酢ナイト特別メニュー解説

まず初めに内堀さんがお酢ナイト特別メニューを解説してくれました。
上記で食べた前菜三種は、

(1) スモークサーモンのノンオイルマリネ
(2) タコときゅうりの酢の物
(3) カリフラワーのピクルス

お酢を使ってサーモン自身が持っている油を外へ引き出すことにより、
オイルを一切加えることなく仕上げたマリネ。
タコを甘酢に漬け込むことで味をしっかりしみこませた酢の物。
そして内堀さんが「ジュエリー」と表現するピクルス。

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「ピクルスにどんな酢を使うのかという質問をよく受けますが、
酢を主役と考えるのではなくスパイスの一つと考えるのがポイント。
生姜やシナモン、クローブといったスパイスと酢を上手く組み合わせて
味と香りを作り上げたピクルスはまるでジュエリーの世界なんです」

ピクルス=ジュエリー!
思い起こせばお皿に美しく盛られたピクルスは確かに宝石のよう・・・
ワインのソムリエが味や香りを言葉で表現する力を持っているように、
酢ムリエの内堀さんも見事な表現力で酢の魅力を語るのがとても印象的でした。

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他にも牛肉の酢醤油炒め、しらすの酢〆ごはん、
アイスクリームのビネガーソースがけを解説。
もちろんこれらも注文し、初手からお酢尽くしのメニューを満喫しました。

●ぐっ酢り眠るために覚えておきたい睡眠と酢の関係

さて今回のお酢ナイトではタイトルにもあるように、
「ぐっ酢り眠る」ために酢を活用することについての話がありました。

まずは良い睡眠とは一体どういうことかの説明から。
良い睡眠は以下の3つのホルモンが分泌されることで得られるという。

(1) メラトニン
体温を下げて眠りを促す。夜9時~11時の間に分泌される。

(2) 成長ホルモン
古い細胞を新しくして代謝を上げる。眠ってから3時間後に分泌される。

(3) コルチゾール
脂肪を燃やす。深夜3時頃から分泌される。

メラトニンが分泌されることで体温が下がって眠りに入り、
眠った状態で成長ホルモンとコルチゾールが分泌されることで
ぐっすり眠れた状態になる。
つまり、良い睡眠を得るために重要なのは眠りに入る最初の部分であり、
ここさえ上手くいけばぐっすり眠れた状態になるということである。

では、眠りに入る最初の部分が上手くいくにはどうするかというと、
「人間は体温が低くなると眠くなる」という身体のメカニズムを利用する。
といっても、メラトニンの作用以上に体温を低下させて眠りを促すのではない。
逆に体温を上げてメラトニンによる体温の低下に意図的な落差を作るのである。

ここで酢の登場。
酢は血流を良くする飲み物。血流が良くなると体温が上がる。
つまり、酢を飲んで体温を上げることで、その後の体温低下に落差を作り、
眠りを通常より多く促すというわけだ。

酢を飲む -> 体温上昇 -> メラトニン分泌 -> 体温低下 -> 眠くなる

そうして上手く寝られれば、あとは、

成長ホルモン分泌 -> 代謝UP -> コルチゾール分泌 -> 脂肪燃焼 -> ぐっ酢り!

ということになるんですね。

ぐっ酢り眠るために取る酢の量は大さじ一杯(15cc)で十分だという。
ただし、夜更かしや寝る前の食事等、上記ホルモンが分泌されない要因を起こせば
いくら酢を飲んでもぐっ酢りとはならないのでご注意ください。

●7種の酢のテイスティング!

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睡眠と酢の関係について学んだ後はいよいよ7種の酢のテイスティング!
ステージの出演者が手に持っているのは、

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カシス&金柑(伊予柑入り)の酢のノンアルコールカクテル!

まるでテキーラ・サンライズのような美しさ!

