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『生物多様性世界一~コスタリカのエコツアー!』ライブレポート:ミル・シル・カンジル!大好評カルカルの『大人の一夜漬け』シリーズ!(11.2/13開催)

2011年02月17日

2011年2月13日開催
『大人の一夜漬け』シリーズ「生物多様性世界一」コスタリカのエコ・ツアー!

世界でもまれな「軍隊の無い国」コスタリカ。そして【生物多様性世界一】を語りつくすイベントが開催されました。

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左からテリーさん、足立さん(コスタリカ研究家)盛田さん(博物月報主宰)吉本さん(女優)大森さん御夫妻・・と、お子さん(カルカルステージ最年少?)

さて、コスタリカって「どこにある国」か、御存じですか?

名前は聞いたことあるけど、場所はどこだろう?
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日本から14、000キロ離れた「中米」の国です。運河で有名なパナマのお隣にある赤道に近い暑いお国

そんなコスタリカは世界一の「秘境」でありエコ・ツアー発祥の地「本物のエコ・ツアー」とは一体どんなものなのか?

コスタリカを知り尽くした方々による「バーチャル・エコツアー」に出発~♪

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序盤からコスタリカを熱く語る足立さん

コスタリカは赤道に近く『暑い!』とにかく『暑い!』のですが、住みやすくて「気がついたら、80年たっちゃって年食っちゃた?」そんな不思議な国

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女優の吉本さんは、仕事でコスタリカを訪れてから、そのすばらしさにほれ込み、どっぷり浸かってしまったそうです

農産物は、コーヒー、バナナ、最近はパイナップル。そして『観光!』
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市場では調理用のバナナも売ってる!

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コスタリカの人はけっこう「ザックリした性格」で、プラビーア!プラビーア!(いい意味で適当に)をよく使い、コレを知ってるとコスタリカに行ってもなんとかなるかも?と、語る吉本さん

そんなのんびりで、牧歌的なお国柄ですが、実は意外と「自慢しい~人」が多いらしく、その自慢とはズバリ「自然」
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世界一美しい『鳥』を始め、日本では見られない多彩な生物の宝庫

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多彩な蝶も多く、コスタリカの蝶の柄で、アルファベット26文字全部がそろえられると言うから驚き!

コスタリカは、世界の0、043%の国土に、世界の5%の生物がすんでいるといわれています。

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反面、個体数が少なく絶滅危惧種も多い非常に貴重な生態系があるそうです

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花も世界のラン1500種類の3割があり、大統領も女性で美しい!
男性の皆さん!「ミス・ユニバース」もコスタリカの方が一番多いそうですよ!

それでは『バーチャル・エコツアー』に出発~♪
まずは、海から!

カリブ海からの移動はボート中心で、本物のジャングルクルーズの始まり、なぜなら「道が無い」から・・・
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本物のワニとか普通に見られるのだから、驚きです

次は森へ
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熱帯雲霧林・・・この1枚の写真の中に「数千種類」の生物が共存している。そんな多彩な森がコスタリカの宝

雲霧林は空気中に多くの水分が含まれ、空中でも生物が生きていける素晴らしい環境で、多様性を形成する基本

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ブルメリア・・・コレがパイナップルの原種
このパイナップルの原種も、木の上に育つ植物ですが、葉の形に特徴があり、雨水がたまるので、ここで蛙が卵を産んで、オタマジャクシが育つそうです。

空中でオタマジャクシが育つなんて、ちょっと信じられないけど、そんなことが起きるのが、「多様性世界一の森」なんですね。

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ヤドクカエルやコアリクイ、ハチドリ・・・森は見たこと無いような動物の宝庫
(撮影は吉本さん)

1960年代には農業や木材需要で自然が破壊された時期がありましたが、自然保護に力を入れ現在は世界一の自然大国になっています。

雲霧林以外にも、サボテンが多い乾燥林があったり、鍾乳洞も多くとっても冒険チック!ちなみに、鍾乳洞探検はけっこう雑な感じなので、長い人生を楽しみたい人はご注意を?!

また、最近は「ローカルツーリズム」が人気で、村の民家に止まってゆっくりのんびり地元の人と楽しむのが「エコ・ツーリズム」

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牛車に引かれ、のんびりコスタリカを旅する

コスタリカは、汚染が少なく鳥の声や花の香りに包まれた素晴らしい国で、日本の将来がこういう国であればいいな~と思わせる場所

さて、後半はコスタリカに対抗すべく 【日本の秘境】
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カルカルではおなじみの博物月報の盛田さん登場

「日本の秘境」と言えば「西表島?」「知床?」・・・イエイエ「奈良県」です。

場所は【奈良県南部の十津川村】日本最大の村で面積は奈良県の5分の一ととっても大きいのですが、面積のうち96%が山林で残りの4%に人が住んでいると言った具合

生物も多く、いまだ「日本オオカミがいた!」とうわさも出るときがある?お土地柄なのですが、実は世界でこの村にしか自生していない貴重な花も有ります

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キイジョウロウホトトギスは、世界中探しても十津川村にしか自生していない(一部人工的に繁殖させたものは、他にもあるそうですが、自生はこの村だけ)

そんな訳で、ご当地イキモノが多い国「日本」

昨年さかな君が発見して有名になった「クニマス」や有明海だけに生息する「ワラスボ」など固有生物の多さは、コスタリカに引けをとらない生物大国

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西日本の一部に生息する「シーボルトミミズ」は、いっせいに世代循環を行う変わった生態をもつ変わったミミズ。すなわちみんな「同級生?」

また日本は海洋大国でもあり、日本の近海には全海洋生物種の14,6%が生息している世界一の海洋生物国家だそうです

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コスタリカの生物多様性と日本の秘境・・・遠く離れた国ですがよく似た感じがしますね

最後は、大森さん撮影の画像をみながら吉本さんによるコスタリカ解説

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コスタリカの人柄を象徴した話で「ダンナのことを人前では、けなさない」と言われたことがあるそうです。自分が選んだ人を自分でけなすなんて、自分を否定しているのと同じ。

コスタリカの人は「自分がされたらイヤなことは人にもしない」そんな優しさが「軍隊」を国から無くしたことにつながったんですね。

コスタリカは長寿国(平均80歳)で、果物なんか道端に普通に落ちている状態。あまり働かなくても生活できちゃう雰囲気というのだからビックリですが、それ以外にも「医療費が無料」というのがすごい。

この医療費無料は国民だけでなく、なんと観光客なども無料!そのために隣国から出産のために入国する「マタニティー・ツーリスト」がいるぐらいなのだから、驚きです。

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足立さんからの会場へのお土産、ほろ苦いコーヒー豆をチョコレートでコーティングしたお菓子。とっても上品なお味で人気でした。

また、足立さんの活動では「軍需産業があるから戦争がなくならない」というのであれば「平和産業があれば平和が広がる」という考えのもと、コスタリカへのエコ・ツアーを初めて『世界平和のサイクルへの入口がコスタリカにはある』をモットーに、一人占めをするのではなく、地球の財産はみんなの財産。

「生物多様性はみんなの物」という考えを広めていきたいと活動しています。

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コスタリカは「フォークでエビが取れる国」そんな所に、我々日本人が求める答えがあり「そこから考えていくツアー」こそが「エコ・ツアー」だと教えてくれる素晴らしい国なのですね。

【ライター・クロスケ】