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『facebook meet up! vol.10』ライブレポート:伝説のソーシャルメディアイベントのフェイスブックページ版が遂に開催!(11.9/12開催)

2011年09月13日

月イチ開催のfacebook meet up!もあっという間に10回目。
今回は伝説のソーシャルメディアイベント『#tw2mu 企業Twitter中の人ミーティング』のフェイスブックページ版
『企業フェィスブックページ中の人ミーティング』

ゲストには、実際に企業フェィスブックページを担当されている、ゼビオスポーツの斉藤さんと、東急ハンズの本田さんをお迎えし、フェィスブックページの運用のコツやノウハウをお話していただきました。
facebook meet up!には欠かせない(!?)ゲスト、神田敏晶さんも登場!

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今回はやはり企業でフェイスブックページを担当されている方が多く来場されており、みなさん”今からでも実践!”的な意気込みで、真剣に聞き入っていました。

Pic2まずはゼビオスポーツの事例を担当の斉藤さんからご紹介していただきました。
斉藤さんはフェィスブックだけでなく、Twitter、mixiページも一人で担当されています。

来場者の中には同じように、すべてを一人で担当されている方も多く、そんな方々に向けた斉藤さんからの運用例は
「ひとりでやるフェィスブックページ」

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(1)無理をしない
あれもこれもと手を出したくなるが、担当は自分一人。
手を出しすぎて全てを中途半端にしてしまうよりも、何を使って何をするのかを明確にし、ある程度余裕を持って、ゆるゆるとやるのが一番!

(2)落ち込まない
フェィスブックページは、(ゼビオスポーツでは)イベントやキャンペーンの掲載が主なので、本当に興味がある人しか反応しない。
それに対してコメントが付かなくてもいちいち気にしない。

(3)優先順位/役割
「情報量」「スピード」「奥行き」
この3つのタイプの中から、自分の会社にはどのタイプで運営していくのかを明確にする。
ゼビオスポーツでは、スピード感に重点を置いている。

(4)ターゲットと目的で各ソーシャルメディアそれぞれの役割を決める
Twitter、facebook、mixiページ、Google+など、全てに同じ記事を載せるよりも、各ツールに何が出来るのか?ターゲットに合っているのか?などを考え、使い分ける。

(5)投稿時の決め事
政治、宗教、野球(サッカー)など個人のアイデンティティに関わることには触れない。
野球やサッカーには熱狂的なファンが多いので、へたに記事にしない方がいい。

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Pic6とにかく一人で運営管理しているということで、欲張ることなくコツコツやっていった方がいいそうです。

そんな斉藤さん、今日は参加者へのお土産に梨を持って来てくれたんですが、ご実家が梨農園とのこと。

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なんとフェイスブックページも開設済み。
気になる方は是非こちらをチェック!
長寿園

交流会をはさんで、後半に突入!
後半は東急ハンズの本田さんが登場。

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東急ハンズのフェイスブックページを開設したのは2010年9月12日。
そうなんです、途中リニューアルをしつつも、今日で1歳!
そんな日にfacebook meet up!に登場とは、さぞかし感慨深い!!かもしれません!?

Pic9現在、東急ハンズでは3人で運営中。
店舗の紹介や商品紹介ができるアイテムなどが沢山あるので、コンテンツには困りませんが、あとはヤル気次第とのこと。
実際に、自社ホームページにアップされたネタをフェィスブックでは引用して記事にしているそうで、ウェブはわざわざ見に行かないと見れないが、フェィスブックやTwitterは見に行かなくても情報をプッシュでき、気づいてもらえるということが利点ということで、フェィスブックページを活用されているそうです。

そしてここで、”ハイライト”の話が。
ハイライトはフェィスブック独特のアルゴリズムで表示されるかされないかを決めているので、企業は特にハイライトに気をつけた方がいいと神田さん。
つながりを濃くすることがハイライトに表示される条件のひとつらしく、本田さんは、まずコメントに対してはできるだけ早く「いいね」を返すそうで、「いいね」を早く返すことはハイライトに表示されるための工夫のひとつということです。

Pic8また神田さんは、自身のフェイスブックとフェイスブックページの友達数が、現在、明らかにフェィスブックの友達数の方が多く、約6倍差もあることに触れ、フェィスブックユーザーは企業と結びつくよりも、個人と結びつきたいという傾向があると分析。
企業も企業のフェイスブックページでしか出来ない展開を考える必要があるという話になり、ここで本田さん、面白い利用方法を提案してくれました。
ハンズのネット通販では、いわゆるコンプレックス商品といわれる、通常店頭では買いづらい育毛系シャンプーなどの商品が売れており、この点に注目。
企業のフェィスブックページには作成できませんが、それに付随する個人ページを作成し、そこに秘密のグループ機能を使ってコンプレックス商品に対しての議論ページを作るという案。
会場には山の手整形クリニックという男性専門の泌尿器科(男性自身のあの手術で有名なクリニック!)のフェイスブックページ担当者の方がいらっしゃっていましたが、この利用方法をぜひ実践したいとのこと!

また来場されていた方のお話も伺いました。
ゴルフ総合サイトのゴルフダイジェストのフェィスブックページ担当者はなんと8人。
それぞれの部門を代表し運営しているそうで、ゴルフダイジェストというアイデンティティを共有しつつも個人が発信するという方式をとっているそうです。
神田さん曰く、組織の力はソーシャルに必要なく、企業は今までマスメディアを利用し行ってきたPR活動を変える必要があるとのご意見。

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最後に本田さんより東急ハンズとユニクロがコラボして、Tシャツプレゼントのジャンケン大会で盛り上がり、10回目のfacebook meet up!も無事終了。

今回はビジネスと直結する話ということもあり、真剣にトークに聴き入る方が多数。
フェィスブックだけではなく、日々変わって行くソーシャルネットワークの世界。
ビジネスと個人をどう結びつけていくのか、どのようにソーシャルネットワークを企業として利用していくのかが、今後も課題となっていくことを考えさせられるイベントでした。

よしむらなな / ライター