ネットとリアルをつなぐソーシャル飲食店

『ソーシャルメディアトークライブ』ライブレポート:信じる? 信じない? ソーシャルメディアのこれからを問うシンポジウム(11.11/27開催)

2011年12月27日

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2ちゃんねるから、ブログ、mixi、twitter、Facebook…etcと、
進化続けるソーシャルメディア。

これからソーシャルメディアはどうなるべきか、
そもそも良いものなのか、匿名であるべきか、著名が良いのか、
今注目のエキスパート達が討論する、シンポジウムをカルカルで開催!

 

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瀧本哲史(司会)
ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社刊)および
『武器としての決断思考』(星海社刊)の著者、
そして京大客員准教授

そして、どちらかというとソーシャルメディアをあまり信じていない、
反ソーシャルメディア派小飼さん。

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小飼弾
αブロガー

ソーシャルメディア肯定派である武田さん。

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武田隆
『ソーシャルメディア進化論』(ダイヤモンド社刊)の著者 武田隆

●別名と実名は違う

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現在主流のソーシャルメディアは、mixi、twitter、Facebookである。
また、人間が互いを思いやれるコミュニケーションキャパは
だいたい20名で、それ以上になるとコミュニティーは縮小していく傾向がある
と、武田氏が分析。

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Facebookとmixiの違いは、匿名か実名である。
mixiはFacebookに比べて実名性が高い!と武田氏。

っとそこで小飼さんが反論。

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mixiはハンドルネームを作って投稿するので、
実名ではなく別名である。
現実の生活の上での顔とmixi上の顔はイコールではないので、
mixiは匿名ではない!

また匿名はそもそも、誰の発言なのか伏せているので、
本来なら誰かに対してネガティブな発言しても、
言い返せないものである。

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匿名の中にハンドルネームが含まれてるから、
話がややこしくなっているんだ。
匿名での会話が成り立ってしまうということは、
それは名前があるからである。

そして議論は発言への責任問題へ…。

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意外と忘れがちであるが、
twitterはフォロアーしか見ていないと思われがちだが、
全世界の人が見ようと思ったら見えてしまうメディアであること。
だから、発言に気を使わなければいけない。

匿名は責任がとれない、実名はある日訴状が届くかもしれない。
訴状が届くかもしれないと考えながら発言するのは酷な話であるので、
皆は、ここはある程度安心して発言ができると、
自分を騙さなければいけない。
その点、twitterは上手くできていると思う。

●企業とFacebookのあり方

後半は、企業がFacebookを
どう利用していくべきかについての討論だ。

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Facebookを一般企業がやってもつまらない
と小飼氏から厳しい意見。
やるなら社長が自らやるべきである。

そこで、武田氏が反論!
広報が社を代表してやっているので…。
BLOGだとごく限られた友人しかアクセスしてくれなく、
アクセス数が数件程度となってしまうが、
Facebookは注目度が上がるりアクセス数がいいんですよ。

本当に注目されたいのなら、
ゴシップ好きな人間の本質を利用して、
恥ずかしいことや悪いことをすれば注目されるじゃない。
と、更に厳しいことを言う小飼氏。

そんなリスキーなことをしなくても、
注目される可能性を秘めているのがFacebook。
と、武田氏。

小飼氏「そんなの都合よすぎる…。」

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武田「ソーシャルメディアで色々な人々が集まって、
   CMを作るという試みがあったが、
   セコイ作品しか生まれなく、大失敗に終わった事例があって、
   CMとは最大公約数から共通項を狙って作るものなので、
   ソーシャルメディアはそもそも等身大の自分を
   そのまま出すというもの。この試みは失敗に終わった。」

小飼「そーじゃなくて、ソーシャルメディアは
    人に見られたいカッコいい部分を出すということ、
    本当の自分をさらけ出しているわけではない。
    本当にさらけ出したいのなら、風呂シーンでもUstreamすればいい!」

武田「んーそれは難しいでしょ。」

小飼「個人以上に見せなくてもいいプライバシーを、
    放棄してまでさらけ出さなきゃいけない物があるなら、
    それは企業でしょう。」

小飼「いいかっこしたい、お金は貰う、都合の悪い部分は見せない、
    これは最低。人には見せたくないものを義務として見せることで
    個人で集められないお金を集められるのが企業。」

小飼「Facebookどうすればいいのか考えている暇があるなら、
    IR活動をもっと頑張りなさい!」

と、小飼氏はFacebookを利用する企業をメッタ切り。

●お客様から質問コーナー

出演者がアンケートに答えるコーナー。
更に議論が白熱していく。

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・今一番、注目しているサービスは何?

瀧本氏:あえて言うならAppleTV、
小飼氏:ポストPCデバイス、
武田氏:企業が市場調査する手段として
    ソーシャルメディアを利用すること

そして、議論は企業がプロモーションにどのようにFacebookを使えば、
有効利用できるのかに…。

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今まで企業がリサーチ会社へ依頼すると、
時間がかかり直に声が聞けなく、欲しい情報を得るのに難しかったが、
Facebookを利用すれば欲しい利用者の声を即ゲットできる、
と武田氏。

企業もコストの問題から失敗できなく、
皆がススティーブ・ジョブズ氏の様な天才ではないので、
Facebookで石橋を叩きながら商品開発をせざる負えない。

・これからソーシャルメディアはどの様に発展していくのか?

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インターネットが始まった時、
プロバイダーが沢山できたが、現在は淘汰されていった。
それと同様にソーシャルメディアも統合されていって、
本当に良いものがだけ残っていくと思われる。

厳しい議論が飛び交いましたが、
ソーシャルメディアはこれからどのようになっていくのか…。

様々な意見がありますが、
人と人との心の交流いう原点はいつの時代も変わらないでしょう。

ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家