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『滝ありさ主演オムニバス・ショートムービー“ARI×3 -アリサン-”プレミア上映イベント』ライブレポート:女優グラドル滝ありさの主役3短編作品上映&トーク!(11.8/06開催)

2011年09月06日

「グラビアアイドルを焦がしたかった」
「あえて野暮ったい格好で」
「正面のアップで撮るとすごくいい」

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女優としても活躍中のグラビアアイドル・滝ありささん。
主役を務める3作のオムニバス・ショートムービー『ARI×3 -アリサン-』のプレミア上映イベントが行われました。

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ステージには滝さんに加え、ショートムービーの監督を務めた3人のクリエイターが。
写真左から司会も務める脚本家の小林雄次さん、映像作家の吉田裕亮さん、漫画原作など多方面で活躍する梶研吾さん。それぞれが1作品ずつ担当なさっています。

ムービー製作のきっかけは昨年行われた梶さん作・演出の舞台『ブラッドプリズナー』。
出演者である滝さんを、舞台のメイキング映像を担当していた吉田さんが「かわいいですね。いいですね!」と絶賛。
梶さんと親交のある小林さんも稽古場に足を運んでいました。そこで梶さんが吉田さんに「(滝さんを)そんなに好きなら小林さんもまじえてショートムービーを撮ろうか」というお話になったそうです。

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吉田さん「イメージの中ではもう結婚してますから」

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という吉田さん監督の『しゃっくり女優』から上映スタート。登壇者は舞台の上でムービーを観ます。
小林さん「さらし者みたいですね(笑)」

なおムービーの予告編は現在も公開されています。雰囲気を知りたい方はぜひ。

「わたし本気よ。女の本気はスゴいんだから」

舞台の公演前日にしゃっくりが止まらなくなってしまった女優・サクラ(滝さん)。
稽古場を飛び出し、神社で自殺を図ろうとします。それを止めようとする劇団員との物語。 

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滝さん演じるサクラが終盤、感電して真っ黒けになるというシーンがあります。
吉田さん「怒られるかもしれないけど、グラビアアイドルを焦がしたいなと思った

焦がしたい願望”がまず生まれ、そこに向けて過程も作られたのだそうです。
滝さん「黒こげメイクをされているときはどうなることかと思ったが、今観たらすごくおもしろかった」

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劇中で数え切れないほどしゃっくりをしていた滝さん。
「しゃっくりを実際にしながら演技するのは大変でした」

続いては小林雄次さんが監督を務めた『Don’t Open!』。

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「寝室の扉。ぜったいに開けるなよ!」

浪人生の主人公・水嶋栗子(滝さん)。
海外出張へ行く伯父さんの家で勉強に励むはずが、ゲーム機をいじったりお菓子を食べたり。
そんななか、伯父から「ぜったいに開けるなよ!」と言われた寝室の扉を開けてしまい……。

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作中ではメガネをかけて、派手さのない服装だった滝さん。
小林さんが、ほかの2作品と区別をつけるためにあえて「野暮ったい」衣装を選んだのだそう。
滝さん「わたしも田舎から出てきてああいう恰好をしていたので『似てるなあ』と思った。『Don’t Open!』の主人公がいちばん自分に近い。集中力が続かず脱線しがちなので……」

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劇中には極道方面の人や女の侍などが次々と登場します。浪人生が主役なのに!
梶さん「脚本家の方が作ったというのがよくわかる。どうなるんだ、どうなるんだと思わせてくれる」
今作は小林さん自身“絵”よりもストーリーで見せることを意識なさったそうです。
小林さん「いつもはもっとマジメな話を書いているんですけど(笑)。遊んでみようかなって」

イベントの休憩時間を挟み、梶さんの監督作品『エミリーアイズ』の上映に。

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「見えました。人質が監禁されている場所は……」

映像などの視覚情報のみで事件を解決に導く、滝さん演じるエミリー(滝さん)。
作中では議員夫人の誘拐事件に挑みます。

犯人のプロフィールや飼っている猫の種類、人質がいた部屋のエアコンの型番、人質の口に張られていたガムテープの種類などなどをスラスラと読み上げるエミリー。

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滝さん「あんなにスラスラしゃべれない。自分じゃない感じでした(笑)」
台本には3ページほど滝さんのセリフが連なっていたそうです。

梶さん「最初は長まわし(全編ノーカット)で撮ろうと思ったんですが、あれだけの長ゼリフを覚えてもらうのは無理なのでやめました。その分いい表情は撮れたかな」

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作中では目元のアップなど、趣向を凝らしたアングルが多用されていました。

「(滝さんは)正面から寄って撮るとスゴくいいなと思った。グラビアアイドルだから、どこから撮ってもかわいいとは思いますが……」と梶さん。
イベントの冒頭で「女優さんをきれいに撮る秘訣はその女優さんをどれだけ監督として愛せるか」ともおっしゃっていました。

小林さん「(エミリーアイズは)マンガの原作にできそうですね」
梶さん「ドラマ化したいですねえ。そしたら小林さん脚本で吉田くんに撮ってもらって」。

以上で全作品の上映は終了。

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イベントの締めはプレゼント抽選会。

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吹きガラス教室に通っているという滝さん。
きょうのための『ARI×3』をイメージされた作品など、このイベントならではのプレゼントをふるまっていました。

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「3人の監督に撮ってもらって、こういう場も設けていただいて。また『ARI×3 2』(アリサン・ツー)ができるようにがんばります!」

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終演後の様子。監督を務めた出演者の方々と来場者のみなさんによる交流が行われていました。

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壇上では滝さんのサイン会および握手会。最後までエミを絶やさない滝さんでした。

(ライター・田村R)