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『新しい旅の楽しみ方!自分ルールの旅に出よう』ライブレポート:野宿、阿呆地名巡り、すごろく旅行!個性溢れる自分ルールの旅を紹介!(12.11/14開催)

2012年11月29日

みなさんは旅行する時、
「私はいつも○○するようにしています」
みたいな自分ルールを持っていたりしますか?

ネットでちょちょいっと調べてみると、

・飛行機で移動しない
・現地の人しか行かないような所に行く
・訪れた国の国旗を撮る

というような自分ルールが見つかりました。

ルールの重さに関係なく、自分が旅の間こうしようと思えば、
それが自分ルールの旅と言えましょう。
ですが、世の中にはディープな自分ルールを持って旅する人達がいるんですねー

というわけで、今回のイベントは・・・

新しい旅の楽しみ方! 自分ルールの旅に出よう

新しい旅の楽しみ方! 自分ルールの旅に出よう

この日のカルカルは30人ちょいくらいでまったりムード

この日のカルカルは30人ちょいくらいでまったりムード。
カルカルに通い始めた初期の頃を思い出しました。

旅の本屋「のまど」さん

今回のイベントには西荻窪にある旅の本屋「のまど」さんが来てくれました。
旅本好きには有名な本屋で、旅行作家のトークイベントなども行われています。
のまどさんがチョイスしてくれた本は後ほど紹介。

イベント開演!

19時半、イベント開演!

テリーP、かとうちあきさん、石川浩司さん

左からテリーP、かとうちあきさん(旅コミ誌「野宿野郎」編集長)、
石川浩司さん(パスカルズ ex.たまのパーカッション)

川田正和さん、安居良基さん

左から川田正和さん(旅の本屋・のまど店主)、
安居良基さん(「世界でもっとも阿呆な旅」著者)

プロフィールだけで見ても相当ディープな面子だ・・・
さあ、一体どんな話が飛び出してきたのでしょうか。

●野宿は楽しい!

かとうちあきさん

トップバッターは旅コミ誌「野宿野郎」編集長のかとうちあきさん。
「野宿入門」「野宿もん」という二冊の著書も出しています。

それにしても、女性が野宿の本を書いているというのがビックリ!
野宿とは例えば終電が無くなって家に帰れない、泊まる金がないなど、
本来やりたくないのに仕方がなくやるはめになる消極的行為のはず。

だが、かとうさんは自ら積極的に野宿をする。
スタンドバイミーの影響で中学の頃から野宿に憧れを持ち、
「野宿は青春!」とまで言ってしまうかとうさんの野宿スタイルは、
ポジティブに満ち溢れている。

側溝(そっこう)で野宿

側溝(そっこう)で野宿

テリーP  「えええっ! こんな所で寝るんですか!?」
かとうさん 「車は来ないし、外から見えないし、安全なんですよー」

テリーP  「野宿をしたら何かイイことがあるんですか?」
かとうさん 「ないです。でもタダで寝れて得したとか、朝が来た、生きてたみたいな
       小さなことでとても幸せになれるんです」

かとうさんの著書を読んでもらうと分かりますが、
終始こんな感じで癒されます(笑)

湯野上温泉駅で野宿

おおおっ、湯野上温泉駅じゃないか!
大内宿の茅葺き屋根(かやぶき屋根)の下で野宿なんて、
高級温泉旅館に泊まるよりある意味羨ましい!

かとうさん 「雨は野宿の天敵なので、やはり屋根のある場所、
       例えば小さな駅やバス停がオススメです」
テリーP  「お客さん、ちゃんと着いてきてますかー?」
お客さん  (笑)

野宿仲間と一緒に野宿

野宿仲間と一緒に野宿

テリーP  「野宿人口って一体どれくらいいるんですかね?」
かとうさん 「ええっと・・・潜在的には一万人くらい・・・」
お客さん  (笑)

と、かとうさんは言うが、本人はまだまだ少ないと思っている。
野宿を流行らせたいという強い思いを持つかとうさん曰く、

かとうさん 「野宿が流行らないのは、女性が野宿に参加していないからです!」

ということで、

キレイな女性が野宿に参加!

キレイな女性が野宿に参加!

テリーP  「これ、やらせでしょ!」
石川さん 「合成写真ですよね?」
かとうさん 「違いますよー!」

いやあ、カルカル大爆笑!
かとうさん、ナチュラルにぶっ飛んでいて超面白かったです。
ステージでビール飲みまくってる姿もステキでした(笑)

かとうさんの著書、オススメです!

かとうさんの著書、オススメです!
さあ、みなさんも積極的野宿いかがですか?

●滅多に聞けないエロマンガ島旅行記

安居良基さん

二番手は「世界でもっとも阿呆な旅」著者の安居良基さん。
安居さんは「阿呆な名前の場所へ行く」という自分ルールであちこち旅しています。
その数々の阿呆地名巡りの中から今回カルカルで紹介したのは・・・

エロマンガ島!

エロマンガ島!

