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大人の科学マガジンvol.32発売記念! 開発者が語る秘話! 更に電子ブロックが楽器に!『進化する電子の細胞~電子ブロックナイト』ライブレポート

2011年12月21日

1970年代に一世を風靡した電子ブロックが堂々復活とあって、

客席には当時を知るであろう大人のお客さんが。

そんな中に混じって、法律上大人になりたて? なお客さんの姿も。

科学って世代を超えるんだなぁ、と感じました。

開発秘話から現在の展開まで、盛りだくさんでお送りします。

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さて、一歩足を踏み入れると、大人の科学マガジンのふろくがズラリ。

私事になりますが、私の弟はテルミンにアウトプットジャックを増設して遊んでました。

このサイズでも実用に耐えうるクオリティというのが凄い。

 

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歴代の電子ブロックから、DR-ⅡASR-2AST-45EX-30EX-150の実機が展示されていました。これは貴重。

 

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イベント前半は大人の科学マガジンふろく開発担当の永岡さん(写真中)、編集長の金子さん(右)によるお話。電子ブロックの歴史、開発の裏話を語ってくれました。司会はテリー植田さんです。

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金子さんからvol.32の紹介。

Amazonでの売れ行きも絶好調。

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電子ブロック発売当時の広告がスクリーンに。

キャッチフレーズが時代を感じさせます。

永岡さんからEXシリーズ開発当時のお話。

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永岡さん「EXシリーズはデザインを重視した。当時、学研から出していたトランシーバーのフルモデルチェンジや世間一般でのラジカセのブームなどもあってデザインの重要性が高まっている時期だった」

EXシリーズの開発当時、工場が名古屋、学研は東京。FAXも宅配便もない時代、図面は速達でやりとりしていた」

 

「ナビゲーター役として名古屋の工場まで製品用の印刷物を持って行く時、車がオイル漏れを起こした。ドライバーが巻いていた腹巻きを模型用のエポキシ接着剤でタンクに貼りつけて応急処置をした。エポキシって凄い!」

 

物凄い裏話を公開してくれました。

EXシリーズ完成の影にエポキシあり、ですね。

 

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当時の手帳を見せてくれた永岡さん。

「発売日は1976年の723日。クリスマス商戦に間に合わせるためには、夏休み前に発売しなければならない」

 

続いては、船田さんと小美濃さんによる解説トーク。

より専門的な話題に入っていきます。

 

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小美濃さん「25のパーツで50回路を実現。トランスを使わない前提での50回路は相当なな数」

 

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船田さん「パーツの追加注文が予想以上の件数だった。独自に改造している方は相当数いるのではないか」

 

AMラジオは受信可能な電子ブロックですが、短波を受信可能にするなどの改造法があるそうです。

ブロック自体もハンダゴテがあれば内部の改造は容易。

 

 

 

電子ブロックの展望について。

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船田さん「光で動く”スイミー”なら可能。他にはドミノなども」

まさに、「電子の細胞」。

 

イベント後半は電子ブロックライブへ。

まず登場したのは、斉田一樹さんと高橋達也さんによる自作電子楽器ユニット・車輪の再発明。

卓上の電子ブロックがシンセサイザーに、あるいはリズムマシンに大変身。

 

大人の科学.net上で改造に関する特集記事を読むことができます。

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ドライバーを使って基板の配線を操作しています。

これがお2人の「演奏」。

暗いステージにLEDの光が映えます。

 

続いてはpolymoogさんとUekenさんによるユニット、ELEKTEL

電子ブロックminiPV
の「電子ブロックミニミニ大作戦」でもおなじみです。

電子ブロックや4ビットマイコンに加え、ipadiphoneも交え新旧機材を駆使した演奏。

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SX-150
MK-Ⅱ
のテーマ」も披露。しっかりボードに組み込まれています。

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SX-150
MK-Ⅱ
、ピッチ調整が難しいために基準音を出すためのiphoneをスタンバイ。

 

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大人の科学マガジンvol.24のふろく、4ビットマイコンGMC-4が。使わない時は足元に待機!

 

 

 

50年近い歴史を持つ電子ブロックですが、今見ても新しさを感じました。

拡張版などの展開にも期待。

大人の科学、見逃せません!

 

(ニセ生物)