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『ダミアンさんとベルナールさんのベルギーポテトナイト!~ポテトとビールでベルギーを満喫しよう!~』ライブレポート:ポテトは「アメリカ」じゃない! 二人のベルギー人がポテトとビールについて熱く語った夜(12.3/29開催)

2012年05月05日

肉じゃがに、フライドポテトに、
マッシュポテト、ポテトサラダ、カレー、シチュー…
日本人も、だっだっ大好きポテト♪
でも日本人の比にならない位ポテトを愛している国があります。
それは「ベルギー」。

初めてフライドポテトを発案したのはベルギー人で、
ジャガイモの品種やソースの数は日本以上。

そんなポテトの国からやってきた2人の外国人が、
ポテトについてアツーく語るイベントが開催されました!

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【出演】
右:ダミアン・ドーム(ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル局長)
左:ベルナール・ドルクール(ペンギンルトサジャパン株式会社代表取締役社長)
【企画・司会】
中:テリー植田(東京カルチャーカルチャー・プロデューサー)

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いつものカンパーイの音頭でイベントが始まる。
因みに日本のビールは美味しいとお褒めの言葉を頂く。

●ダミアンさんによるベルギー自慢

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ベルギーの良い所は…国土が四国ほどの広さで、食べ物が美味しく特にビールとワッフル、チョコレートが有名。ベルギー人は、人柄が温厚で自慢話をしない人種だという。また一人あたりのレストラン数が多いのは、ベルギーの首都である「ブリュッセル」。そして三ツ星レストランが少ないのも「ブリュッセル」だという。それはどこのレストランも十分に美味しいのでランク付けする意味がないからとのこと。
※ここまでで十分自慢していると思います(汗)

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日本のチョコ菓子はかなり美味しく、値段も高い。そしてベルギーも同様で、美味しくて値段が高い。しかし日本と違うところはパン屋さん、ケーキ屋さんでも独自のチョコ菓子を作って販売しているところ。

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そしてフリッツ(フレンチフライドポテト)。いたる所にフリッツ屋さんがあって、おやつに夕食に、ランチに食べられている。

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世界遺産もすごい。特にこのヴィクトール・オルタ「タッセル邸」のアールヌーボー建築が有名。

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伝統の祭りも日本に負けないぐらい多い。

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美術館や博物館、ゴッホの家もある。自然や石造りの建物が豊富なので、「ザ・ヨーロッパ」といった感じを満喫したい方にオススメ!

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日本を愛して病まないダミアンさんは東日本大震災のボランティア活動をしている。イベントで販売している折り紙(500円)は東松島仮設住宅の集会場が火事になってしまったので、その再建のため寄付する予定とのこと。

●後半はベルナールによる、なるほどポテト話

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(1)まずはじめに、この世ではじめてポテトを油で揚げたのはベルギー人。

(2)今主流のポテトのルーツは南米のアンデスポテトで、小粒の物を品種改良して今ぐらいの大きさにした。ヨーロッパで流行った理由は、炭水化物が多く保存が効き、栽培は容易であったため。

(3)フライドポテトが発明されたのは1680年のディノン。小さな魚を釣って油で揚げる習慣があるものの、その年は漁獲高が振るわず人々は不満であった。そこでポテトを魚の型に切って揚げたところ予想以上に美味しかった。

(4)ベルギーポテトにならずフレンチポテトとなったのは、第一次世界大戦、米軍がフランス語圏である南ベルギーを訪れた際に発見したため、フレンチフライと呼ぶようになったらしい。

(5)ジャガイモという言葉が生まれたのは、出島に来たオランダがジャカルタに立ち寄って、ジャカルタでイモを採ってきたから「ジャカルタのイモ、ジャガイモ」になったとされている。

(6)フライドポテトを日本に広めたのはアメリカで、戦後マクドナルドが銀座にオープンし、コカコーラとフライドポテトを販売したのがきっかけである。

(7)フライドポテトをケチャップで食べるのはアメリカ人か子供ぐらい。ベルギー人はマヨネーズで食べる。因みにベルギーのマヨネーズは油の分量が多く、日本のマヨネーズは酢が多い。

(8)ベルギーのポテトはビールと同じ数ほどの種類がある。それは土と水と環境が違うので味も違う。

(9)ベルギーのポテトは黄色くて味が濃い。長さも短いものが主流。日本のフライドポテトが細長いのはアメリカの流れを組むからで、アメリカは大きくて長いジャガイモが栽培されているので、あんなに細くて長いものが作ることができる。

(10)一度ヨーロッパにマクドナルドが出店した当初、アメリカ産ポテトを使ったフライドポテトを販売したが、黄色いポテトで慣れていたヨーロピアンには評判が悪かった。何年か後にヨーロッパのマクドナルドも黄色いポテトを使うようになった。

(11)日本のポテトは栽培されている量が少なく、主な品種は北海道の男爵イモかメークィン。両方とも色が白く癖がない。それに慣れている日本人に、ヨーロッパの黄色い品種は口に合わないだろうと、15年前まではスーパーに営業かけても相手にしてくれなかった。因みに黄色いのはカロテンが豊富なため。

(12)ベルギーではポテトにかけるソースの数も多い。その中に「サムライソース」というものがあって、わさびではなく唐辛子ベースで辛い。なぜそのようなネーミングなのかは不明。ベルギーのポテトソースを日本に輸入することは大変難しく、添加物の問題で厚生労働省の認可が下りない。

(13)ベルギーでは一家に一台電気のフライヤーがある。

(14)フライドポテトが油を吸う原理は、ポテトを揚げた際に発生する泡は実は水分で、170℃の油の中で水分が蒸発してポテトはカラカラ状態となる。そして油から出した時に、ポテトが油を吸収する。カロリーを気にする方は油切りを入念に♪。

現在、Yahooショッピングで冷凍のベルギーポテトが購入可能!
是非検索してみよう。

何気なく食卓に並ぶポテト達。ここまでポテトに拘りを持つ国があるとは知りませんでした。一度はベルナールさん自慢のベルギーポテトを食べましょう。

ホシスミレ/へんしゅう&ぶんぴつ家