男性なら学校の授業中に一度はこの地名を地図で確認したことがあるはず。
でも、まさか本当に行ってしまう人がいるとは!(笑)
安居さんは初めてその名を知った時からエロマンガ島に憧れていたと言います。

安居さん 「僕が日本人で初めての観光客だったそうです」
テリーP  「月面着陸みたいなもんですね」
お客さん (笑)

エロマンガ島で正月を過ごす

エロマンガ島はオーストラリアの西、ニューカレドニアの北にある
バツアヌ共和国に属する島。
安居さんがエロマンガ島を訪れたのはちょうど正月で、
現地の人達に大歓迎されたとか。
エロマンガ島で正月を過ごすって凄いな・・・

バナナの葉っぱを蹴り倒すという遊び

安居さん 「みんなでバナナの葉っぱを蹴り倒すという遊びをやりました」

なんじゃそらー!(笑)

エロマンガ島の長

安居さん 「エロマンガ島の長です」
テリーP  「エロ親父というわけですね」
お客さん (笑)

オーストラリアのエロマンガ

さらに、地球上にもう一つ存在するエロマンガも紹介。
オーストラリアのクイーンズランド州にあるエロマンガという町だ。

・エロマンガ カフェ
・エロマンガ ロイヤルホテル
・エロマンガ キャラバンパーク

などなど、町中でエロマンガと付くものと一緒に写真撮りまくり(笑)
「これだけのために行ってます」という安居さんが超COOL!

韓国のハナゲ

韓国のハナゲ

エロマンガだけでなく、他にもいろいろな土地が紹介されたのですが、

テリーP  「さあ、次はどこでしょうか?」
安居さん 「 (ピー)です 」
テリーP  「えっ、聞こえませんでした。もう一回言ってください」
安居さん 「 (ピー)です!」

とても書けません(笑)

安居さんのトーク、大爆笑でした!
アホアホ本やバカレコード系のイベントに近いパワーがあったなあ。

●旅の本屋・のまどさんオススメの旅本

川田正和さん

休憩を挟んで後半戦に突入。
西荻窪にある旅の本屋・のまどの店主、川田正和さんが
自分ルールをテーマに、いくつかの旅本を紹介してくれました。

旅本

[下川裕治]
 ・週末アジアでちょっと幸せ
 ・鈍行列車のアジア旅

「東南アジア」「貧乏旅」というキーワードが揃えば
下村さんの名前が頭に浮かぶくらい有名な方ですよね。

[高野秀行]
 ・イスラム飲酒紀行

高野さんといえば辺境冒険家!
どの著書も普通の旅ではないが、酒を飲むことが罪とされているイスラム圏で
飲酒紀行って相当ヤバイ(笑)

[カベルナリア吉田]
 ・ディープインパクト沖縄

カベルナリアさんは沖縄の旅行記を何冊も出しており、
上記の他にも、島旅や自転車旅、夜の沖縄など、様々な沖縄が楽しめます。

[坪井伸吾]
 ・アマゾン漂流日記
 ・ロスからニューヨーク走り旅

タイトルからしてまともな旅ではない(笑)
でも、自分がやりたいことに忠実に生きている坪井さんの姿は
とてもまぶしく感動的です。

世の中にはいろんな人がいて、いろんな旅がある。
自分ルールの旅本、もっともっと読んでみたいですね。

●すごろく旅行日記

石川浩司さん

最後は石川浩司さん(パスカルズ ex.たまのパーカッション)
たまの名曲・さよなら人類が一斉を風靡したことは知っている方も多いでしょう。

石川さんはたまでブレークする前から旅が好きだったという。
ただし、ガイドブックを再確認するだけのような有名観光地へ行くのではなく、
地方の何の変哲もない町を好んだそうだ。

すごろく旅行日記

ただ、そういうマイナーな旅はどこに行こうかが悩ましいところ。
そんな中、石川さんがふと思いついたのがすごろく。
行き先をサイの目に任せ、止まった駅で自作のくじを引き、必ず何かすることを課す。
そのすごろく旅を仲間集めてやるのがとてもスリリングで楽しかったという。

すごろく旅は国内だけでなく、韓国、台湾、タイのチェンマイ等、
いろいろな場所で行い、駅がないタイのチェンマイでは、
出た目の数だけ角を曲がったそうだ。

くじの内容も面白い。

・みんなで一番デカイものを拾って持ってくる
・次の駅まで後ろ向きで歩く
・アカペラBANDを組み、お金をもらうまで次の場所に行けない
・マジックで髭を書き、町中を歩く
・英語しかしゃべってはいけない

などなど様々。
くじを作る時のポイントは罰ゲームにしすぎないこと。
ツライ旅になってしまっては本末転倒だからだ。

石川さんが語るすごろく旅は、やろうと思えば誰でもできる。
ただし、石川さんがすごろく旅してた当時と今現在には決定的な違いがある。
それはインターネットと携帯電話。

その両方が無かった当時は、旅の途中で仲間と合流するのも四苦八苦。
公衆電話探して留守電を入れたり、駅に伝言を残したり、大変だったが、
そういうトラブルやハプニングも含めて楽しかったと石川さんは言いました。
多少のトラブルやハプニングは、むしろ旅を楽しくしてくれますからね。

石川さんのすごろく旅の話、とても面白かったです。
ゲーム感覚で旅を楽しむのもイイかもしれないですね。

自分ルールの旅

超個性的な自分ルールの旅の数々、いかがでしたでしょうか。
今回のイベントはホント笑いっぱなしで腹筋崩壊状態。
個人的感想ですが、爆笑トークという意味ではカルカルで5本の指に入るクラス。
特にテリーPの司会が冴えまくって神がかり的でした(笑)

楽しい旅トークイベント、どんどんやってほしいっ!

(ライブレポーター・えの)