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『仏像マニアックス7』ライブレポート:仏像マニア必見! 小さくて 可愛い仏像とちょっと変わった手作り仏像の世界。今回はさらに石舞台のミニラ イブもっ!(11.11/5開催)

2011年11月24日

マニアックな仏像の世界を面白おかしく紹介してくれる、
カルカル定番企画「仏像マニアックス」が芸術の秋 11/5に開催!

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今回でなんと第7回目となったこのイベント、
仏像と古墳を唄う仏墳デュオ「石舞台」のスペシャルミニライブもあったり、
そのライブレポートを紹介だ。

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【出演者】
左:坂原弘康
右:宮澤やすみ

●小さくてかわいい飛鳥の仏像

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宮澤さんによる飛鳥仏像の紹介。
飛鳥仏像ってどんな物なのでしょうか?

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現在の飛鳥仏像の中心はここ東京で、
東京国立博物館の法隆寺宝物館のコレクションとなっている。

そもそも日本に中国から仏像が輸入された頃は552年。

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では、その頃の日本はと言うと…埴輪の時代。
こんなのほほーんとしたものしかなかった頃に、
シャープな容貌で悪霊を撃退してくれそうな仏像が
輸入され人々は虜となる。
この頃から日本人はインポートブランド好きっていうことですよね。

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ところで、ここでクイズです。
質問:因みに菩薩と観音菩薩の違いは?

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答:頭に化仏(かぶつ)があるものが観音菩薩。
そんな違いがあったなんて驚きです!

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最古の仏像の化仏は…こんな感じ。
不器用な職人が竹串で頑張って描いた感がありますよね…。

さて日本最初の本格的な仏師が「止利」。

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変わったしぐさをしている仏像が多く、
それが宮澤さんの想像を刺激してしまう…ということで、
宮澤さんの妄想の世界をちょっとだけ披露…。

Part 1:授業中居眠りの生徒を見つけ、先生がコラ!

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コックリ、コックリ…はっ、ごめんなさい。

Part 2:20代男性サラリーマンが居酒屋でいっぱい呑んで行こうっと

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ガラッと戸を開けた瞬間…

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飲み屋のオヤジ「お客さん、店じまいだよ。」

●現代の仏像 手作り大仏の世界

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さて次はまりこふんを交え、坂原さんによる現代の手作り仏像を紹介。
まず手作り仏像は、

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個人によって作られた仏像のこと。
本職の作品でないのでどこか素人の香りがして、
少し怖くて憎めないキャラクターである。

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顔の描き方がちょっと雑な様な気がしますが、
それが味があって良いのです。

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こちらは万治の石仏。石全体が体ではなく
石に体が描かれております。

今までは天然素材を利用して仏像を造っていたので、
大きさや規模に限界があったが、

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20世紀に入りコンクリートが登場してから、
大きな仏像を作ることができるようになり、
全国に巨大観音が建築される。

ということで、全国の変わった仏像を紹介。

・地蔵菩薩編…大子地蔵尊

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こんな看板があるのでふらっと足を運んでみると…
主のように立っている謎の物体が!?

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ジャーン!

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ひえぇ…こえぇ…。

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ボディーはコンクリートと錫杖は鉄パイプで出来たお地蔵様。
なんかそんなところが現代流ですよね。

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ちび●子、ドラ●もん、アン●ンマン、キ●ィーちゃんと言った、
地方にはこんな自由な像もある。

・不動明王編
特徴は目が上下、牙も上下を向いているところ。

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秩父華厳の滝では、
カラフルで現代風の親しみやすい不動明王が祀られている。

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ここまでは普通の様だが…、

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リアル過ぎて怖い。
まりこふんからも「キャー」という悲鳴が!!
仏像って石や木でザラザラしていて見難いから
良い雰囲気を醸し出しているのであって、ペンキなどで忠実に描くと
リアルになり過ぎてしまうのかもしれません。

・古墳編
宮崎県の高鍋町は古墳の宝庫。

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看板にあるだけで81号もあるので、実際はもっとあるだろう。

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そして畑の中にポッコリ膨らむ古墳に、

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まりこふんが「キャーかわいい」と大絶賛。
しかし…それも悲鳴へ…。

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古墳の周りにはこのような奇妙な石仏が祀られている。
こんなのいらないわぁ…とまりこふんから苦言。

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これは実は岩岡保吉さんという仏師の作品で、
盗掘された古墳を慰めるため私財を投げ打って
半生をかけて彼自ら造像したものである。

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なんと坂原さんが「運慶」との共通点を発見。
因みに運慶の特徴は…

<玉眼>
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<著名>
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<寄木(よせぎ)ならぬ寄石(よせいし)作り>
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そして岩岡保吉さんの創作活動は仏像のみならず、

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水戸黄門像まで手を伸ばした。

この石仏は
宮崎県の人に愛されこのようなキャラクターとなり、
観光グッズが販売されている。

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ぬいぐるみとなると可愛らしいですね!

●石舞台ミニライブ
カルカルでなくてはならない存在となりつつある、
仏墳デュオ「石舞台」のミニライブで締めくくり!

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<メンバー紹介>
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宮澤やすみ

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まりこふん

・馬子と石舞台
石舞台には蘇我馬子が眠っているとされている。
その思いを歌った曲。

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・如意輪のまどろみ ~le sommeil du NyoÎrin~
石舞台の待望の新曲! 天道を管理する如意輪観音をテーマとした曲

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・埴輪ブルース
自分が埴輪だったらどんな気持ちだろうと考え作った曲。

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・ご開帳ブルース

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なんと石舞台が1st ミニアルバムを制作中で、
年末発売予定!

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まりこふんを加えてさらにパワーアップした
7回目の仏像マニアックスはどうでしたか?

次回、このお三方でどのようなマニアな世界を見せてくれるのか?
乞うご期待!

ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家