そして、

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・苺重ねの酢 牛乳割り
・銀座の生姜の酢 水割り
・ブルーベリーの酢 豆乳割り
・オークスハート飲むぽかぽか生姜の酢 お湯割り
・カシスの酢 炭酸割り
・弁財天(瀬戸内レモン)の酢 炭酸割り

最初のカシス&金柑は酢同士を組み合わせて作るところが面白いと思ったが、
今度は様々な種類の酢に対してお湯割り、牛乳割り、豆乳割りなど
割り方を工夫して作っているところが面白い。

特にインパクトがあったのが生姜の酢のお湯割り。
生姜の味と香りが口の中でふわっと広がる感じが単なる生姜湯の倍は高い!
このお湯割りがホントに美味しかったので、生姜湯+酢を試してみたくなりました。

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牛乳割りはチャイのパフォーマンスのようにコップ同士で何度も移し変えるのがコツ。
そうして牛乳を泡立たせることで酢の香りが牛乳の中に閉じ込められる。
さらにカルシウムが酢の中に溶け出し、カルシウムの吸収率が1.5倍になる。
パフォーマンスにはちゃんと意味があるんだなあ。

内堀さんは楽しむために酢を飲んでほしい、酢が自然にそこにあってほしいと言う。
「健康のために酢を飲もう!」では続かない。
今回のテイスティングのように楽しむのが酢の一番良い飲み方なんですね。
美味しいお菓子を用意して、お茶感覚で酢を楽しむなんていかがでしょうか。

●お酢ラー・永崎ひまるさん登場! お酢ラーへのきっかけとは?

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イラストレーターで酢ムリエ公認お酢ラー1号の永崎ひまるさんは、
お酢ラーになったきっかけを自ら描いた漫画を用いて話してくれました。

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WEBダ・カーポ(永崎ひまるの漫画ルポ エキスプレ・ス・東京 お酢屋銀座の巻)

ひまるさんが小学生の頃、同級生の家で塩ラーメンをご馳走になった。
その時、同級生のお父さんがラーメンを酢に浸して食べていたのが気になって
自分でも試してみたところ、衝撃が走る程美味かったのがお酢ラーへのきっかけ。
その後、家族にも酢で食べるのを薦めるようになり、
今ではひまるさんの父親を除く全員がお酢ラーになったと言う。

このひまるさんの話を聞いて私もやってみました。

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何でもトライだ。

ラーメンに酢をかける人はたまに見かけるが、ラーメンを酢に浸すとは・・・
なんだかハマったら抜け出せなくなりそうな予感がして不安になったが、
意を決して麺を酢に浸し、一気にずずっと!
こ、こりゃ凄い! 麺をすすりきらないうちから咽た!
スープがよく絡むちぢれ麺だったのが災いしたか・・・
その後、酢加減を上手く調整しながら美味しくいただきました。

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お酢ラーになったひまるさんは酢ムリエの内堀さんと出会って
ますます酢の魅力にハマっていくのですが、
ひまるさんのように「酢って美味しいよね」と言い、
酢を楽しく広めてくれる伝道者が増えてほしいと内堀さんは言います。

内堀さん
「酢を楽しむ人が増えてきたら、酢ムリエ検定みたいな制度を考えてもいいかな」

酢ムリエ検定! これは面白い!
もしそんな検定ができたら、酢を楽しむ人から酢ムリエが誕生し、
酢ムリエによって酢を楽しむ人がもっと増えていくんだろうなあ。

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イベント終了後、フルーツビネガーを購入するお客さん達。
私はビール割り用ビネガーを買ったのですが、ここで内堀さんからアドバイス。

「先にグラスの10%程度までビネガーを入れ、後からビールを足していく。
先に酢、後でビールがポイント。こうすることで酢の味と香りが全体に行き渡る。
この順番が逆だとビールの表面にしか酢が行き渡らないんです」

なるほど、かき混ぜたらせっかくのビールの泡が台無しですからね。
どちらを先に入れるかが重要というところなんて
なんだか焼酎のお湯割りのような感じがして面白いと思いました。

ぐっ酢り眠るための飲むお酢ナイト、いかがでしたでしょうか。
特別メニュー、睡眠と酢の関係、7種の酢のテイスティング、お酢ラートークと、
一口に酢といっても切り口も楽しみ方もいろいろあることが分かりました。
とはいえ、今回紹介されたのは酢の魅力のほんの一部・・・
次回再び酢のイベントが開催されるのを楽しみにしたいと思います。

(ライブレポーター・えの)