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『夜のヨーロッパ企画~ロベルトの操縦 東京キャンペーン~第7回ショートショートムービーフェスティバル~落選監督の宴~』ライブレポート:今宵の主役は落選した監督!?だけど見逃せない作品が目白押し!!(11.7/16開催)

2011年08月26日

カルカルでお馴染みの京都の有名劇団・ヨーロッパ企画。
ヨーロッパ企画はお芝居以外でも様々なコンテンツを発信しており、
どれも物凄い人気を博しております。
そんな人気コンテンツの中でも継続的に開催されているのが
「ショートショートムービーフェスティバル」(略してSSMF)です。
テーマ縛りの5分以内の映像を、観客投票でグランプリを決めるという
超短編映画のお祭りがSSMFです。
今年も7月に東京と大阪で本選が開催され、大いに賑わっておりました。
しかしその「本選」の前には「予選会」が当然行われておりまして、
そこで敗退してしまった監督さんも多数いるわけです。
そんな落選監督さんの作品を観るイベントが開催されました。
一体どのような作品が本選に進めなかったのか?
半年振りに帰って来た「京都カルチャーカルチャー」夜の部の公演、
「夜のヨーロッパ企画~ロベルトの操縦 東京キャンペーン~」
のレポートは以下から!

Photo01
限定メニューは恒例の「ゆず胡椒から揚げ」。
ヨーロッパ企画のイベントでしか味わえない一品!

イベント開始の時刻になると、会場が暗転し
司会の登場を告げるBGMが鳴り響きました。
今回の第7回SSMFが「SF映画大会」だったため、
「登場曲はSFっぽい感じで」とカルカル側に伝えていたところ、
登場曲として流れてきたのはスターウォーズのテーマ曲。
あまりにもベタすぎて、司会の中川さんと伊藤さんは
ちょっと恥ずかしそうに登場してきました。

Photo02
司会の中川さんと伊藤さんが登壇。
このお二人に諏訪さん&上田さん(本選進出した監督)
を交えて、落選作品を観ていくことに。

まずは、本選に進出した作品を参考にするために、
上田さんと諏訪さんの作品を観てみることとなりました。

Photo03
上田さんは、SFの中のSFと言っても過言ではない
「タイムマシン」が題材です。

Photo04
手前に見えるのがタイムマシンです。
誰です、「電卓じゃん」とか言ってるの!

Photo05
予選1位、本選1位という「完勝状態」の諏訪さんの作品。

Photo06
朝起きると、影が立体化!
日を重ねる毎に「影人間の影」が立体化する入れ子構造に。
この作品が1位通過なのは納得です。

通過監督の作品を観終えた後は、
いよいよ本日の主役である落選監督の作品を観ることに。
SSMFの実行委員長である中川さん曰く、
今日の趣旨は「落選した作品の再評価」だそうでして。
鑑賞前には「落選監督はナイーブになっていますし、再評価が目的ですので、
コメントに気をつけて下さいね!」との注意が上田さんと諏訪さんに伝えられました。
こういうこと伝えられたら、余計にコメント悩みそうですが。。。
というわけで、本日再評価された作品はコチラ!

Photo07
ヨーロッパ予選11位石田監督
「予選会の中川さんのコメントで落ちた」と強く主張。

Photo08
作品は前半と後半でテイストの異なる、
「SFドキュメンタリー」とでも言うような作品。
ドキュメンタリーパートは、よく撮影できたなぁと感心してしまう題材。

Photo09
ヨーロッパ予選7位山脇監督
6位までが本選進出のため、あと一歩で通過だった山脇監督。
石田監督同様、「予選会の中川さんのコメントで落ちた」と強く主張。
中川さん、いじられまくってる。

Photo10
「アナログでSFをどこまでやれるかに挑戦してみた作品」とのこと。
写真のシーンは、実家のお風呂場を宇宙船に見立てているシーン。
あと、写真を撮り損ねましたが、石田さん型の工業用ロボット(量産型)が
あちこちに登場しているのが素敵でした。

Photo11
ヨーロッパ予選11位大歳監督
「7位の監督とかだったら、コメント貰って次に繋げられるけど、
11位だとコメントもらっても。。。」と、ややふて腐れ気味の大歳監督。

Photo12
監督本人は「11位のカメラワークと画質だったと思う。」と仰っていましたが、
「世にも奇妙な物語」のようなテイストを感じられる
なかなか面白い作品だったと思います。
見終えた後の大歳監督のコメントにあった
「サイエンスフィクションというより、
藤子先生の言ってた『スコシフシギ』をやってみた。」という言葉に納得です。

Photo13
ここまでの3作品は「ヨーロッパ予選会」の落選監督でしたが、
次に登場したのは「一般応募予選会」の落選監督である
バイノットシーズ監督です。
18歳と36歳のコンビなので「倍の歳’s」ということらしいです。
このネーミングセンスは凄い。

Photo14
本日の司会でもある伊藤さんが主役みたいな感じの作品なのですが、
注目すべきは宇宙船役として登場していたポールダンサーのaloeさん。
ポールダンサーの女性をマザーシップと言い張る作品なのです、これ。
aloeさんの股間に宇宙を感じたところから逆算して出来た作品なんだとか。
まぁ、母性は感じますよねー。
(写真右側がマザーシップです。)

ここまでは本日の主役である落選監督の作品を観てきましたが、
最後は本選の招待監督である冨士川祐輔監督(フジテレビディレクター)の
作品が上映されました。
本選5位という結果でしたが、本人の中では落選だったとのことで
上映されることになった次第です。
いやぁ、プロフェッショナル魂ってやつですかね。

Photo15
プロフェッショナル・冨士川監督
「ヨーロッパ予選の審査員と招待参加のどっちが良いですか?」
と審査委員長の中川さんから声をかけられて、招待参加を選択したそうです。
さすが。

Photo16
タイトル「時が止まればいいって思ったのは、いつだったかな」
アニメパートと実写パートで構成されている作品です。
どっちのパートも食い入るように見てしまうくらい凄いクオリティ。

Photo17
キャストとして、ヨーロッパ企画の中川さんと山脇さんが出演。
「中川さんを恋人のように見て」といわれた山脇さんですが、
どうしても恋人として見れない部分も出てきてしまったそうです。
長年劇団で一緒にやっているので仕方の無いことかもしれませんね、これは。

というわけで本選監督・落選監督の作品を観てきたイベントですが。
9月に上演されるヨーロッパ企画の新作る「ロベルトの操縦」の
キャンペーンイベントだったので、告知やじゃんけん大会などが行われました。

Photo18
じゃんけんに勝つと・・・

Photo19
メンバーのサイン入り「ロベルトの操縦」ポスターをプレゼント!
部屋に飾って独り占めするも良し、
人目に触れるところに貼って周りに告知するも良し!

昼と夜の連続イベントで「ロベルトの操縦」を
これでもか!というくらいPRしてきたヨーロッパ企画の方々。
今回のお芝居のテーマは「移動コメディ」とのこと。
カルカルのイベントの度に京都から遠路遥々移動している
ヨーロッパ企画ならではのお芝居に仕上がっているのではと期待が高まります。
東京公演は9/8から、下北沢・本多劇場にて上演されます。
移動が好きな方もそうで無い方も、お誘い合わせの上、是非に!!

Photo20
是非、本多劇場へ!!

(うさげん/mixiカルカルコミュニティ管理人)